真心をこめて御調理する「神様の食事」が日本料理の原点 一番おいしいもの、美しいものを神様に 御神酒(おみき) 稲穂 御塩 行事食 ~日本の年中行事と食文化~ 伝統的な食文化とは 「和食」の 4 つの特徴 主な年中行事と行事食 日本人は古来、四季折々の祭りを大切にしてきました。祭りというと、氏子が神輿を担いで町内を練り歩く光景を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし、祭りで最も重要なのはその前に執り行われる「神事」。その神事は神に食べ物を供えること、すなわち「神饌しんせん」から始まります。。 神様と人間をつなぐ重要な役割を持つ「神饌」 祭りとは、神々を崇め尊び、慰めながら除災を願い、豊作豊漁を祈る儀式。日本人は「神は自然の中に宿る」という信仰を持っていますから、祭りを始めるにあたってはまず、食べ物を供え、神様をお招きしなければなりません。 一連の儀式の後、お供えした食べ物を神様とと