昨年12月に週刊誌の報道で明らかになった中居正広さんが起こした女性との問題が波紋を広げ、中居さんが引退を発表する事態となった。 フジテレビは、「社員がこのトラブルの発端となった会食の機会を設けた」との週刊文春の報道を否定。週刊文春は1月28日、社員が会食に誘ったとした報道を「中居氏に誘われた」と訂正して謝罪したが、フジテレビの事後対応を含めた詳しい調査は今後第三者委員会にゆだねられることになった。 これまで中居さんは女性との間に示談が成立していることを明かしている。性被害やセクハラ事件などを取り扱う弁護士の三輪記子(みわ・ふさこ)さんに聞くと、示談とは、当事者間の争いを終える合意に過ぎず、そこでの約束は当事者だけを拘束する。人気タレントの中居さんと、公共財である電波を使い情報を視聴者に届けるフジテレビは社会に対して果たすべき責任を負っているという。 フジテレビの港浩一社長は17日に初めて開