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jaxa 相模原 一般公開の検索結果1 - 3 件 / 3件

  • はやぶさ2カプセルのヒートシールドが初公開、飛行データの取得にも成功

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月5日、小惑星探査機「はやぶさ2」に関するオンライン記者説明会を開催し、回収した再突入カプセルの解析状況について報告した。カプセルは再突入時、空力加熱による超高温に曝されるが、飛行中の計測データから、カプセル内は常温を大きく超えない程度の温度に抑えられていたことが明らかになった。 今回初公開された再突入カプセルの様子。現在、JAXAで解析中だ (C)JAXA カプセル本体は新品同様の美しさ 再突入カプセルは、小惑星で採取したサンプルを地上まで届けるための飛行システム。カプセルの中には、2回のタッチダウンで取得した大切なサンプルが格納されている。リュウグウのようなC型小惑星では、有機物や水の存在も期待されるが、高温にすると変質してしまうため、温度を一定以下に抑えることが求められていた。 はやぶさ2の再突入カプセル。打ち上げ前はこの姿だった (C)JAXA

      はやぶさ2カプセルのヒートシールドが初公開、飛行データの取得にも成功
    • リュウグウ試料のカタログが一般公開、443粒子の画像が誰でも閲覧可能に

      宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月13日、小惑星探査機「はやぶさ2」に関する記者説明会を開催。6月に開始される予定の国際公募に向け、小惑星リュウグウから持ち帰ったサンプルのカタログを公開したことを明らかにした。また先日、論文として発表された初期記載の科学成果についても説明があった。 買い物感覚でカタログを楽しもう はやぶさ2は2020年末に帰還。カプセルの中からは、約5.4gもの大量のサンプルが見つかった。このサンプルを詳しく調べることで、太陽系の進化や生命の材料などについて、様々なことが分かると期待されているが、そのためにもまず行う必要があるのは、どんなサンプルがあるのか、全体像を把握し、カタログ化することである。 こういった一連の作業が、JAXA相模原キャンパスで実施されているキュレーションである。ここで最も重要なのは、貴重なサンプルを汚染・破壊しないこと。そのため、調査手段は限定

        リュウグウ試料のカタログが一般公開、443粒子の画像が誰でも閲覧可能に
      • 「はやぶさ2」C室試料も分析中、カプセルを相模原・科博で展示

        「はやぶさ2」が採取した小惑星リュウグウの新たな試料画像が公開された。また、今月から再突入カプセルが一般公開されることが告知された。 【2021年3月10日 JAXAはやぶさ2プロジェクト】 3月8日現在、「はやぶさ2」は地球から約5600万km離れた位置にいて、拡張ミッションのための飛行を続けている。「はやぶさ2」が採取した小惑星リュウグウのサンプルは、現在JAXA相模原キャンパス内のキュレーション施設で画像撮影や計量などが続けられている。 3月5日の記者説明会では、2019年7月の第2回タッチダウンで採取された「サンプルキャッチャーC室」の試料の新たな画像が公開された。第2回タッチダウンでは、2019年4月の衝突装置運用で作られた人工クレーターのそばに降りて試料を採取したため、クレーターから飛び散って積もったリュウグウ内部の物質を回収できたのではと期待されている。 (上)第1回タッチダ

          「はやぶさ2」C室試料も分析中、カプセルを相模原・科博で展示
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