夫の死から4年後に生まれた双子 遺体から採取した精子を使った人工授精で双子が誕生した。 ベトナムで初めての、この出来事の主人公は、ハノイに住んでいたNさん夫婦である。 夫Nさんは2010年、自宅近くで鉄道事故に遭い、亡くなった。まだ30歳にもならぬ若さだった。同じ年頃の妻Dさんは、博士号を持ち、ハノイの大学で教鞭をとる。 突然に断ち切られた結婚生活。2人が夫婦として暮らした時間は、本当に短かった。5年あまり交際していたが、その5年間も彼女はフランスに留学していた。帰国し、結婚して1年ほどしたところで、また彼女は博士論文をまとめるために6カ月ほど渡仏した。最初の娘が6カ月にもならないという時に、父親である夫が、痛ましい事故で帰らぬ人となった。 病院の遺体安置所で彼女は、何か夫の思い出を残すことはできないかと考えた。思い立ち、フランスに電話をかけ意見を聞き、番号案内1080から、ハノイ市内の男
「(若手研究者らの能力を伸ばすためにも)失敗を許す風土をつくらなければならない」「ギャンブル(のような思い切った研究)をする人が増えればいい。研究者はまじめすぎる」 筑波研究学園都市の五十周年を記念し、十一月二日につくば市内で開かれたシンポジウムで、地元の独立行政法人の理事長らがつくばの将来像を語り合い、研究者たちにエールを送った。 しかし、つくばには身分が不安定で、それどころではない研究者もいる。民間の研究所に勤める非正規職員の男性(44)は「この一年間は給料をもらえるが、その後は分からない。(独立行政法人や企業などが)公募している研究職が少なすぎる」と嘆く。 男性は東北大から東工大院に進学し、博士号(ドクター)を取得後、つくば市内の産業技術総合研究所や民間の研究所で非正規職員として勤務し、省エネにつながる材料の開発・研究などに取り組んできた。いわゆる「ポスドク」(博士号を取得後、正規の
あなたが歴史に関心を持っているならば、「AHA Today」が紹介しているTEDのプレゼンたちを見てみるのは悪くないだろう。アメリカ歴史学会(AHA)は、デジタル・ヒューマニティーズの動向や、ポスドク問題などわれわれにも馴染みの深い問題を追っているが、そんな彼らがご存知TEDから10のプレゼンを選んでいる。 ケン・ロビンソンやハンス・ロスリングのプレゼンはTEDの中でも有名なものだし、ファーガソンは日本でも最近少しばかり有名になってきているが、個人的には初見のものも多く興味深かった。 ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」 スティーブ・ジョンソンの感染地図 リズ・コールマン「リベラルアーツ教育再考」 ニーアル・ファーガソン:繁栄のための6つのキラー・アプリ ジャン=バティスト・ミシェル: 歴史の数学分析 二ール・マクレガー: ある物体 2600年の歴史 Why Women
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