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村上春樹 1q84 解説の検索結果1 - 13 件 / 13件

  • 今夜ノーベル文学賞発表 村上春樹はどうなる?受賞者を予想してみた(鴻巣友季子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    ノーベル文学賞は「世界翻訳文学大賞」? 今夜発表の受賞者を予想してみたノーベル賞の栄えあるメダル。世界最大の翻訳祭り いよいよ10月8日(木)の今夜、日本時間の午後8時に、ノーベル文学賞の発表がある。毎年毎年、村上春樹が獲る獲るとあおられて、みなさんいい加減、うんざりしているのではないか。 わたしは1990年代からもう25年ぐらい、ノーベル文学賞の「受賞者解説待機要員」としてウォッチャーをしているが、獲る獲ると言われながら何十年も受賞にいたらず亡くなった作家たちを何人も見ている。ウンベルト・エーコしかり、フィリップ・ロスしかり。世界にはそれぐらいたくさん同賞の「有力候補」がいるということなのだ。 だから、もう最初に言ってしまうと、今年というか当面、村上春樹が受賞する確率は高くないと思う。 「どうして? 今年は新しい短編集『一人称単数』も刊行されて好評なのに!」 と思われるかもしれない。とは

      今夜ノーベル文学賞発表 村上春樹はどうなる?受賞者を予想してみた(鴻巣友季子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • 「1Q84」~アラサー必読~:村上春樹 [感想][あらすじ][解説]

      はじめに今回は村上春樹が書いた「1Q84」について私🍏なりに、あらすじ、感想、そして解説をしていきたいと思います。 村上春樹の作品は独特の文体で綴られており、初心者の方は読みにくいと思うかもしれませんが一度読むとクセになり気づいたら読みすすめてしまう魅力が村上文学にはあります。 今回ご紹介する「1Q84」はハードカバー3冊と長く、内容も神秘的で不思議な物語が綴られていますが、気が付いたら本をめくる手が止まらなくなっているので村上作品の中でもオススメの作品です。 関連記事:「海辺のカフカ」の記事はこちら 「1Q84」を読む前に「1Q84」はジョージーオーウェルの書いた近未来小説「1984」を元ネタに書かれた近過去の小説です。 学生運動、宗教問題。日本がまさにカオスの世界に入ろうとしている時代背景。そして「1984」という作品はディストピアを描いた作品であり、ディストピアの世界とカオスな世界

        「1Q84」~アラサー必読~:村上春樹 [感想][あらすじ][解説]
      • <終了済み>【48%ポイント還元】「東洋経済新報社125周年セール」開催中です! : マインドマップ的読書感想文

        【はじめに】◆今日は朝から、非公式のKindleセールのご紹介を。 現在BookLive!では、東洋経済新報社さんの電子書籍2000冊以上を対象とした、「東洋経済新報社125周年セール」を開催しています。 まさかの月曜スタートということで、完全に不意を突かれたのですが、2日遅れで記事にできた次第。 ただし時間がなかったので、下記のようにアマゾンで「東洋経済」でググって、ポイント還元になっている作品をチェックし、お買い得本を抜き出した次第です(上位サムネイル及び下記リンクは、セール対象外がほとんどなので要注意!)。 Amazon.co.jp : 東洋経済新報社 なお、セール期限はBookLive!に合わせるとするのなら、「11月15日(日)」まで。 めったにセールを行わない版元だけに、この機会をお見逃しなく! 注:このセールは終了しました。 Kindle Paperwhite / kenmi

          <終了済み>【48%ポイント還元】「東洋経済新報社125周年セール」開催中です! : マインドマップ的読書感想文
        • オナニーから疑え ―〈男らしさ〉と快感―(『臨 格差の(さまざまな)デザイン』所収) - 落ち着けMONOLOG

          ホリィ・センです。友人の小峰ひずみhttps://twitter.com/cococooperativ1/が『臨(サイド)』という批評誌(?)を出したので、宣伝します。 僕はサクラ荘というシェアハウスをやっていることから小峰くんからインタビューを受け、「シェアハウス思想探訪」という物々しいタイトルの記事があります。 『臨(サイド)』から一つ記事を載せてほしいとのことだったので、僕は小峰くんの書いた「オナニーから疑え――〈男らしさ〉と快感――」という記事を転載します。笑えるながら、かなり真面目な記事です。 『臨(サイド)』の目次: 〇思考にとって「現場」とはなにか?――臨床哲学・再論――(小峰ひずみ) 〇中毒政治論――依存・ケア・回復・闘争――(小峰ひずみ) 〇二十一世紀の支援と代弁――現場から〈イタコ〉へ――(田中俊英) 〇少子化時代のフェミニズム――子育て VS 資本主義――(九照) 〇

            オナニーから疑え ―〈男らしさ〉と快感―(『臨 格差の(さまざまな)デザイン』所収) - 落ち着けMONOLOG
          • 平沢進の音楽世界観を多角的に紐解く - Music Synopsis

            ※当記事は文字数が9万字以上ある記事になります。 そのため、時間がある時に閲覧すること、また字数の関係上スマートフォンでの閲覧よりもパソコンやタブレット端末での閲覧を併せて強く推奨します。 ・はじめに これまで久石譲・菅野よう子といったメジャーでありながら知名度も抜群であり多大なフォロワーがいる、いってみれば名実ともに全員が納得できる偉大な大家について書きました。つまり大衆が愛すべき作曲家に焦点を当てました。しかし今回はすこし捻った特集を組みました。 マイナーだけど何故かメジャーアーティストとして有名という音楽版の諸星大二郎とでも形容すべき人物、つまりは平沢進です。まず音楽版の諸星大二郎とはどういう意味なのか、という点についてです。 同業者からは絶大な支持があるもののより広域的な範囲では知られていないという存在を形容するものとして「ミュージシャンズ・ミュージシャン」という単語があります。

              平沢進の音楽世界観を多角的に紐解く - Music Synopsis
            • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』日本映画の家族の解体と再生、日本文学の私小説、そして欧米50-60年代ハードSFの正統な後継者として(2) - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

              エヴァ見に米国から緊急帰国して約一か月。アメリカに帰国いたしました。『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』最高でした。庵野さん、カラーさん、ありがとう!。こんなアホに付き合ってくれた友人や、やさしく色々教えてくれたTwitterの人々に感謝を。これから隔離期間(苦笑)。すぐワクチン打つ。 pic.twitter.com/CbolvQwfox— ペトロニウス@物語三昧 (@Gaius_Petronius) April 21, 2021 『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』庵野秀明監督 1995年から2021年の27年間をかけて描かれた日本的私小説からSFと神話までを包含する世界最高レベルの物語(1) - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために その(2)です。4万6千字ぐらいあります。馬鹿すぎます。なんで、おれこんなにがんばっているか?それは、、、、自己満足です。満足したいんだよ、アウト

                『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』日本映画の家族の解体と再生、日本文学の私小説、そして欧米50-60年代ハードSFの正統な後継者として(2) - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
              • 映画「バーニング 劇場版」原作は村上春樹氏。あらすじと観ての感想。 - sannigoのアラ還日記

                こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。 だいぶ秋らしくなってきて、紅葉がきれいな茨城県の「竜頭の滝」などの景色がテレビに映し出される季節がやってきました。『読書の秋』『芸術の秋』ということで、今回は読書を絡めた映画の感想を書いていこうと思います。 最近ちょっとハマってしまって、続けざまに読んでいるのが「村上春樹」さんなんですが『1Q84』から始まり、『ノルウェイの森』『羊をめぐる冒険』『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』までで、まだまだ読みたいという欲望が身体に渦巻いている感じです。 村上春樹さんの小説がまさか映画化されていないよね?と軽く検察してみたら、すでに数本映画化されてるじゃないですか?これはいかん!ということで今回は村上春樹原作の「納屋を焼く」を原作の映画「バーニング 劇場版」を観てみました。 今回初めて観たつもりでしたが、実は衝撃的なラストの

                  映画「バーニング 劇場版」原作は村上春樹氏。あらすじと観ての感想。 - sannigoのアラ還日記
                • 新訳『1984』を読む (川端康雄)|研究社note

                  オーウェルの『一九八四年』(Nineteen Eighty-Four, 1949)の新訳が出たのでさっそく購入し、一読した。ジョージ・オーウェル『1984』(田内志文訳、角川文庫、2021 年)である。以下に「翻訳レビュー」を記す。ただし、一度読んだだけ(しかも一気読み)であり、以下で指摘する箇所をのぞけば、英語原文と細かく照らし合わせて吟味したわけではないので、本格的な評というよりは「感想文」に近いものであるということをまず断っておく。 表紙カバーはシュルレアリスムの画家ルネ・マグリットの油彩画《男の息子》(Le fils de l’homme, 1956 年。《人の子》とも訳される)を使用している(冒頭の図版、右下を参照。カバーデザインは須田杏菜)。低い石壁、水色の海と曇り空を背景に、白シャツに赤橙のネクタイ、ディムグレイの山高帽にコートという出で立ちの男性が直立しているが、目鼻口が葉

                    新訳『1984』を読む (川端康雄)|研究社note
                  • 映画『輪るピングドラム後編 僕は君を愛してる』ネタバレ感想&評価・考察 ピンドラが捉えた2010年代の孤独と絆は2022年でも有効か? - 物語る亀

                    今回は『劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM 後編 僕は君を愛してる』のレビュー記事……というか、個人的ピンドラ論になります! 今回は相当癖が強い記事になったねぇ (C)2021 イクニチャウダー/ピングローブユニオン カエルくん(以下カエル) 先に言っておくと映像や音楽の感想でもなければ『あのシーンはこういう意味で〜りんごは〜』というメタファー解説などの考察でもありません 主 人によっては、全く意味がない記事になるかもね カエル「ある意味、ピンドラを語る上では正しいのかもしれませんが……色々と癖が強い記事になっているので、そこを承知でご覧ください」 主「それでは、記事のスタートです!」 この記事が面白かったり、感想があればTweet、ブックマークをお願いします! 感想 ピンドラを語る際に引用したかった作品 微妙に噛み合わない幾原邦彦と主 作品論評 子どもブロイラ

                      映画『輪るピングドラム後編 僕は君を愛してる』ネタバレ感想&評価・考察 ピンドラが捉えた2010年代の孤独と絆は2022年でも有効か? - 物語る亀
                    • 自分のヴォイスをみつけるためのエクササイズ - 内田樹の研究室

                      ずいぶん前になるけれども、自分のヴォイスをまだみつけていない青年がいた。彼が自分のヴォイスで自分について語れるようになることが急務であるという状況だったので、3年ちかくにわたって「作文の個人授業」をした。最後の課題に返信がないままこの文通は中絶したが、それはたぶん彼がもう「エクササイズ」を必要としなくなるだけ自分の文体をしっかり手にしたからだろう。あるいは最後の課題が彼にはとても書きにくいものだっただけの理由かも知れない。 作文の会というところで「自分のヴォイスをみつける」という演題で話すことになったので、HDの筐底から昔のやり取りを掘り出して読んでみた。彼からの課題の「答案」は抜いて、私が出した課題だけをここにリストしておく。 作文教育について一助となるといいのだが。 O川さま こんにちは。内田樹です。 今日は遠いところを来てくれてありがとうございました。 君に必要なのは、身体と、言葉の

                      • セカイ系とSFはどう違っているのか? 『ほしのこえ』から『ガンダム』まで方法論を読み解く。 - Something Orange

                        「セカイ系」とは何なのか、たとえば「SF小説」とはどう違っているのか? その問いから始めて、『エヴァ』や『ガンダム』から『攻殻機動隊』、あるいは『進撃の巨人』といった傑作アニメに共通する「ワールドビルディング」という方法論を見ていきたい。 【「セカイ系」は「SF」の一種なのか?】 【セカイ系と「SF的リアリティ」の欠落。】 【SF小説は「ミクロ」が弱い。】 【ここが違う! 「SF小説」と「セカイ系」の落差。】 【ライトノベルも文学も。】 【「キャラ」と「キャラクター」の両立。】 【ライトノベルは「キャラ」中心。】 【『天冥の標』のキャラクター描写。】 【「世界の秘密」を探る物語が流行する?】 【物語への興味が「個人の内面」から「世界の秘密」へ移っている?】 【『ガンダム』の魅力は「世界」にあり。】 【「小世界」と「大世界」は補い合う。】 【「世界」とは「生きたひとりのキャラクター」。】 【

                          セカイ系とSFはどう違っているのか? 『ほしのこえ』から『ガンダム』まで方法論を読み解く。 - Something Orange
                        • 夫婦間のディスコミニュケーション / 「TVピープル」 村上 春樹 - 日々の栞

                          「TVピープル」は、タイトル通りTVピープルという不思議な小人が登場する村上春樹の短編小説だ。世にも奇妙な物語にありそうなストーリーだなと思う。短編集『TVピープル』の表題作でもあるので、村上春樹の短編の中でも有名ではなかろうか。 『ノルウェイの森』・『ダンス・ダンス・ダンス』執筆後のスランプ後に書かれた短編小説が「TVピープル」であった。村上春樹自身も、それが復帰の瞬間だったと語っている。 どこかマジックリアリズムぽさがある「TVピープル」だが、人間関係の希薄さや疎外感がテーマになっているように思う。村上春樹作品の主人公は周囲から距離を置く傾向があるが、「TVピープル」ではかなりその傾向が強い。 この記事では、疎外感や人間関係の希薄さという観点から考察・解説していく。 また、人間関係の希薄さについては「デタッチメント」というキーワードと絡めて解釈してみたい。またTVピープルという存在は何

                            夫婦間のディスコミニュケーション / 「TVピープル」 村上 春樹 - 日々の栞
                          • 海外SFとの遭遇 - ひつじ図書協会

                            こんにちは、久々の対面試験の到来に戦々恐々としているsheep2015です。今回は「sheep2015と海外SFとの遭遇」についてです。 sheep2015が2022年の4月までに読んだ著名な海外SFについて、読んだ順に「どのようにその作品と出会ったのか」を語ります。最近の若者と往年の名作との出会いの一例をお伝えできれば幸い。 火星年代記 2001年宇宙の旅 すばらしい新世界 1984年 華氏451度 アルジャーノンに花束を アンドロイドは電気羊の夢を見るか? タイタンの妖女 ソラリス 幼年期の終わり 夏への扉 デューン 砂の惑星 最後に ちなみにこちらは、2022年4月に「名前は聞いていたけど読んだことのなかったSF」を片っ端から読んでみた時の記事です。あわせてどうぞ。 www.bookreview-of-sheep.com 火星年代記 レイ・ブラッドベリ作。人類が火星に調査隊を送り、植

                              海外SFとの遭遇 - ひつじ図書協会
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