並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 8 件 / 8件

新着順 人気順

一票の格差 衆議院 参議院 違いの検索結果1 - 8 件 / 8件

  • 民主党政権を今さら振り返る - やしお

    安倍首相の辞任表明とは無関係に、そういえば民主党政権ってどうだったっけと思って今月本を読んでみたのだった。 民主党政権 失敗の検証 - 日本政治は何を活かすか (中公新書) 作者:日本再建イニシアティブ発売日: 2013/09/21メディア: 新書 民主党が2012年末に下野した後、大学教授や弁護士らのプロジェクトメンバーが現役議員らにアンケートやヒアリングして、経済や外交など各分野ごとに民主党政権の来し方をまとめて2013年に出版されている。タイトルも「失敗の検証」だし、下野直後にまとめられていることもあって、どちらかというと成果より「どうして3年で崩壊してしまったのか」という内容になっている。 反面教師としての民主党政権 民主党の来歴(政権獲得まで) 民主党の来歴(与党時代) 民主党の来歴(政権を手放した後) 矛盾するアイデンティティ 党内ガバナンスの脆弱性 参院での不安定 マニフェス

      民主党政権を今さら振り返る - やしお
    • 書評|死にゆく民主主義のための処方箋|"They Don't Represent Us" by Lawrence Lessig - カタパルトスープレックス

      何かを議論するとき、何を原理原則とするかが重要です。何が目的で、何が手段なのか。例えば、日本は衆議院と参議院の二院制をとっています。何を目的として衆議院と参議院が分かれているのでしょうか。衆議院は何を代表して、参議院は何を代表しているのでしょうか。 ローレンス・レッシグの最も新しい著書"They Don't Represent Us"では政治を議論するときは「政治は人々を代表しているか」を原理原則とすべきだとしています。アメリカ合衆国下院は人々を代表しているのか。アメリカ合衆国上院は人々を代表しているのか。アメリカ大統領は人々を代表しているのか。ローレンス・レッシグの答えは「ノー」で、本書ではその問題点と解決策を提案しています。 They Don't Represent Us: Reclaiming Our Democracy 作者:Lawrence Lessig 出版社/メーカー: De

        書評|死にゆく民主主義のための処方箋|"They Don't Represent Us" by Lawrence Lessig - カタパルトスープレックス
      • 首相ディナビッグの誕生 - 首相ディナビッグの誕生(OjohmbonX) - カクヨム

        2033年、ディナビッグが日本国の内閣総理大臣に就任した。女装家の男性が首相となるのは日本初であり、海外メディアも「ドラァグクイーンがジャパンのPMに」と報じて話題をさらったのだった。 共産党が組み込まれたことも「ジャパンでコミュニストパーティが政権に」と話題になったが、正確には閣外協力だった。 ■来歴 ディナビッグは本名を朽木大膳(くちき だいぜん)と言った。新卒で大手商社に就職し、36歳の時に出版社が主催するエンタメ系小説の公募の賞を受賞して作家となった。必ずしも小説家への強い志があったわけでもなかった。筆名のディナビッグは、本名の「大膳」を英訳したビッグ・ディナーから、適当に決めたものだった。 38歳で商社を退職した後、公の場では女装で登場した。39歳で直木賞を受賞。受賞者記者会見でオネエ言葉でまくし立てる姿が世間に受け、様々なテレビ番組へ出るうちにテレビタレントとなっていった。既に

          首相ディナビッグの誕生 - 首相ディナビッグの誕生(OjohmbonX) - カクヨム
        • 駒村圭吾・待鳥聡史編『統治のデザイン』 - 西東京日記 IN はてな

          憲法というと、どうしても日本では9条と人権をめぐる条項に注目が集まりがちですが、国会、内閣、裁判所、地方自治といった日本の統治のしくみを決めているのも憲法です。 ケネス・盛・マッケルウェインは日本国憲法が他国の憲法に比べて条文数も文字数も少なく、規律密度が低いことを明らかにしましたが、そのせいもあって、90年代以降の、選挙制度改革、省庁再編、司法改革などは、憲法改正を行わずに可能になりました。 しかし、参議院改革などを行おうとすれば憲法の規定が問題になります。ある意味で、憲法に具体的な規定のあるぶんが改革されずに残ったという面もあるのです。 そんな憲法をめぐる問題に対して、政治学者と憲法学者が挑んだのが本書になります。構成としては、まずは政治学者が憲法の規定にとらわれずに各分野の改革について分析した後、それへのリプライという形で憲法学者が憲法上の位置づけや課題を論じる形になっています。 目

            駒村圭吾・待鳥聡史編『統治のデザイン』 - 西東京日記 IN はてな
          • ケネス・盛・マッケルウェイン『日本国憲法の普遍と特異』 - 西東京日記 IN はてな

            「75年間、1文字も変わらなかった世界的に稀有な憲法典」 これは、本書の帯に書かれている言葉ですが、今まで存在した成文憲法中、改正されないままに使われている長さにおいて、日本国憲法は1861年に制定されイタリア憲法に続いて歴代第2位です。日本国憲法は「特異」な憲法と言えます。 しかし、一度も改正せずに済んでいるということは、実は日本国憲法の内容が「普遍」的だったからとも言えます。 この「特異」と「普遍」について論じたのが本書です。 「日本国憲法は非常に短い」「統治機構について書かれた部分が少ないが改正の必要性の薄さにつながっている」といった主張については、著者がこれまで発表した論考などで知っている人もいるかとは思いますが、本書にはそれ以外にもさまざまな興味深い論点が盛り込まれており、非常に面白い内容になっています。 目次は以下の通り。 第1章 憲法の形と軌跡 第2章 憲法が変わるとき 第3

              ケネス・盛・マッケルウェイン『日本国憲法の普遍と特異』 - 西東京日記 IN はてな
            • 私たちは、ほかでもない自分たちの未来のために政治に関わる──与党支持、野党支持のZ世代たちによる自民党総裁選翌日の座談会 | elabo

              (こばやし・たかとも) 東京大学4年生。コロナで大学がオンライン化されたことや、予定していた留学に行けなくなったことなどがきっかけになり、政治家を志すようになった。いまでも無党派層という意識もあるが、当分の間は立憲民主党を支持する立場。 Twitter: @monsieur_absolu‍ (かぎろひ) 自民党支持の家庭で育ち、自民党を支持する21歳の大学3年生。尊敬する人物はムスタファ・ケマル・アタテュルク。好きな格言は「汝平和を欲さば、戦への備えをせよ」。さまざまな方の意見を知ることで視野を広げたいという思いから、この企画に参加。 ‍ (ましま・かなめ) 21歳。スパイスカレーとパンを愛するつぶあん派の大学4年生。食事の時間のために生きている。 ‍ (みっさん) 21歳。経済学部出身。行動経済学を学んでいる、めっちゃ明るいサブカル好き。 総裁選の結果をどのように見たか elabo編集部

                私たちは、ほかでもない自分たちの未来のために政治に関わる──与党支持、野党支持のZ世代たちによる自民党総裁選翌日の座談会 | elabo
              • 議員定数とは?議員定数は減らすべきなのか?

                国会、都道府県議会、市区町村議会には、それぞれ選挙で選ばれた議員がいます。そして議員の人数は決まっていて、その人数の上限のことを「定数」といいます。 国民や都道府県民や市区町村民のなかには、議員定数を減らしたほうがよいという意見があることはご存知でしょうか? 議員たちは、法律や条例という「とても重要なルール」を決めるので、本来は、議員が多いほうが英知や知見が集まりやすくなり、よい効果を生むような気がします。 にも関わらず、なぜ議員は少ないほうがよいかもしれないと考える人がいるのでしょうか。そして、そもそもなぜ、議員に定数があるのでしょうか。 本記事では、議員定数の削減論について考えてみます。また、「一票の格差」問題についても触れていきます。 お役に立てば幸いです。 国会議員の数について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。 国会議員は全員で何人いるのでしょうか。 また、どのような方法

                • 自伝的回想録の出版 | 悠々人生ブ ロ グ

                  このたび「元内閣法制局長官・元最高裁判所判事 回想録」という題名で、私の人生を振り返った次の書物を、弘文堂から出版する運びとなった。読者の皆さま方が、その人生を歩む上で、何らかのご参考になればと願っている。 (注) このうち「第5章 内閣法制局長官を辞する」以外は、このブログ上で公開していたものとほぼ同一である。 目 次 はしがき 第1章 波瀾万丈の幼少青年時代 第2章 通商産業省で激務の日々 第3章 家内と二人三脚で子育て 第4章 内閣法制局で知恵を絞る 第5章 内閣法制局長官を辞する 第6章 最高裁判所判事を務める 第7章 正に七転び八起きの人生 はしがき 国には、興亡盛衰というものがあるのは免れない。わが国も、あの悲惨な太平洋戦争で国全体が焦土と化したにもかかわらず、短期間に急速に立ち直り、私が大学を卒業した半世紀前には、アメリカに次ぐ世界第二位の経済力を誇るに至った。その頃は、高度

                  1