道路沿いの花壇にキチジョウソウ(吉祥草)の花が咲いていたので、撮らせていただきました。 キチジョウソウは、中国や日本の関東以西に自生するキジカクシ科の常緑多年草で、ヤブランににた感じの植物で、 地面から伸びた10cmほどの長さの赤紫の花茎に、穂状の花序になって、直径1cmほどの白い花が咲いています。 ヤブランに較べて、草丈が低く、目立たない花ですが、よく見ると可憐できれいな花だと思います。 名前は、「めったに花が咲かず、吉事があると咲く」という古い言い伝えから、「めでたい」の意味を持つ、キチジョウ(吉祥)とつけられ、 縁起がいい花とされます。 ただ、実際には毎年同じように咲くので、事実とは違っているようです。(^_^) お釈迦さんが菩提樹のもとで瞑想にふけったときに、この花が一面に生えていたなどの逸話もあり、仏教とのつながりも伺わせます。 写真で見るように、6枚の白い花びらが反り返り、雄し