イラク政府軍がイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の主要拠点である北部モスルの奪還作戦を進める中、ナブルス地区から逃れる家族(2017年3月12日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE 【3月13日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の主要拠点であるイラク北部モスル(Mosul)の奪還作戦を進めているイラク政府軍は、市外につながる最後の道路を制圧し、ISの戦闘員を市内に閉じ込めた。米主導の対IS有志連合の特使が12日明らかにした。 有志連合の調整役を担う米国のブレット・マクガーク(Brett McGurk)特使はイラクの首都バグダッド(Baghdad)で記者会見を開き、「モスル北西のバドゥシュ(Badush)のイラク陸軍第9部隊が昨夜、モスルと市外を結ぶ最後の道路を制圧した」と述べた。 現在、モスル西部ではイラク軍や政府側の民兵が、市内では2つの特殊部隊と連