共同通信によるとウクライナのポドリャク大統領顧問は3日、ロシアとの2回目の停戦交渉で戦闘地域から一般市民を退避させる間、双方が一時的に抗戦を停止することで合意したことを明らかにした。3月4日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で、このニュースを受け、元外交官で作家の佐藤優氏はロシアのウクライナ侵攻の現状と今後の世界情勢について解説した。 野村邦丸アナ「佐藤さん、今の状況どう見てますか?」 佐藤「そろそろ終局面に近づいてきたと思います。今まで住民たちが外に出られなかった。住民たちが逃げてる間は停戦をするという合意ですから、その後、残るのは戦闘員。最後まで戦闘を続けるというのがウクライナ側の意思表示ですし、ロシア側も最後まで戦闘を続けるということですね」 邦丸「プーチン大統領は”すべての課題を達成しつつある”と自信を表明したとありますが、最終的にウクライナはどんな国になっていくのですか?」