並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 5 件 / 5件

新着順 人気順

ランサンの検索結果1 - 5 件 / 5件

  • nix in desertis:2020受験世界史悪問・難問・奇問集 その1(上智大・慶應大)

    今年も無事に公開に至ることができた。協力してくれる方々に感謝を申し上げたい。今年は通常の校正者以外の手も借りないといけなくなるような問題もなく,比較的スムーズに進行した。 <収録の基準と分類> 基準は例年とほぼ同じである。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識から「明確に」判断を下せず,作題者の心情を読み取らせるものは,世界史の問題ではない上に現代文の試験としても悪問である。 奇問:出題の意図が見えない,ないし意図は見えるが空回りしている問題。主に,歴史的知識及び一般常識から解答が導き出せないもの。 難問:一応歴史の問題ではあるが,受験世界史の範囲を大きく逸脱し,一般の受験生には根拠ある解答がまったく不可能な問題。本記事で言及する「

    • 【絶対に解けない受験世界史】研究家に「地獄」と言わしめた難問、あなたは解けるか?(2020年度入試「慶応大法学部」より出題) | ゴールドオンライン

      本連載では、受験世界史研究家・稲田義智氏の著書『絶対に解けない受験世界史3』(パブリブ)より一部を抜粋し、大学入試で実際に出題された世界史の「難問」を紹介していきます。本書における難問とは、「一応歴史の問題ではあるが、受験世界史の範囲を大きく逸脱し、一般の受験生には根拠ある解答がおおよそ不可能な問題」。今回は、筆者が「大問レベルでは受験世界史の歴史の中でもワーストクラスの超難問ぞろい」と評する慶応大法学部の2020年度入試、その問題Ⅲより2問を取り上げます。ぜひチャレンジしてみてください。 ------------------------------------------ 問題Ⅲ [設問2] 下線部(イ)に関連して(編註:古マタラム朝),古マタラム朝が,ジャワ島中部に建造したヒンドゥー教寺院は(67)(68)である。(67)(68)に入る最も適切な語句を語群より選び,その番号を解答用紙の

        【絶対に解けない受験世界史】研究家に「地獄」と言わしめた難問、あなたは解けるか?(2020年度入試「慶応大法学部」より出題) | ゴールドオンライン
      • 車両も駅も中国流、「ラオス鉄道」開業直後の姿

        東南アジアの内陸国・ラオスを縦断する中国ラオス鉄道が2021年12月初旬、ついに開業した。線路は隣接する中国の雲南省へも直通し、いわば中国本土と東南アジアが鉄道でつながったことになる。折しもコロナ禍の影響で、旅客列車は当面、ラオス側国内を行き来するのみだが、ラオスの歴史に新たな1ページが加わった。 旅客営業開始に先立ち、12月2日は早朝から宗教儀式が行われた。10人を超える僧侶がプラットホームに並んで座り、安全祈願のお祈りをする光景は、鉄道施設の中で行われたにもかかわらず、まるで仏教寺院の内部での儀式のようだ。僧侶は電車「瀾滄(ランサン)号」の前頭部、そして車内を水を撒きながら清めた。ラオスではこうした僧侶による宗教的儀式が頻繁に行われる。 バス10時間の道のりが2時間に 一方、ラオス・中国政府合同の開通式は12月3日、オンラインで北京や昆明とつないで開かれた。目に見える形で成就した交通イ

          車両も駅も中国流、「ラオス鉄道」開業直後の姿
        • 【Laos =Luang Prabang】=精霊と黄金の仏たちが棲む古都、ラオス・ルアンパバーン。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

          遥かチベットに源流を発する大河メコン。その中流域に位置するラオス・ルアンパバーンは、14世紀から18世紀、ランサン王朝の首都として栄えた街として知られています。早暁、寺院から現れた僧侶たちが音もなく裸足で歩を進め、人々は歩道に座して喜捨をする。悠久の時を経ても変わることのない托鉢の光景が、いまもなお、日々繰り返され、民家の庭先には精霊が宿るとされる小さな祠。祈りに満ちた、静謐な古都の旅。 Contents. 街に息づく仏教との邂逅 世界で一番空爆された国 誰も支配できない信仰心 天地を繋ぐ鬱金色の古刹 ラオス初の世界遺産の町 静謐な秩序と人々の品格 街に息づく仏教との邂逅 その昔、ラオスがランサン、「百万頭の象の土地」 といわれた時代から 信仰されてきた上座部仏教。 この国ではいまも ブッダ本来の考えを踏襲した仏教教団(サンガ)が ほぼ忠実に継承され、 出家をして僧侶となれば 227カ条の

            【Laos =Luang Prabang】=精霊と黄金の仏たちが棲む古都、ラオス・ルアンパバーン。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
          • 精霊と黄金の仏が棲む古都、ラオス・ルアンパバーン。 - 言葉と記憶の小径。

            遥かチベットに源流を発する大河メコン。その中流域に位置するラオス・ルアンパバーンは、14世紀から18世紀、ランサン王朝の首都として栄えた街である。早暁、寺院から現れた僧侶たちが音もなく裸足で歩を進め、人々は歩道に座して喜捨をする。悠久の時を経ても変わることのない托鉢の光景が、いまもなお、日々繰り返され、民家の庭先には精霊が宿るとされる小さな祠、人々のどこまでも静かな言葉が交歓されていた(主に写真の記録として)。 右肩を出した着方をするのは20歳以下の「小僧さん」。どの寺院でも重厚な読経の声に子どもの声が混じる。 日本円で1000円前後(朝食付き)で泊まれるロッジが町中にある。シャワーは冷水のことが多いが、どこも清潔で快適。ラオスは日本と同じ、屋内では土足厳禁だ。床は常にきれいに磨き込まれている。 フランス植民地期に建設された旧王宮(現ルアンパバーン国立博物館)に安置される黄金の仏像「パバー

              精霊と黄金の仏が棲む古都、ラオス・ルアンパバーン。 - 言葉と記憶の小径。
            1