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マティス展 2023の検索結果1 - 12 件 / 12件

  • 見果てぬ近代 2023年のマティス展(於東京都美術館)

    東京都美術館のマティス展にいってきた。回顧展だが、とくに1910年前後のマティスの作品群が、個人的にはモダンアートの歴史全体においてピークの一つだと考えているので、それらを見ることができたという意味においては展示に満足した。ただ、帰ってカタログの論考を読んでみて、思うところがあったので記事にしておく。 今回のカタログでは、近藤学氏、藪前知子氏、アラステア・ライト氏、岡崎乾二郎氏の論考が掲載されていた。アラステア・ライト氏以外の三人については日本の美術業界では著名なので知っていたが、ライト氏の名前はまったく聞いたことがなかった。どうもオックスフォード大学で美術史について教えている方らしい。 ライト氏の論考は「プリミティヴィズム––アフリカ芸術との出会い」という題で、マティスとアフリカ彫刻の影響について論じている。こういった文物がヨーロッパに入りこんでくるのは言うまでもなく帝国主義による植民地

      見果てぬ近代 2023年のマティス展(於東京都美術館)
    • nix in desertis:2023年6月に行った美術館・博物館(ブルターニュ展2つ,マティス展)

      SOMPO美術館のブルターニュ展。偶然か作為かはわからないが(事情を知っている人がいればコメント欄でご教示いただけるとありがたい),2023年の6月に西美とSOMPO美術館でブルターニュ展がかぶった。ブルターニュはフランスの辺境で独自の文化を維持した地域であり,近代になって鉄道が通ると観光地として人気を博すことになった。そこには都会化し,過度に洗練化されたパリとは異なる,粗野で素朴で敬虔な人々と,波高く険しい断崖に代表される荒々しい風景が都会に疲れた人々を出迎えてくれるのであった……という説明だけで気づく人は気づくところで,数々の絵画を鑑賞して感じたのは,どう考えてもこれは身近なオリエンタリズムである。しかも距離が近すぎるがゆえに当事者たちが気づきにくいたぐいの。とするとそこを批評するのが展覧会の役目なのではないかと思うのだが,どちらの企画展もその方向性での批評性は高かったとは言いがたい。

      • マティス展 東京都美術館 - おうつしかえ

        「マティス展に行きませんか」 「はい。よろしくお願いします」 ってことで、先日マティス展に行ってきました。実はツイッターでフォローしている方が緩募してて、手を上げようかどうしようか。いやいやほとんど絡んでもない人だし。ずうずうしいか。いやいやダメもとで。いやいや気持ち悪がられたらどうしよう?とか逡巡して手を上げずにいたのですが、あろうことか婚活サイトで知り合った人からの偶然のお誘い。え?婚活サイトの話?いやまたそれは別の機会に。え?そんな話は聞きたくない?そうですか。そうですよね 笑 (一人自虐ノリ突っ込み) マティス展。ワンフロア撮影OKで記念に残すには嬉しい対応。撮影NGの階で撮影する人に係りの方がすっ飛んで注意。掲示を見ずにまわりを見て撮影OKなんだ!と撮影してたら他の階でも撮影しちゃうよなぁ。 グッズは雑貨屋さん感のもあり、手に取りやすく充実。#マティス展 #東京都美術館 #上野

          マティス展 東京都美術館 - おうつしかえ
        • 【ライフ】2023年にやりたい100のコト - クマ坊の日記

          新年あけましておめでとうございます。本年も「クマ坊の日記」をどうぞよろしくお願いします。 今年、最初の記事は恒例の今年やりたい事シリーズです。いくつ達成できるのか楽しみです。今回は100コあげてみました。1日1コやりたいことがあれば前向きになれる。100コあれば一年間ハッピーで過ごせそう。何個叶うでしょうか。今年も楽しみです。 今年やりたい事 今年やりたい事 北海道に旅行に行きたい 伊豆高原でモコと遊びたい 日光東照宮に行ってみたい 娘と2人旅したい 妻と2人で焼鳥食べに行きたい 娘の新作パン、お菓子が食べたい カヌーかsupをモコと楽しみたい 家族でキャンプに行きたい 両親と旅行に行きたい 高尾山に登りたい 塩釜でお寿司食べたい 山形でさくらんぼ&蕎麦を堪能したい 福岡で水炊、寿司、ラーメン食べたい 秩父を小旅行したい 仁淀川でキャンプしたい 沖縄のブセナテラスに泊まりたい 温泉でのんび

            【ライフ】2023年にやりたい100のコト - クマ坊の日記
          • 【イベント】マティス展に行ってきた - クマ坊の日記

            上野で開催中のマティス展に行ってきました。若き日の作品から、最晩年の作品まで見ることができます。作品の一部は写真撮影もOKという太っ腹!時系列に作品を見ていると、自分のオリジナルな構図や描き方を追求してきた人だというのを感じました。そしてマティスという画家は最晩年に、自らのオリジナルを見出した画家のように感じました。大器晩成という言葉がしっくり当てはまります。素敵な展覧会でした。

              【イベント】マティス展に行ってきた - クマ坊の日記
            • 【Bucket List】2023年に達成したことは37個!新たな目標を考える - クマ坊の日記

              今年ももう数日で終わりますね。年初めに「2023年にやりたい100のこと」と題して記事を書きました。今日はその答え合わせです。結果は100個中、達成できたのは37個!思い描いていたよりも、結構達成できました。願いを書き出すことで、意識するようになるのですかね。来年もやりたいことリストを考えてみたいと思います。 今年もクマ坊のブログにお立ち寄り頂き誠に感謝申し上げます。このブログは7年間も続けることができました。これも一重に皆様のおかげです。ありがとうございます。来年もマイペースで続けられたらと考えています。どうぞ良いお年をお迎えください。 www.kumabou.com 北海道に旅行に行きたい 伊豆高原でモコと遊びたい 日光東照宮に行ってみたい 娘と2人旅したい 娘の新作パン、お菓子が食べたい 温泉でのんびりしたい 富士山が見えるドッグランでモコと遊びたい 横浜F・マリノスの試合を3試合以

                【Bucket List】2023年に達成したことは37個!新たな目標を考える - クマ坊の日記
              • 近ごろの様子

                2024年5月 自分の個人ウェブサイト内でのここの呼称を「かつてTwitterとして知られていたプラットフォーム」で統一したい (12時35分) Firefoxに昔からあったので、大して調べずにoverflow-inlineプロパティーを使い始めたら、全然実装されていなかった (7時2分) 東西線の工事の日を確認しているが、関係なかった (8時1分) 隠したテキストは検索できないことがあるので、ちゃんと表示するようにした(v9.30.5) (7時33分) ソフトミント色のAirPods Proとか出たら買っちゃいそう (18時52分) Kindleのマンガが1000冊を超えてしまい、1冊500円とすると50万円だなと思い、ブックオフで売りたい (18時52分) Firefoxのプライベート・ウィンドウのタブでは、ダークモード対応のfavicon.svgでダークモード側が選択されるという学び

                  近ごろの様子
                • マティス展 Henri Matisse: The Path to Color

                  マティス展の公式サイトです。2023年4月27日(木)~8月20日(日)まで、東京都美術館で開催。

                    マティス展 Henri Matisse: The Path to Color
                  • 2024年のオススメ展覧会50選+α 印象派から マティス 雪舟 デ・キリコ 空海 法然 ポール・マッカートニーまで

                    2024年(令和6年)は、日本美術では、”かつてない”空海展、”雪舟展ではない”雪舟展、法然展、国宝「源氏物語絵巻」が大阪と東京で見られる徳川美術館展。西洋美術では、全国巡回する「印象派 ウスター美術館」やモネの睡蓮をはじめ、マティス展、デ・キリコ展、現代アートでは村上隆、塩田千春、音楽関係では坂本龍一展、ポール・マッカートニー写真展など、話題の展覧会・美術展がたくさんあります。2023年中に開幕したものを含め、美術展ナビ編集班が2024年に絶対に行きたい、見たいものを50展+αセレクトしました。2024年のスケジュールなどにご活用ください。(随時更新) 2024年の注目展50+αの一覧 【2023年開幕】 1 「キュビスム展」(国立西洋美術館)~1月28日(京都市京セラ美術館)3月20日~7月7日 2 開館記念展「皇室のみやびー受け継ぐ美ー」(皇居三の丸尚蔵館)~6月23日 3 「モネ

                      2024年のオススメ展覧会50選+α 印象派から マティス 雪舟 デ・キリコ 空海 法然 ポール・マッカートニーまで
                    • 超絶いぶし銀😎一炉庵「汐(しお)羊羹」 - 週刊あんこ

                      炎天下、東京都立美術館で「マティス展」を堪能した後、いい余韻のまま「御菓子司 一炉庵」(いちろあん)まで足を延ばした。背中が妙にこそばゆい。 約4年半ぶりの訪問。小さな店構え。 日本の和菓子界の中でも有数のプロフェッショナルな老舗で、四季折々(二十四節気)のクールな上生菓子は節気ごとに十数種ずつつくっていて、今もなお対面販売にこだわるなど、ディープなファンも多い。 和菓子界のマティスかも? だが、上生菓子は日持ちがしない。目の散歩だけを楽しみながら、ふと見ると、アートな包みの羊羹類(小サイズ8種類ほど)が目に入った。 背筋のピンとした女性スタッフ(4代目女将さん?)に尋ねると「こちらは賞味期限は一か月ほど」とか。応対がとてもいい。 全部食べたいところだが、悲しいかなそうもいかない。 で、一炉庵オリジナルの珍しい羊羹「汐羊羹(しおようかん)」と「和胡桃羊羹(わくるみようかん)」を一棹ずつ買う

                        超絶いぶし銀😎一炉庵「汐(しお)羊羹」 - 週刊あんこ
                      • いつかニューヨークに行きたい7月 - 情緒が基準で

                        ニューヨークで考え中の4巻が発売された。すでにちまちまと毎回webで読んでいたけどあの紙の漫画エッセイになっているのがなぜか大好きで今回もすぐに購入した。 ※ついでにインテリアの雑誌も買ったよの写真 近藤聡乃さんのエッセイ漫画はわたし的にvlogやはてなで読んでるブログに近くて「いつも生活覗かせてもらってます〜!」という気持ちで見ている。今回もとても良くてしばらくの間、と言っても2日で読んじゃったけど寝る前の安らぐ時間を取れたと思う。寝る前に本やエッセイ漫画のような紙のものを読むとリセットされる気がして、ニューヨークで考え中を買ってから寝る前に積み重なった本を読むようになった。「こういう本読んだ〜」とTwitterやブログに載せると満足してしまってその後しばらく読まなくなるムーブがわたしの中にあるので読んだ本はしばらく上げずに自分の中にそっと閉じておこうと思う。 4巻の発売に合わせてミヅマ

                          いつかニューヨークに行きたい7月 - 情緒が基準で
                        • nix in desertis:2023年7月に行った美術館・博物館(ガウディ展,古代メキシコ文明展)

                          近美のガウディ展。前回の展覧会の感想のマティス展でも書いたが,19世紀末の芸術家は修業時代が面白く,ガウディもやはりいろいろなものに触れて広く勉強している。歴史主義建築が流行った時代であるから過去の建築の勉強をみっちりしておくのには意味があり,特にスペインであればムデハル建築に触れられるのは強みであった。その中でガウディが関心を持ったのはゴシック建築らしく,ガウディの建築業のベースはネオ・ゴシック建築になっていったようだ。と同時に発想が理系よりと言えばいいのか,幾何学模様にも関心が強く,これが合わさって「両端を固定した紐を吊り下げて放物線上の形の建築物を構想する」パラボラ・アーチという奇抜な発想に至ったのだろう。その流れがよくわかる展示になっていた。 それがわかったところで展示の後半はガウディの超大作,サグラダ・ファミリアに焦点が当たる。このサグラダ・ファミリアも最初はガウディ以外の設計者

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