日本の音楽業界なるものはほぼ消滅し、「HeyHeyHey」や「うたばん」はなんかよく分からない懐メロ番組になってしまった。最も大きな原因はダウンロード販売への移行に失敗したことだ。Apple社がその流れを牽引し、iTunes Music Storeで購入した音楽をiPodに入れて聞くというスタイルが海外では定着した。日本は既得権益でがんじがらめになっており、その流れに上手く乗れなかった。絶対に乗らなきゃならないビッグウェーブに乗れなかったので溺れ死ぬだけとなった。 Apple社は今度はiPadを導入し書籍業界をダウンロード販売へ移行させようとしている。しかし書籍はインターネットに書いてあることと中身は大体同じで、インターネットのコンテンツは無料なので普通に書籍をインターネットにもっていくと食われて消滅するだろう。書籍のインターネットに対する優位性としては、有料であるが故に、引用してもその本
ジッパー、トランポリン、エスカレーター――いずれも商標が一般語化した例だ。 「google」という言葉も、同じような道をたどりつつある。最近では「googleする(ググる)」という言葉が、Merriam-Webster辞典やOxford English辞典で見出し語になったことが話題になった。これら辞典では、googleは「GoogleでWeb検索する」ことを意味する動詞として定義されているが、ググるという言葉をWeb検索一般を指して使うインターネットユーザーも見られる。 こうした状況を受け、Googleは改めて「GoogleはGoogle Inc.およびその検索技術とサービスを特定する商標である」と強調し、「Google」という言葉をGoogle Inc.とそのサービスを指す場合にのみ使うべきであると明言している。 同社はこれについて、用例を挙げて説明している。 例えば、「わたしはGoo
最近、foursquareを始めた。 もちろんご多分に漏れず、IDEA*IDEAさんの記事に触発されてである。 記事が出てからすぐに登録し、一週間ちょっと使ってみたのでエントリを書いてみようと。 ちなみに上記記事に触発された同士が非常に多かったようで、登録してしばらくは見ず知らずの人からフレンド申請がどんどん来ていた。 (ただ、ここ2~3日でかなり「一巡」した感はある) そういうこともあって、既にブログでのレビュー記事などが色々と出まくりなので今更感はあるのだが・・・。今のところiPhoneの公式アプリから使っている人が多くAndroidから使っている人は見かけないこと、見たところiPhoneとAndroidのアプリのLook&Feelが全然違うっぽいことから、敢えて「androidから使う」という切り口でエントリしてみる。 (ちゃんとAndroid用公式アプリがあるのが素晴らしい) fo
私が会社を立ち上げたきっかけは、クラウド技術で普通の生活、特に家族の生活をより便利にしていきたいという思いからでした。 そして、まず毎日の生活をチェックするサービスとしてChanTo.me(チャント・ミー)を立ち上げました。 このサービスでダイエット、禁煙、禁酒、日誌、読書記録など自分でチェックしたい項目を作成し、毎日記録する事ができます。 ただ、このサービスは単に情報を残すだけではなく、家族や社会とのコミュニケーションのきっかけになる事を期待しています。 さて、このChanTo.meを使って家族の思い出を残してみませんか。 といっても、何かあるたびにChanTo.meに書きこむだけだときっと三日坊主になってしまうことでしょう。 そこで、もっと手軽に思い出を残せるツールと連携して、思い出を残す事ができます。 ChanTo.meでは、位置情報共有サービスのFoursquareと写真共有サービ
民主党と自民党が消費税増税合戦をすることになって、もはや動かしがたい流れとなった税制論議だが、当ブログが何度も繰り返し主張するように、日本の税収で一番不足しているのは所得税である。 財務省のウェブページに、租税負担率の内訳の国際比較が出ている。 http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/021.htm (註:現在はリンク切れ=2012.1.26追記) リンクを張っただけでは、読者の多くはリンクに飛んでご覧いただくことをしないと思うので、下記にリンク先に掲載されているグラフを示す。欧米諸国と比較して、日本の個人所得税負担率が低いことは一目瞭然である。 そして、なぜ日本の所得税収が少ないかというと、それは超高所得者が応分の負担をしていないからである。それを示すのが、同じく財務省のウェブページに掲載されている、平成19年度の申告納税者の所得税負担率のグラ
検索システム「ウェブキャットプラス」の更新版。サイト上の「書棚」に検索で見つけた本を並べたり、その本と関連する本を検索したりできる 単語や文章を入力すると、約1940万冊の中から関連する書籍を探し出せる検索システム「ウェブキャットプラス」が、21日からインターネットで無料公開される。国立情報学研究所が、主に研究者向けに公開していた検索システムの収録数を約200万冊増やし、一般の人が使いやすいように全面的に更新する。 同研究所の高野明彦教授らが設計。2千万冊近くという収録冊数は書籍検索データベースとして国内最大級。大学図書館約1千館の蔵書940万冊や新刊書120万冊、洋書890万冊、国立国会図書館の蔵書467万冊などの書籍データを整理・統合した。 利用者が単語や文章を入力し、検索結果の中から読みたい本を選ぶと、書名などの書誌情報や、要旨、目次などが表示される。サイト上に自分専用の「書棚
2010年06月20日09:04 カテゴリ本経済 国家資本主義の呪縛 政府の「新成長戦略」をみると、依然として「環境産業や健康産業で成長する」という類のターゲティング政策が並んでいる。このように政府がビジョンを打ち出して民間を指導する国家資本主義は、先進国ではとっくに終わっているのに、今ごろ「よい公共事業」という形で墓場からよみがえるのは困ったものだ。本書は世界の国家資本主義を概観したもので、その中心はもちろん中国である。 健全な民主主義が機能している国では健全な資本主義が発達するが、その逆は必ずしも真ではない。かつての韓国や台湾のように、民主主義がなくても「開発独裁」によって成長することができる。目的が明確で資本の足りない後発国で「追いつき型近代化」を急速に進めるには、国家資本主義で戦略産業に資本を集中することが効率的である。 中国やロシアは、かつては軍事的脅威だったが、今は経済的脅威で
さて、前回はアイデアに関わる4つのプロセスを紹介しました。今回はそのファーストステップでもある「準備」に注目してみたいと思います。準備というのは、言い換えれば「問題設定」とも言えます。適切な問題設定がなされれば、発想は大変やりやすくなります。もちろん逆もまた然りです。さて、問題設定を行う際に必要なものはなんでしょうか。 私が考えるたった一つのシンプルなツールは 「?」 です。問題設定の本質は、この「?」を持てるかどうかにかかっています。 人とコンピューターの差 コンピューターと人間は異なった能力がありますが、その中でも「疑問を持つ」というのは人間だけが持てる能力の一つです。偉大なる芸術家のピカソは 「コンピューターは役に立たない。答えを出すことしかできないからだ」 という言葉を残しています。 問題を設定するのはいつでも人間の役割です。必要は発明の母という言葉がありますが、それに習えば「疑問
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