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限定合理性 行動経済学の検索結果1 - 8 件 / 8件

  • 貧困を減らす実験アプローチ|安田 洋祐

    本年度のノーベル経済学賞が14日夜(日本時間の18時45分頃)に公表され、 ・Abhijit Banerjee(MIT) ・Esther Duflo(MIT) ・Michael Kremer(Harvard) の3名が選ばれました! 受賞理由は “their experimental approach to alleviating global poverty” 「世界の貧困を軽減するための実験的なアプローチ」 に対して。デュフロ教授は経済学賞で最年少の受賞者(なんと46歳!)で、女性としては2009年のエリノア・オストロム教授に続いて二人目。いずれも素晴らしい快挙ですね!ご本人も電話インタビューの中で、早すぎる(?)受賞に少し驚かれているようでした。 【関連書籍】 『貧乏人の経済学―もういちど貧困問題を根っこから考える』はバナジー&デュフロ両教授による名著。未読の方はこの機にぜひ!経済学

      貧困を減らす実験アプローチ|安田 洋祐
    • そもそも、リクナビ問題は何が問題だったのか――専門家ら討論「個人情報保護、本来の目的に立ち返って」

      同意が形骸化、有無に関わらずビジネス自体に問題 パネルディスカッション(司会:JILIS山本一郎上席研究員)では、JILIS理事長の新潟大の鈴木正朝教授がリクナビ問題について「本来、個人情報保護は何の目的であるかが考えられていない。取得したデータはユーザー本人のために使われるべきところを、事業のために使われていたということ。これは情報取扱いの本丸であり、リクナビ1社の問題ではない。購入した企業も自覚の有無に関わらずただちに改善すべきだ」と指摘した。 規約における第三者提供の同意に関しては、JILIS参与の板倉陽一郎弁護士から「そもそも(内定辞退率予測データの提供について)学生が同意するわけがないにもかかわらず、同意スキームを組んでいる時点で問題だ。同社は2014年にエントリーシートの大量提出を煽り炎上した。大量エントリーは内定辞退率を上げ、さらに今回企業にはその内定辞退率を販売している。ま

        そもそも、リクナビ問題は何が問題だったのか――専門家ら討論「個人情報保護、本来の目的に立ち返って」
      • 書評 「社会科学の哲学入門」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

        社会科学の哲学入門 作者:吉田敬勁草書房Amazon 本書は科学哲学の中で特に社会科学の哲学についての入門書だ.私は社会科学についても哲学についてもあまり詳しくはない.そして最近読んだ進化政治学の本においては著者が実在論にずいぶんコミットしているものの私が理解している科学哲学の実在論とはややニュアンスが異なるような印象もあってややもやもやしていたので,この際勉強しておこうと手に取った一冊になる.著者は科学哲学者で社会科学の哲学を専門とする吉田敬になる. 序章 社会科学の哲学を学ぶとはどういうことか まず本書の目的について,社会科学の哲学という分野がどのようなものであり,どのような議論が行われているかを紹介するものだとしている. そこから序章における概念整理がある. 科学哲学の問題領域には論理学(推論の方法は正しいかなど),認識論(知識とは何かなど),形而上学(扱う対象は実在するのかなど),

          書評 「社会科学の哲学入門」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
        • 「プラポリ読まずに同意」地獄から抜け出すためのアイデア —第2回JILIS情報法セミナー聴講レポート | クラウドサイン

          リクナビ「内定辞退予測」問題を受けて開催された第2回JILIS情報法セミナー。改めてプライバシーポリシー同意の未来について考えてみたいと思います。 JILISセミナー「就活サイト『内定辞退予測』で揺れると“個人スコア社会”到来の法的問題を考える」 2019年9月9日、一般社団法人情報法制研究所が主催する「就活サイト『内定辞退予測』で揺れる“個人スコア社会”到来の法的問題を考える」セミナーが開催されました。 鈴木正朝先生・板倉陽一郎弁護士・山本一郎氏によるパネルを踏まえて、 京都大学 大学院経済学研究科 教授 依田高典氏 倉重・近衞・森田法律事務所 弁護士 倉重公太朗氏 JILIS理事・産業技術総合研究所 主任研究員 高木浩光氏 のお三方より、それぞれ 経済学・労働法・情報法制の観点から、8月に発生し世間を騒がせているリクナビ問題を再発させないための報告と提言 が行われました。 JILIS上

            「プラポリ読まずに同意」地獄から抜け出すためのアイデア —第2回JILIS情報法セミナー聴講レポート | クラウドサイン
          • ノーベル賞で脚光浴びた行動経済学が「死んだ」とまで批判されている理由

            ながよし・やすたか/2019年にダイヤモンド社新卒入社。入社後は書店営業部で中国・四国エリアの書店を中心に担当した後、22年よりダイヤモンド編集部の記者・編集者。担当業界は銀行。福岡県出身。趣味は囲碁で、休日に社会人向けの囲碁大会に時々参加している。Twitter:@nagayoshi25 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 心理学者のダニエル・カーネマンが2002年にノーベル経済学賞を受賞し、損失回避性は広く知られるようになった。ところが、最近はその効果に疑念が出ている。損失回避性は信頼できるのか、行動経済学会副会長の川越敏司教授に聞いた。(聞き手/ダイヤモンド編集部 永吉泰貴) 異端中の異端だった行動経済学 再現性の批判が噴出した背景とは 2002年のダニエル・

              ノーベル賞で脚光浴びた行動経済学が「死んだ」とまで批判されている理由
            • 技術コミュニティ形成を試みようとした際に参考になりそうな色々な図 - Qiita

              (注意)おおむねポエムです。何かピンときた図があればコメントしていってください!! 組織 タックマンモデル 心理学者のタックマンが提唱した「タックマンモデル」とは、チームが機能する(成果が出せる状態になる)までを4つの段階に分けたフレームワークのこと。時間の経過とともに、チームに起こる変化やパフォーマンスの状態を、それぞれの成長過程に示したものです。 https://www.question-circle.jp/2020/09/1126 成功の循環モデル https://www.humanvalue.co.jp/keywords/theory-of-success/ 「成功の循環(Theory of Success)」は、MIT組織学習センター共同創始者のダニエル・キム氏によって、提唱されたモデルです。組織の状況を動的に捉え、より良い組織を生み出すフレームとして、多くの組織開発の実践の中で

                技術コミュニティ形成を試みようとした際に参考になりそうな色々な図 - Qiita
              • 聴講メモ #JILIS_PFC #JILIS 「第2回JILIS情報法セミナー in 東京」 就活サイト「内定辞退予測」で揺れる“個人スコア社会”到来の法的問題を考える 〜現行法の解釈における課題と個人情報保護法改正への提言〜

                聴講時に入力したメモです。断片。配布資料等からのメモも引用符はありません。 聞き取り間違い等、あります。おかしな部分は記録者のせいです。 開催案内:https://www.jilis.org/events/2019/2019-09-09.html https://jilis-tokyo-02.peatix.com/ 主  催:一般財団法人情報法制研究所(JILIS) 共  催:情報法制学会(ALIS) 日  時:2019年9月9日(月)14:30〜18:30(受付開始14:00) ※台風による交通への影響で、当初予定より1時間繰り下げ 会  場:一橋大学 一橋講堂 (以下、敬称略) 総合司会: 白石 紘一 弁護士(東京八丁堀法律事務所) 開会挨拶  鈴木 正朝 情報法制研究所(JILIS)理事長 台風のため、当初予定より1時間遅れのスケジュールとなる。 投書企画した時点では、これほど広範な

                  聴講メモ #JILIS_PFC #JILIS 「第2回JILIS情報法セミナー in 東京」 就活サイト「内定辞退予測」で揺れる“個人スコア社会”到来の法的問題を考える 〜現行法の解釈における課題と個人情報保護法改正への提言〜
                • 【行動経済学】行動経済学の基本と頻出用語について簡単に解説

                  行動経済学とは? 行動経済学(Behavioral Economics)とは、私たちが意思決定を行う際に、なぜ合理的な判断や行動から逸脱してしまうのかを、人間の心理を理解した上で説明する科学分野のことです。 これまでの経済学で想定されていた合理的行動選択のモデルでは、人はある行動のメリットとデメリットを比較検討し、そのうえで自分の利益になる方を選択すると考えられていましたが、それだけでは説明のつかない行動に出ることも知られていました。 この問題を解決するために、行動経済学では心理学を用いて人の行動を理解していきます。これらの知見は誤った判断を回避したり衝動を抑制することにつながります。 そのため行動経済学の理論は、人々が何を買うか、どのように家計を管理するか、健康的なライフスタイルを選択するかどうかなど、日常のほとんどの意思決定を説明するために活用することができます。 今回は行動経済学で使

                    【行動経済学】行動経済学の基本と頻出用語について簡単に解説
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