24年閉館「五反田TOC」はどう変わる? 世にも珍しい“巨大卸売ビル”の過去と未来:東京ドーム4個分(1/3 ページ) 半世紀にわたり、五反田エリアのランドマークとして親しまれてきた「TOCビル」が、建て替え・再開発のため2024年中に閉館する。高度経済成長期、この地にこれほどまでに大きな建物が生まれ、「卸売店を中核としたテナントビル」となったのには、どういった背景があったのか――。 半世紀にわたり、五反田エリアのランドマークとして親しまれてきた「TOCビル」(テーオーシービル・東京卸売センタービル)が、建て替え・再開発のため2024年中に閉館する。 TOCビルは東京でも珍しい「卸売店を中核としたテナントビル」という特徴もさることながら、地上東京ドームに換算すると約4個分にも匹敵するという延床面積(約17万4013平方メートル)にも驚かされる。 高度経済成長期、この地にこれほどまでに大きな
五反田TOCビルには、「ユニクロ(UNIQLO)」やABC-MARTが入居していたほかアッシュ・ペー・フランスが主催する日本最大級のファッションとデザインの合同展示会「ルームス(rooms)」の会場としても使用。建て替えに伴う解体工事のため、今年3月に閉館した。 これまでに3回、新TOCビル計画を公表し建て替えの準備を進めてきたが、昨今の建築費高騰やビル賃貸市況に鑑みて、より高収益化を目指すため計画を見直し。計画変更に伴い一定の期間を要することが見込まれることから、改めてビル賃貸及び催事事業を再開するに至ったという。再開時期は2024年9月頃を予定している。 今後は、設計プランの変更に加え行政協議を行う予定となっており、投資効率の向上を図るため新TOCビル計画に分譲レジデンシャル事業などを加えることも検討するという。新たな着工時期については2033年頃を想定している。
JRなど3路線が乗り入れる「五反田」駅から徒歩8分の「五反田TOCビル」は、毎年多くの大学が、医学部受験の会場として利用しています。この季節は、駅から会場まで続く受験生たちの行列が風物詩となっており、まさに「医学部受験の主戦場」といっても過言ではありません。 受験生を会場まで送ってきた親御さんたちも、試験終了まで会場周辺にとどまり、わが子の検討を祈っている方が多いようです。しかし半日以上の長丁場をどのように過ごせばいいのか、悩ましいところ。不安な気持ちを切り替えられる「待ち時間の過ごし方」について、解説していきます。 2019年度試験では医学部10校が「五反田」を会場に 昨年度の入試では、なんと10校を超える医学部/医科大が、「五反田TOCビル」や関連施設である「五反田TOCメッセ」を試験会場に選んでいます。 ・「五反田TOCビル」を利用した大学 国際医療福祉大、埼玉医科大、東邦大、獨協医
東京都品川区の大崎広小路駅近くにある卸売店を中核とする複合商業施設「TOCビル」が、建て替え・再開発のため2024年に閉館予定です。昭和レトロな建物やチェーン店のお得な店舗限定品に出会える穴場スポットの歴史と今後について、都市商業研究所の若杉優貴さんが解説します。 東京都品川区の大崎広小路駅近くにある卸売店を中核とする複合商業施設「TOCビル」(テーオーシービル・東京卸売センタービル)が、建て替え・再開発のため2024年中に閉館します。 五反田駅から歩くと少し距離があり、フラっと寄りづらい立地だけに「名前は知っているけど入ったことがない」という人も多いのではないでしょうか。 今回は、閉館が迫ったちょっぴりレトロな卸売ビル「TOCビル」の魅力に迫ります。
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