参院選の各党の公約から、関心のある分野を探し出せる仕組みが、インターネット上に次々に登場している。 「この公約を読んでみるといいにちがいないワン」 ツイッターに6月末、登場した「マニ犬」(maniinu)。気になるテーマを尋ねると、その言葉を自動的に公約の検索システムにかけ、出た結果から該当する部分をつぶやき返してくれる。時折「見つからないワン」と謝ることもある。開発したのは静岡大学情報学部佐藤哲也准教授の研究室。 インターネット会社「イーハイブ」(福岡市)は、iPadやiPhone向けの政策閲覧アプリを無料で公開。6月末から参院選向けも追加され、「子育て」「年金」など政策ごとに、各党の公約をほぼ原文で読むことができる。 ヤフージャパンの参院選特集のページでは、政党名を伏せ、「雇用」など項目ごとに自分の考えに近い政策を選んでいくと、最後に政党名がわかる「マニフェストマッチ」を実施。