先天的に色の見え方が違う色覚障害者に配慮した表示「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」の普及を目指すセミナーが7日、東京都内で開かれた。積極的に取り組む企業が実例を紹介、参加者らは「誰もが分かりやすい色づかいを当たり前にしたい」と訴えた。 冒頭で啓発を進めるNPO法人「カラーユニバーサルデザイン機構」の渡辺俊介さん(30)が講演。トイレの男女表示や電子掲示板などが色覚障害の人にとって、識別しにくい色で表示されている例を挙げ「色の見え方や認識は人により異なる」と色のバリアフリーを進める必要性を訴えた。
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