前回のお話 病気を未然に防ぐため、セルフメディケーションを推奨しているポ村の村長。 村民の健康をサポートするためにも、本日は月一の“健康相談会“を行っています。 今回のテーマは“摂食嚥下障害“についてです。 嚥下機能に関する筋肉が低下してしまっている高齢者には、食前に喉を潤すことが大切。 「食事に関してはとろみをつけた食事などがおすすめですよ。今回は三すくみの方たちにカニ玉を用意していただきました」 「やったー。カニ玉大好き」 「よかったわねぇ。トビーくん」 先ほど出された野菜ジュースが、口に合わなかったトビーくん。 カニ玉にはテンションが上がったようです。 「みなさん、ゆっくり食べましょうね」 「はぁい」 「ふわっふわでとろっとろだー」 「優しいお味で、飽きずに食べられるわね」 「さてお食事の後は、お口の体操ですよ」 ニコニコと村民たちの様子を眺めてきた村長が、皆にお口の体操をするよう促