小学校の算数で最も基本的な勉強は、同じ計算を繰り返して身体で覚える計算ドリルです。計算のプリント「だけ」をやっても論理的思考力が身につかないことは言うまでもありませんが、基礎的な計算ができない人に論理的思考ができるわけがないのです。現在では百マス計算や公文式のように、数字を変えて反復練習をする勉強方法が有効であることが知られています。 ところで、Excel2007以降では「RANDBETWEEN」という関数が標準で使えるようになりました。ネット上でもこの関数を使って計算ドリルを作る方法が多数紹介されています。しかし、ランダム出題には1つだけ問題があります。それは、問題と答えが保存できないということです。コロコロと問題が変わってしまうので、後で答え合わせをしようとしてもその問題がExcelに保存されていないのです。 そこで、小学生の敵(?)であるRAND関数・RANDBETWEEN関数を用い