文部科学省がまとめた2016(平成28)年度の「学校保健統計調査」(速報)で、視力が「1.0未満」の子どもの割合が、小学校から高校を通じて過去最高となったことがわかりました。視力低下の背景には、子どもの間でスマートフォン(スマホ)が普及したことにより、小さな画面を長時間にわたり見続けるような生活習慣が広がったことが考えられそうです。一方、むし歯のある子どもの割合は、中学校と高校で過去最低となりました。食生活に対する保護者の意識の高まりがうかがえます。 スマホの普及なども影響か 調査は2016(平成28)年4~6月に、国公私立の幼稚園から高校までの子ども全体の25.3%に当たる約344万人を対象に実施しました。 裸眼視力が「1.0未満」の子どもは、幼稚園が27.94%(前年度比1.12ポイント増)、小学校が31.46%(同0.49ポイント増)、中学校が54.63%(同0.58ポイント増)、高
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