道都、札幌にある空港ながら、現在は小型機しか発着していない丘珠空港。将来性がありそうですが、どうなるのでしょうか。現在出されているさまざまな利活用案や、そのなかで実現が近そうなものなどを見ていきます。 2016年から「利活用」についての協議を実施 北海道の道庁所在地、札幌市にアクセスするさい、最もポピュラーなものといえば、新千歳空港から乗り入れる方法ですが、実は札幌市内にも空港は存在します。 それが、北海道民以外にはあまり知られていない「丘珠(おかだま)空港」です。とはいえその距離から大きなポテンシャルを持ちながらも、就航都市は、道内路線を中心に6つ。また、新千歳のような充実した空港設備をもっているわけでもありません。たとえば滑走路の長さは1500mと、JAL(日本航空)やANA(全日空)が用いているような、100席以上のジェット旅客機が日常的に発着するには、難しい長さです。 拡大画像 丘