世界的なバイオリニストで、声楽家などとしても活躍した佐藤陽子さんが、7月に静岡県熱海市内の病院で肝臓がんのため亡くなりました。72歳でした。 佐藤陽子さんは福島県生まれで、3歳からバイオリンを始め、モスクワ国立音楽院を首席で卒業、バイオリンの世界的なコンクール、パガニーニ国際コンクールで第2位になるなど、バイオリニストとして活躍しました。 また、声楽家やエッセイストとしても知られ、1980年には芸術家の池田満寿夫さんとの結婚を宣言し、長年、パートナーとして熱海市で暮らしていました。 佐藤さんは7月19日、肝臓がんの悪化のため、熱海市内の病院で亡くなりました。72歳でした。