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円空の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • 江戸時代の僧侶・円空の絵は変化がはげしく面白い

    大阪生まれの大学院生。工作や漢字が好きです。ほら貝も吹けます。先日、教授から「あなたは何を目指しているのか分からん」と言われました。 前の記事:攻め攻めの辛い中国のカップ春雨 食族人酸辣粉 > 個人サイト 唐沢ジャンボリー お経の絵に円空ワールド お経にはしばしば冒頭に「見返し絵」がついています。お経の世界観をあらわす大事な絵で、言ってみれば本の扉絵のようなものです。 私がいつも美術館で目にするものは、 このようにていねいに描きこんだもの お釈迦さんと、説法を聞きに来た菩薩たちを描いた「釈迦説法図」という絵です。みんな、お釈迦さんをかこんで真剣にお話を聞いていますね。 一方、円空の見返し絵は、 (「大般若経」599巻のうち巻第481、志摩市片田区金剛院蔵、以下「片田経」) おお! (「大般若経」600巻のうち巻第82、志摩市立神自治会蔵、以下「立神経」) うおおおおお! (立神経巻第77)

      江戸時代の僧侶・円空の絵は変化がはげしく面白い
    • 朽木(くちき)に神仏を彫り生涯を布教に捧げた放浪の仏師【円空展】 - ものづくりとことだまの国

      あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区)で #円空展 が始まり、早速、見学に。初期から晩年までの代表作を集めた貴重な展覧会。仏師だけでなく歌人としての #円空 さんも紹介されていました 目次 円空展(あべのハルカス美術館) 放浪の布教仏師・円空(1632〜1695) 歌人・円空 本文 円空展(あべのハルカス美術館) 円空展 あべのハルカス美術館 2024年2月2日(金)~4月7日(日) ※当記事の写真は、ポスター・パンフレット、会場のレプリカ、購入した目録を使用しています 目録の表紙には今回の展覧会の目玉でもある両面宿儺(りょうめんすくな)*1の木彫りの像。 円空展 展示目録 展覧会場入り口のレプリカ 放浪の布教仏師・円空(1632〜1695) 江戸時代初期の仏師であり歌人でもあった円空さんは美濃国(岐阜県)の出身。 独自の解釈を表現する独特な作風の神仏像を、生涯を通じて十万体以上彫ったとさ

        朽木(くちき)に神仏を彫り生涯を布教に捧げた放浪の仏師【円空展】 - ものづくりとことだまの国
      • 円空仏をみてきました - しぼりだし日記

        朝の情報番組でけっこう好きな仏像の展覧会をやっているのを知って、ポンと行ってきました。 特別展 魂を込めた 円空仏~飛騨・千光寺を中心にして~ (三井記念美術館) タイトル転生アニメ並みになげえな! いつものようにちょっと好き程度なんですが🤭 ビルの中の7階にある美術館なのです 入り口の看板 ざくっと説明すると江戸期の漂泊の修行僧仏師みたいなお方なのですが、作品数、大変多作で12万点とも言われています。(確認されてるのは5300くらい) 全国行脚してお経あげる代わりに仏像彫って置いていっていたらしいのでさもありなん、というか。 作品も仏や神様も勿論なのですが、え、それも神様にしちゃう?みたいなのもあったりして(柿本人麻呂とかwそれもう今の推し=神と一緒だから)。 好きなものは全部神様に思えちゃう人だったんだなぁ、という性格のゆるさもガチガチな仏教僧じゃなく私には好感度アップポイントでした

          円空仏をみてきました - しぼりだし日記
        • 「霊性の尺度」で見る作家たち。円空から宮沢賢治、横尾忠則、草間彌生まで

          スピリチュアルな何か、霊性と呼ばれるようなものと結びついた表現は古代から生まれており、人類にとってのカタルシスになっていたはずだ。しかし現在ではそうしたものがタブー視される傾向があり、5館を巡回するこの企画展を通して「宗教以前に芸術があったことを示したい」と語るのは、足利市立美術館の次長で同館の展示を担当する江尻潔。5つに章立てされた展示を順に追いかけていきたい。 最初の章は、「見神者たち」。宗教家や霊能者、あるいは憑依によって作品を手がける表現者たちの作品が集まる。「心を鏡のように研ぎ澄まし、神の姿を映し出すことが『見神体験』であり、この実感がなければ宗教は成立しない」と江尻。「芸術は宗教の母」という言葉を残し、書画や陶芸を手がけた宗教家でもあった出口王仁三郎。「艮の金神(うしとらのこんじん)」の示す光を筆で追いかけ、半紙にして20万枚を超える「お筆先」を残した出口なお。漢数字と記号から

            「霊性の尺度」で見る作家たち。円空から宮沢賢治、横尾忠則、草間彌生まで
          • 円空 ―旅して、彫って、祈って― あべのハルカス美術館開館10周年記念 | あべのハルカス美術館

            あべのハルカス美術館開館10周年記念 円空 ―旅して、彫って、祈って― 2024年2月2日(金)~ 4月7日(日) February 2, 2024 (Friday) to April 7, 2024 (Sunday) 両面宿儺坐像 岐阜県・千光寺 画像提供:東京国立博物館 Image:TNM Image Archives 修行の旅に生涯を捧げ、人々のために祈りを込めて仏を彫った円空。生涯に12万体の神仏を彫る誓願を立てたといわれ、飛神の剣のようにノミを振るい、神仏を彫り続けました。 謎の多い一生ですが、その生きた証として、優しく微笑む観音像、迫力に満ちた護法神像など、今も5千体を超える神仏の像が伝わり、人々に愛されています。 本展では初期から晩年までの代表作により、創造の足跡をたどります。 円空 ―旅して、彫って、祈って―  案内チラシ(PDF:6.69MB) 円空 ―旅して、彫って、祈

            • 仏像を生涯に12万体も彫ったといわれる円空とは。いかにしてその数を成し遂げたのかに迫る! | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

              今までに体験したことのない自粛生活。自分を律することの難しさやリアルに人と会えない、話せない生活は、否応なしに自分自身と向き合う時間となった。「美味しいものが食べたい!」「外に出たい!」「喋りたい!」など、あまりに当たり前だったことができないことの辛さ、もうこれは修行以外の何物でもない! そう思い、血迷いながら占いにはまったり、瞑想してみたりするものの、心落ち着かない私は、考えあぐねた結果、一つの答えを得た。「そうだ、仏像を彫ろう!」。仏教美術の知識にうとい私でも、仏像を見るとなんだか心落ち着くではないか。しかし思い立ったのもつかの間、すぐに壁にぶち当たった。何を隠そう、私は子どもの頃から家族もあきれるほどの不器用だったのだ。その顛末は最後に書くとして。 この仏像を生涯に12万体も彫ったといわれる人物がいた。江戸時代に生きた円空上人だ 「善財童子立像」(神明神社所蔵)円空自身と言われる善財

                仏像を生涯に12万体も彫ったといわれる円空とは。いかにしてその数を成し遂げたのかに迫る! | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
              • 円空の里、粥川ウナギの生息地 岐阜県郡上市美並町の粥川へ行ってきました。 - とまじゅの見たもの

                こんばんは、とまじゅです。 今回は、岐阜県郡上市美並町にある「粥川」という地域へ行ってみました。 はじめに 郡上市美並町にある一部の地域では、ウナギを食べないという噂を聞きました。 それは昔の話なのか、現在でも食べないのか? 食べないとしたらなぜ食べないのか気になっていました。 そこで、実際にその地域へ行って調べてみることにしました。 ウナギを食べないと言われているのは、郡上市美並町にある「粥川」というところです。 アクセス 「粥川」は岐阜県郡上市美並町にある地域です。旧美並村ですね。 国道156号線から長良川を渡り、県道61号線を北上すると「粥川」という案内表示が出てきます。 実際に粥川へ行ってみました 粥川の入り口では早速、円空像と観光案内の看板が出迎えてくれます。 基幹集落センター 入り口はもともと大正時代に建てられた小学校があった場所で「基幹集落センター」と表示が設置されていました

                  円空の里、粥川ウナギの生息地 岐阜県郡上市美並町の粥川へ行ってきました。 - とまじゅの見たもの
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