"運命は戦士にささやいた、 嵐には逆らえないと。 戦士はささやき返した、 わたしが嵐だ。" 冒頭のこの合言葉、嵐を呼ぶイーサン・ハント自身を表しているようで最高にかっこよかったな。有名な引用句らしい。 <脚本が混み入っているのだけが残念。> シリーズとしては異例の前作と同じ監督が続投なので感想としては、ほぼ同じ。 トムの骨折で話題になったビル間ジャンプや、トム自身が操縦を覚えたというヘリコプターチェイスなど、ほとんどノースタントというアクションシーンは超一級品と改めて感心したし、IMFチームによる複数回のどんでん返しにはまんまと「してやられた」。こんなに様々なアクション映画が溢れているのに、前作と同クオリティかそれ以上のエンターテイメントを届けたというのはすごいことだと思う。 ただし短所も前作と同じで、シンジケートやアポストルだとかジョン・ラークだとか、実体の見えない悪のキャラクターや組織