【ワシントン時事】ヒラリー・クリントン前米国務長官は4日、カリフォルニア州での会合で、プーチン・ロシア大統領がウクライナへの軍事介入をロシア系住民の保護を理由に正当化しようとしていることについて「(ナチス・ドイツ総統だった)ヒトラーが1930年代にやったこと(と同じ)だ」と批判した。 5日付の地元紙ロング・ビーチ・プレス・テレグラム(電子版)が報じた。クリントン氏は「ヒトラーは(当時の)チェコスロバキアやルーマニアに住むドイツ民族が公正に扱われておらず、保護する必要があると言い続けた」と指摘。プーチン氏に関し「偉大なロシアの復興が自分の使命だと信じている」とも語った。