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トニーニョ・オルタの検索結果1 - 12 件 / 12件

  • 21世紀のブラジリアン・ジャズ ディスクガイド with PLAYLIST|柳樂光隆

    日本では2010年ごろ、アントニオ・ロウレイロの1stが(音楽評論家の高橋健太郎により)発見されたことから徐々にブラジルの音楽シーンの新しい世代に注目が集まるようになった。そこからアントニオ・ロウレイロを中心としたミナスやサンパウロのミュージシャンたちによるシーンの存在が明らかになり、ハファエル・マルチニやフレデリコ・エリオドロら、個々のミュージシャンについても情報が届くようになっていった。 その後、アントニオ・ロウレイロやハファエル・マルチニらが日本のレーベルからアルバムをリリースするようになったり、来日公演をするようになったり、ちょっとしたブームのような状況にもなり、小さな盛り上がりを見せた。くるり主催の京都音博に2015年にアントニオ・ロウレイロ、2017年にハファエル・マルチニ、アレシャンドリ・アンドレスが出演したのもそんな流れのひとつと見ていいだろう。 ちなみにその少し前に201

      21世紀のブラジリアン・ジャズ ディスクガイド with PLAYLIST|柳樂光隆
    • ザ・なつやすみバンド が聴く/選ぶ2019年ワールドミュージック年間ベスト|ニュース&インフォメーション|LATIN/BRAZIL/WORLD MUSIC|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net

      ・2019年を振り返ってどういう一年でしたか? 中川理沙(以下、中川) ザ・なつやすみバンドとしては小渕沢のスタジオで合宿をしてミニアルバム『Terminal』を作ったり、初めてビルボードでライブをしたり、1日3ステージを2日間やったり、町のお祭りでいつもの曲を盆踊りverにアレンジして演奏したり……色々チャレンジした1年でした。個人的には空気公団の山崎ゆかりさん、tico moonの吉野友加さんと『ユカリサ』というバンドを組んでライブやレコーディングを行ったり、ソロでプラネタリウムライブをしたりサポート的なこともいくつかしていたので新しい出会いや試みにずっとわくわくしていました。そしてあっという間に1年が過ぎ去りました。 MC.sirafu(以下、sirafu) 自分のバンド(ザ・なつやすみバンド、片想い)のリリースをひたすらやってた一年でした。まぁ毎年のことですが。 ・2019年に行か

        ザ・なつやすみバンド が聴く/選ぶ2019年ワールドミュージック年間ベスト|ニュース&インフォメーション|LATIN/BRAZIL/WORLD MUSIC|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net
      • interview Alan Kwan:台湾ゴールデンメロディアワード受賞ギタリストが語る香港のジャズ事情|柳樂光隆

        今後、香港を含め、近隣のアジアの国との繋がりができることを願いつつ、このインタビューを公開します。 取材・執筆・編集:柳樂光隆 通訳:染谷和美 ◉香港ジャズの先駆者ユージーン・パオとテッド・ロー――最初のあなたの先生だったEugene PaoとTed Loは香港ジャズにおける重要人物ですよね。彼らがどんな存在なのか聞かせてもらえますか? そもそもインターナショナルに活動をしている香港人のジャズ・ミュージシャンはその二人しかいなかった。テッドとユージンは兄弟みたいな関係で、テッドが兄って感じ。テッドはバークリー音大に留学していた人だからマイク・スターン、ジョン・スコフィールドとクラスメイトで交流があった。彼の話を聞くのはいつも楽しいんだ。 僕がギターを始めたのは子供のころ。なかなかうまくならなくて、とにかく素晴らしい人たちの演奏をたくさん聴かなきゃってことでいろいろ聴いていたらその二人の音源

          interview Alan Kwan:台湾ゴールデンメロディアワード受賞ギタリストが語る香港のジャズ事情|柳樂光隆
        • ミルトン・ナシメントやトニーニョ・オルタらが捧げる、偉大なるミナスの詩人へのトリビュート

          ミルトン・ナシメントやトニーニョ・オルタらが捧げる、偉大なるミナスの詩人へのトリビュート 2020-02-12 2020-02-15 Brasil, MPB, Music 2019, MPB, ブラジル, ブラジル音楽, ヴォーカル Love0フェルナンド・ブランチ。偉大なるミナスの詩人ミルトン・ナシメントやロー・ボルジェスの盟友として知られ、2015年に惜しまれながら他界した詩人フェルナンド・ブランチ(Fernando Brant)へのトリビュート・アルバム『Vendedor de Sonhos』(夢を売る人、という意味)がリリースされた。 本作にはフェルナンド・ブランチに縁のあるMPBを代表するアーティストが多数勢揃いし、彼が作詞した往年の名曲を色鮮やかに蘇らせている。 ミルトン・ナシメントやロー・ボルジェス、トニーニョ・オルタなど“街角クラブ”界隈の多くの名曲の作詞を担当したのが、本

            ミルトン・ナシメントやトニーニョ・オルタらが捧げる、偉大なるミナスの詩人へのトリビュート
          • 世界の快適音楽セレクション 2023年3月25日(トニーニョ・オルタ、サニー・チリングワース、ゴールドムンド、ジェフ・バックリィ、メット・アンリエット) - ラジオと音楽

            永遠(とわ)の音楽 Toninho Horta「Eternal Youth」 松村さんの選曲。ブラジルの有名なギタリスト:トニーニョ・オルタが1988年に出したアルバム『Moonstone』より。 ムーンストーン(限定盤) アーティスト:トニーニョ・オルタ Universal Music Amazon Sonny Chillingworth「Endlessly」 これも松村さんの選曲。三上さんも大好きなスラック・キー・ギター奏者のサニー・チリングワースの歌う曲。 Endlessly アーティスト:Chillingworth, Sonny Sony Mod Amazon Jeff Buckley「Eternal Life(Road Version)」 1993年にジェフ・バックリィ自身のプロデュースで録音された曲。1994年のファーストアルバム『Grace』に収録されているバージョンと比べる

              世界の快適音楽セレクション 2023年3月25日(トニーニョ・オルタ、サニー・チリングワース、ゴールドムンド、ジェフ・バックリィ、メット・アンリエット) - ラジオと音楽
            • ジャズ・トゥナイト 2022年6月4日(メアリー・ハルヴォーソン、ライアン・ケバリーズ・コレクティヴ・ド・ブラジル) - ラジオと音楽

              ホットピックス ニューヨークのブルックリンを拠点に活動するギタリストで作曲家のメアリー・ハルヴォーソンが2枚のアルバムをリリースしました。どちらも組曲になっていて、一つが『Amaryllis』というタイトル、もう一つが『Belladonna』というタイトルで、どちらも花の名前だそうです。 Mary Halvorson『Amaryllis』 6人編成。ギター:メアリー・ハルヴォーソン、ヴィブラフォン:パトリシア・ブレナン、ベース:ニック・ダンストン、ドラムス:トーマス・フジワラ、トロンボーン:ジェイコブ・ガーチク、トランペット:アダム・オファリル。 AMARYLLIS アーティスト:MARY HALVORSON NONESUCH Amazon Amaryllis Mary Halvorson『Belladonna』 弦楽四重奏:ミヴォス・ストリング・カルテットにギターが入っている編成。 BE

                ジャズ・トゥナイト 2022年6月4日(メアリー・ハルヴォーソン、ライアン・ケバリーズ・コレクティヴ・ド・ブラジル) - ラジオと音楽
              • 「現代のジャズ」を理解するための作品ガイド | ARBAN

                選・解説/村井康司 2000年以降にリリースされたジャズ・アルバムの中から、現代のジャズを知るためにぜひ聴いておきたい20作品を選んでみた。 ヒップホップやネオ・ソウルと親和性の強いもの、ジャンルを問わない広い意味でのアメリカ音楽(いわゆる「アメリカーナ」)に接近しているもの、アメリカ以外の国や地域からの斬新な音楽、ベテランの若手を起用しての果敢なチャレンジ、UKの若い世代のカリビアン系ジャズ、ラージ・アンサンブルの可能性、ジャズの伝統を新しいテクニックと発想で更新するもの、脱構築的なジャズ楽曲の解釈など、多様で多彩な「今のジャズ」のさまざまな側面を聴き取ってほしい。 もちろんここに挙げた作品以外にも、注目すべきミュージシャン、聴いておきたいアルバムは多数ある。ピアノならジェイソン・モラン、ヴィジェイ・アイヤー、シャイ・マエストロ、ジェラルド・クレイトン、ジェームズ・フランシーズなど、サッ

                  「現代のジャズ」を理解するための作品ガイド | ARBAN
                • ルイス・コールと刺激し合うよき相棒、ジュネヴィーヴ・アルターディが語る音楽遍歴 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                  この10年、世界中の様々なアーティストが影響源としてノワー(Knower)の名前を挙げてきた。ノワーはルイス・コールとジェネヴィーヴ・アルターディ(Genevieve Artadi)によるデュオ・プロジェクト。日本でお馴染みのルイス・コールと言えば、ファンクやジャズ、もしくはブラジル音楽や多重録音の印象があるが、ノワーはEDMの影響を受けたエレクトロニックなサウンドや展開が読めない突飛な構成などが特徴で、ルイス・コール関連の中でもかなり先鋭的なプロジェクトだと言ってもいいだろう。音楽における常識や定型、スタイル、更には音楽理論なども飛び越えるようなノワーの自由な音楽は今でもフレッシュであり、未だ謎めいている部分も多い。 ノワーの失われないフレッシュさや謎の多くに、ジェネヴィエーヴ・アルタディの特別な才能が貢献している。彼女は最初にリリースした『Genevieve Lalala』から、ブレイ

                    ルイス・コールと刺激し合うよき相棒、ジュネヴィーヴ・アルターディが語る音楽遍歴 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                  • 世界の快適音楽セレクション 2019年12月14日(マルセロ・コスタ、テリ・リン・キャリントン、マイラ・アンドラーデ) - ラジオと音楽

                    音楽の裏側を覗いて(渡辺亨) 今回はドラマーの新譜が紹介されました。 Marcelo Costa「NUMERO UM」 ブラジルのマルセロ・コスタ(Marcelo Costa)。享さんは10月にマリーザ・モンチの12年ぶりの来日公演を見に行って、その時にも同行していた方。12年前の来日公演にも同行していたそうです。マルセロ・コスタは、マリーザ・モンチをはじめカエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルなどほとんどの人との共演歴を持つ方だそうです。基本的に裏方の人ですが、今回初めてのソロアルバム。カエターノ・ヴェローゾ、ルル・サントス、トニーニョ・オルタなどが参加しています。リズムマスターなのでリズムのバリエーションが聞きどころ。1994年から1999年までの音源だそうです。新録ではなく、25年前からコツコツ1曲ずつ録音してきたもので、アルバムタイトルの「UM」は「1」という意味。第2段を出す予

                      世界の快適音楽セレクション 2019年12月14日(マルセロ・コスタ、テリ・リン・キャリントン、マイラ・アンドラーデ) - ラジオと音楽
                    • [2014.5] 新世代ミナス音楽 ⎯ 21世紀のクルビ・ダ・エスキーナ、その現代性と肥沃さを聴く|Nova Geração Mineira, Contemporaneidade e Erudição|e-magazine LATINA

                      [2014.5] 新世代ミナス音楽 ⎯ 21世紀のクルビ・ダ・エスキーナ、その現代性と肥沃さを聴く|Nova Geração Mineira, Contemporaneidade e Erudição [月刊ラティーナ2014年5月号掲載記事] 定期購読はこちらから。 1960年代末のミルトン・ナシメントを中心とするクルビ・ダ・エスキーナ(Clube da Esquina)・ムーブメントがロー・ボルジェス、トニーニョ・オルタなどミナス派の巨頭を輩出したように、2000年代初頭には自分たちのミナスの音楽シーンをスタートしようとする若い音楽家が集まり「ヘシクロ・ジェラル(Reciclo Geral)」という第一新世代が生まれた。このヘシクロ・ジェラルとはマケリー・カ(Makely Ka)、クリストフ・シルヴァ(Kristoff Silva)、パブロ・カストロ(Pabro Castro)、レオポ

                        [2014.5] 新世代ミナス音楽 ⎯ 21世紀のクルビ・ダ・エスキーナ、その現代性と肥沃さを聴く|Nova Geração Mineira, Contemporaneidade e Erudição|e-magazine LATINA
                      • [2021.06]【傑作『CHICHIBU』リリース】笹久保 伸 1万字ロング・インタヴュー|e-magazine LATINA

                        インタビュー・文●松山晋也 笹久保伸『CHICHIBU』 ギタリスト笹久保伸のニュー・アルバムがリリースされた。タイトルは『CHICHIBU』。生まれ育った秩父の文化や風土に徹底的にこだわってきた笹久保なれば、この正面きってのダイレクトなタイトルには逆に驚かされる。そして今作は、コラボ作なども含めたリーダー作としてはなんと通算30作目。経済的困窮を常日頃公言しつつも、創作意欲はまったく衰えを見せない。泳ぎ続けないと死んでしまうマグロのごとく、作り続けることでしか生きられない業を背負った音楽家なのだろう。今作でもネット等でサポーターを募っており、CDのジャケット裏には彼らの氏名が列記されている。 さて、今作の最大のポイントは、笹久保書き下ろしの全6曲すべてがコラボ・ワークであるということだ。他の音楽家とのコラボイションはこれまでも頻繁におこなってきたし、昨年出た前作『Perspectivis

                          [2021.06]【傑作『CHICHIBU』リリース】笹久保 伸 1万字ロング・インタヴュー|e-magazine LATINA
                        • ブラジルが生んだ秘蔵の名盤〈50s~00s〉:初CD化&入手困難盤全100タイトルが1000円で復活

                          廃盤や製造中止、限定盤完売、プレミア付きで取引されているアルバムも含め、ここ数年入手困難だったブラジルが生んだ裏名盤全100タイトルが低価格1,000円(税抜)で7月21日に発売。その全タイトルを5つに区切り、オリジナルの発売順にご紹介します。 *下記の5つをクリックするとその区切りの頭に飛びます ①ボサ・ノヴァ ②クラシックMPB ③現代MPB ④ジャズ・ブラジレイロ ⑤地方音楽 100タイトルの中、イヴァン・リンス『イヴァン・リンス登場!』『汽車を見送りなよ』は日本初CD化。 シルヴィア・テリス『Silvia(シルヴィア)』 ボサ・ノヴァの創始者アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、ヴィニシウス・ジ・モラエスらに多大なインスピレーションを与えたブラジル人女性シンガー、シルヴィア・テリスのセカンド・アルバム。1958年のボサ・ノヴァ・ムーヴメントの勃興と時を同じくして録音

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