北京冬季五輪、フィギュアスケート女子シングル・ショートプログラム(SP)。演技に臨むロシア五輪委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(2022年2月15日撮影)。(c)Kirill KUDRYAVTSEV / AFP 【2月17日 AFP】フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(Kamila Valieva、ロシア五輪委員会<ROC>)は、氷上では15歳らしからぬ落ち着きと大人っぽさを見せるが、北京冬季五輪のドーピング問題では10代の危うさも露呈した。女子フィギュア界では今、年齢制限や若いアスリートが十分に守られているかどうかについての議論が再燃している。 女子フィギュアスケートは以前から選手が若い傾向にあり、直近の五輪7大会で10代選手が6個の金メダルを獲得している。 今大会も例外ではなく、女子シングルは15歳のワリエワに加え、17歳のアレクサンドラ・トゥルソワ(Alexandra Tru