Vol.58 「海外における高等教育に関する動向」 (平成25年4月分) 日本学術振興会 【目 次】 1.米国 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P1 1-1.連邦政府や全国的な大学団体等に関するもの(ワシントン研究連絡センター) ① Inside Higher Ed 社、学長に対する年次調査を実施(3月1日) ② 州立大学在籍学生数は安定ながら、学生 1 人あたりの政府助成額は減少(3 月 6 日) ③ NSF、理数系大学院教育に関するイノベーティブなアイデアを現役の理数系大学院生 から募集(3 月 7 日) ④ NSF 2011 年度採択の研究課題の約 1.5%に盗作の疑い(3 月 8 日) ⑤ NSF 長官代理にコーラ・マレット氏が就任予定(3 月 11 日) ⑥ 教育省、大学情報を提供するオンライン・ツールを改良中(3月15日) ⑦ オバマ大統領、
平成23年度から「基盤研究(C)」、「若手研究(B)」、「挑戦的萌芽研究」の3種目について、基金化により研究費の年度の制約が撤廃されました。平成24年度の政府予算案においては、新たに「基盤研究(B)」、「若手研究(A)」の新規採択分についても基金化が導入されます。 新たな2種目については、各課題の研究費総額のうち500万円相当を基金から、残額を補助金から助成する形になります。基金分に残額が生じても事前の繰越し手続きなく次年度での使用が可能になります。また、500万円相当の基金の範囲内になりますが、翌年度以降の研究費の前倒しが可能になります。 1つの研究課題の中に補助金分と基金分があるというものですが、実質的に研究費の年度による制約は大幅に緩和される効果があると思われます。 本会としては、できるかぎり研究現場における手続きが煩雑にならずに、基金化導入のメリットが最大限に活かせるような仕組みに
独立行政法人 日本学術振興会 研究事業部 研究助成企画課、研究助成第一課、研究助成第二課、研究助成第三課、 研究事業課 〒102-0083 東京都千代田区麹町5-3-1 詳細はこちら
「私と科研費」は、科研費の広報活動の一環として、これまで科研費によって研究を進められてきた方々や現在研究を進められている方々の科研費に関する意見や期待などを掲載するため、平成21年1月に新設したものです 毎月1名の方に原稿を執筆していただきました。(115号で終了) 私が初めて科学研究費補助金の恩恵にあずかったのは、京都大学理学研究科大学院の博士課程の頃である。修士課程の頃は、京都大学霊長類研究所の共同利用研究費をいただいて、日本列島各地のサルの外部形態や社会構造を調べて歩いていた。それが一段落してやっと修士論文を投稿すると、指導教員の伊谷純一郎先生からアフリカでゴリラの調査をやってみないかと声をかけられたのである。二つ返事で私はゴリラをやることに決めた。ニホンザルより人間に近い類人猿の調査をやってみたかったし、チンパンジーはすでに多くの先輩たちが調査をしていた。ゴリラは1950年代の終わ
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