紀伝体と編年体、両者の長所と短所や、その魅力は何でしょう? . まずは私見を述べます。 正史とされる『史記』の紀伝体とその後の正史は、その長所として人物の業績が掘り下げ評伝され、平板でない「立体的な歴史」を提示していると思います。 短所としては時系列でないため流れがつかめなく、整合性がない場合もあります。 もっとも複数の立場より、多少の食い違いがあって当然です。 読み手の力量を問い、どのように体系的に理解するのかが魅力なのでしょうか? 編年体は、逆に時系列に『春秋』『春秋左氏伝』から、司馬光の『資治通鑑』、平易とされる『十八史略』などは「歴史の文脈(コンテクスト)」が捉えやすい長所があると思います。 短所としては、複眼的な示唆を与える余地が少ないことでしょうか? 西洋でもプルタルコスの『対比列伝』(個人的には結構無理な人物対比が多い気がする…)などありますが、基本的に歴史書は編年体で、ヘロ
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