"頑張ってもどうしようもないことが多いけど、くじけちゃ駄目だし、泣いてちゃ駄目だし" 90年以上前、我慢した先の豊かな生活を夢見てカナダへ移民した日本人たち。しかし当然有色人種だからと有形無形の差別をされ罵られる。かといって真面目に働けば働くほど、現地民の仕事を奪う形になり一層疎まれ、生活も楽にならない。当時の在カナダ日本人たちの光の見えない生活と鬱屈とした感情を晴らすことができる可能性があったのは、"母国"を知らない移民2世代目が中心の「万年最下位の移民日本人野球チーム」のみ。1世代目のオヤジたちが若者に怒鳴る、「白人に負けるんじゃねえぞ!」「今度は勝ってくれよ!」 「有色人種」頭ではわかっていても日本という恵まれた国柄上、どこか他人事に捉えていた人種差別。日本人も黒人と同じ(近い)目に遭っていたのを映像で観せられるとインパクトが違った。これこそ映画の醍醐味。そこに野球というスポーツがど
映画『ビリギャル』の感想です。みなさん、朗報です。ウンコ我慢してる有村架純ちゃんが見られます。 追記:関係者の皆様申し訳ありませんでした、謹んでお詫び申し上げます。 映画 ビリギャル Blu-ray プレミアム・エディション 出版社/メーカー: 東宝 発売日: 2015/11/18 メディア: Blu-ray この商品を含むブログを見る というわけで映画『ビリギャル』の感想文です。始めに前提としてこの物語は映画の冒頭でも語られているとおり「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」だと思うじゃん?思うじゃないですか。違います、違わないんですけど、まずこの考えを捨てて下さい。 その固定観念でこの映画を観てしまうと、いわゆるありがちなサクセス・ストーリーの一つにしか過ぎません。アンビリバボーか金スマでやってろ(やってた)って言いたくなります。そう、この物語は「受験」を
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