県立図書館と高知市民図書館を合築整備する新図書館に併設が予定されている「科学館」(仮称)の第5回基本構想検討委員会(委員長=町田吉彦・高知大名誉教授=ら10人)が7日、高知市内であった。事務局側は「科学館にはプラネタリウムの設置が必要と考える」とする中間報告書案を提示した。 プラネタリウムの機能について、報告書案では「プラネタリウムを活用すると、宇宙旅行を疑似体験することなどが可能で、子供から大人まで楽しく天文や宇宙を学習することができる」と明記。芸西天文学習館との連携も勧めていく計画だという。 報告書案によると、科学館の延べ床面積は1500平方メートルで、展示エリアや実験・学習エリアなどで構成されている。展示エリアでは「見て、触れて、感じて、作って、学び遊ぶ」をコンセプトに、常設展示では、生命・自然環境▽宇宙・地球▽郷土の未来と科学技術の三つのゾーンに分けて行うとしている。 この日、委員