女性のスカート内を盗撮したとして8月に千葉県警に逮捕された県警捜査4課長補佐で警部の岡田誠容疑者(45)のDNA型が、県内で数年前に起きた強姦(ごうかん)事件の遺留物と一致したことが、捜査関係者への取材でわかった。県警は岡田容疑者が事件に関わっている疑いがあるとみて調べている。 捜査関係者によると、数年前に女性宅に見知らぬ男が侵入し、女性に乱暴する事件があった。当時、現場で採取された男のものとみられる遺留物のDNA型を確認したところ、岡田容疑者と一致したという。 岡田容疑者は8月12日、千葉市中央区の京成電鉄京成千葉駅構内の上りエスカレーターで、前にいた女性のスカート内をスマートフォンで撮影したとして、県迷惑行為防止条例違反(盗撮)容疑で現行犯逮捕された。その後、6月30日に県内の女性宅敷地内に侵入し、浴室の窓からスマホで女性を盗撮した疑いが強まり、今月1日に同容疑などで再逮捕された。