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庚申塔の検索結果1 - 40 件 / 339件

  • 1576年につくられた古い庚申塔 大分県佐伯市堅田西野 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

    場所:大分県佐伯市堅田西野 座標値:32.914015,131.874159 大分県佐伯市の堅田(かたた)という地区に、とても古い庚申塔が祀られています。上の一枚目の写真を見てみると、田んぼのなかにこんもりと樹が生えています。この樹の根元に三基の庚申塔と、石祠が二基、そして石幢(せきどう)と呼ばれる石灯籠のような形をした石塔が祀られています。 上の写真には、二基の石祠のあいだに石幢が祀られているのが写っています。この裏側に三基の庚申塔が祀られています。 三基の庚申塔にむかって右側から順にご紹介します。その前に、まず案内板に書かれている内容を以下転記してみます。 庚申塔 佐伯市西野区 市指定民族文化財(昭和四八年一月一日)住民が、 神仏を信仰するためと、礼拝、行事の対象として建 てられたと伝えられています。この塔は凝灰石造りで、高さ七十八センチ、幅五十七センチ、厚さ十九センチの板碑型で、正面

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    • 「本谷」集落の北端にまつられる庚申塔 福岡県京都郡苅田町山口 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

      苅田町の山奥、本谷という地区に小さな集落があります。集落の北端部道端に庚申塔が一基祀られていました。南北約200mほどの長さの集落で、数件の家しかありません。その数件のうちのひとつが天台宗「東伝寺」という寺院です。 場所:福岡県京都郡苅田町山口 座標値:33.766331,130.927630 庚申塔の正面に梵字と「青面金剛」という文字が刻まれています。 青面金剛は、中国の道教に由来した仏様です参照。 青面金剛が庚申待の際に祀られるようになったのは、天台宗の影響です。庚申のご利益が青面金剛のご利益に似ていたためです参照。 青面金剛がもともと、結核などの感染症を指す”伝尸(でんし)”から人々を守ってくれるといわれていました。この”伝尸(でんし)”という言葉が、庚申信仰にでてくる”三尸(さんし)”と結びついたため、青面金剛と庚申信仰が結び付いたといわれています参照。 福岡県内は猿田彦大神の神道

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      • 若宮八幡神社の鳥居よこにまつられる庚申塔 福岡県北九州市小倉南区長野本町 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

        北九州市小倉南区の長野本町に若宮八幡神社があり、神社の鳥居よこに二基の石塔がまつられています。そのうちひとつは、「猿田彦大神」ときざまれているのがわかりますが、もうひとつの三角形の石塔は、文字が確認できませんでした。 場所:福岡県北九州市小倉南区長野本町 座標値:33.829153,130.916728 猿田彦大神と刻まれた庚申塔は、建立年月の銘は確認することはできませんでした。 ホームページ『北九州市まちかど探検』参照では、もう一基、若宮八幡神社に庚申塔が祀られていることが紹介されています。残念ながら、この情報を行った当時知らず、わたしは確認できませんでした。

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        • 貴船神社にまつられる庚申塔 大分県豊後高田市来縄 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

          今回、ご紹介する国東半島の庚申塔は、豊後高田市の来縄(くなわ)という地区にまつられているものです。 本殿にむかって左側にまつられる庚申塔 場所:大分県豊後高田市来縄 座標値:33.5422668,131.4466553 こちらの庚申塔のもとには、一度、おとずれたことがあり、2016年3月16日の記事で紹介したことがあります。 参照:https://www.ku-hibino.com/entry/2016/03/16/022809 2021年時点では、もう5年も前におとずれたことになります。庚申塔は5年前と変わらない姿でまつられていました。また、庚申塔周囲の環境も、以前と変わらずきれいに整えられています。 小林幸弘氏が書かれた『国東半島の庚申塔総覧』P.20には以下のように、この庚申塔が紹介されています。 青面金剛刻像塔 134㎝ 青面金剛(1-6) 2猿 2鶏 享保十三年戌申天 七月十一日

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          • 真玉寺の境内にまつられる庚申塔② 大分県豊後高田市西真玉 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

            真玉(またま)寺にまつられる二基の庚申塔のうち、もう一基の庚申塔をご紹介します。前回の記事『真玉寺の境内にまつられる庚申塔①』のつづきです。 真玉寺の山門にむかって左側。下の写真のような石祠とともに笠つきの庚申塔がまつられています。 石祠と並べられてまつられている庚申塔 石塔表面の凸凹はすくなくなり、全体的に像容が薄くなっているような印象をうけます。主尊の青面金剛は、身体の前で合唱している一面六臂(いちめんろっぴ)であることは、比較的、はっきりとわかります。 像容がうすくなっている 場所:大分県豊後高田市西真玉 座標値:33.6016579,131.4755554 比較的、像容がわかりやすい青面金剛に対して、その両脇や足元にきざまれているらしい像は、もうほとんど判別ができません。ここで、小林幸弘氏が著した『国東半島の庚申塔総覧』P.46を参照、引用させていただきます。 一面六臂の青面金剛

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            • 集会所そばの道ばたに祀られる庚申塔 福岡県宮若市湯原 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

              碑面 碑面(建立年) 南無庚申尊天 元禄十丁丑天 四月吉日 建立年 干支 干支読み方 1697 丁丑 ひのとうし 場所 座標値 福岡県宮若市湯原 33.704550,130.600412 福岡県宮若市の谷という地区を車ではしっていると、道ばたに庚申塔がまつられているのを発見しました。車通りのすくない道なので、一時的に車をとめられそうではありますが、人におこられるのはいやなので、庚申塔がまつられている場所の北西にある「西鞍の丘総合運動公園」に車をとめさせていただき、徒歩で庚申塔まできました。 東禪(とうぜん)谷集会所の東側約14mの地点です。 庚申塔を拝観したついでに、この場所から東へ500mほどの場所に日吉神社へも庚申塔をさがしにいきましたが、みつかりませんでした。

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              • スクールバス待合所のとなりに祀られる庚申塔 福岡県朝倉市江川 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                国道500号線をつかって、福岡県朝倉市の江川にある「高木神社」へむかう途中で、たまたま庚申塔をみつけました。国道沿いの「スクールバス待合所」となりに、二基の石塔があり、そのうちの一基が庚申塔です。 場所:福岡県朝倉市江川 座標値:33.461310,130.727236 碑面:幸神 建立年月:明治三庚午年九月吉日 庚申塔の裏側に建立年月の銘が刻まれています。 明治三年(1870年)の干支は庚午(かのえうま)で、庚申塔に刻まれている文字と整合します。建立年の文字下に「村中」とみえます。

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                • 十六神社 参道脇のクスノキの根元にまつられる庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町八尋 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                  鞍手町の八尋という地区に十六神社が鎮座します。神社のいりぐちに立派なクスノキがあります。その根元に庚申塔がまつられていました。 場所:福岡県鞍手郡鞍手町八尋 座標値:33.760716,130.659759 「尊」という文字のみが残っていますが、おそらく「庚申尊天」と刻まれていたと考えられます。 庚申塔にむかって右側面に「元禄十三庚辰天」の文字。 庚申塔にむかって左側面に「十一月吉日」の文字が刻まれています。 元禄十三年は、西暦1700年、干支は庚辰(かのえたつ)です。

                    十六神社 参道脇のクスノキの根元にまつられる庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町八尋 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                  • 法正寺貴船神社の境内に祀られる三基の庚申塔(2/3) 福岡県京都郡苅田町法正寺 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                    法正寺貴船神社の本殿にむかって右側に二基の庚申塔がまつられていました。また貴船神社の北側へすこしはなれた場所に一基の庚申塔がまつられていました。 今回ご紹介するのは境内の二基のうちの一基です。前回ご紹介した庚申塔は、猿田彦大神と刻まれたものでした。今回は、「庚申思門」と刻まれた庚申塔です。 場所:福岡県京都郡苅田町法正寺 座標値:33.749971,130.923956 庚申思門とだけ刻まれており、その他、建立年などの銘は確認できませんでした。 「庚申思門」という文字は、はじめてみるケースです。思門とはどのような意味がこめられた文字なのでしょう? カタレル名前辞典を参照すると、「思」という文字は「他人を思いやる」「何事も、きちんと考えて行動する」「心配する」「考える」という意味あいが込められているようです。 「門」という文字は「新しい人生の門出を出発する」、「いいスタートをきって、邁進する

                      法正寺貴船神社の境内に祀られる三基の庚申塔(2/3) 福岡県京都郡苅田町法正寺 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                    • 文殊仙寺の参道わきにまつられる庚申塔 大分県国東市国東町大恩寺 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                      場所:大分県国東市国東町大恩寺 座標値:33.6019554,131.6150818 一面四臂(いちめんよんぴ)の青面金剛像が主尊の庚申塔です。一猿二鶏、二童子が青面金剛の足もとに刻まれます。 享保元年(1716年)につくられました。ひと目が届きにくい参道わきの斜面にまつられています。

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                      • 路傍にまつられる庚申塔 福岡県朝倉市黒川 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                        下の写真では、ガードレールの向こう側、山際の草むらのなかに自然石の庚申塔が祀られています。猿田彦大神以外の文字はほとんど読み取ることはできません。この場所の「小字」名が「宮園」であれば、「甘木歴史資料館だより No.57(2016年10月12日発行) 温故」P.17によると、元治元年の建立と予想できます。元治元年は1864年です。 碑面 碑面(建立年) 猿田彦大神 (文字不明瞭のため確認できず) 場所 座標値 福岡県朝倉市黒川 33.401220,130.782515

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                        • 塚脇小学校ちかくに祀られる庚申塔 大分県玖珠郡玖珠町山田 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                          2022年1月2日、早朝の玖珠(くす)町を散策していました。そのとき、偶然に道ばたで庚申塔をみつけることができました。 この日の玖珠の気温は低く、早朝だと-5℃くらいでした。手袋をして、歩いて運動しているのにもかかわらず手も足も痛いくらい冷たくなっていました。 庚申塔は塚脇小学校*1のすぐとなり、ちいさな稲荷大明神さまの祠のそばに祀られていました。 場所:大分県玖珠郡玖珠町山田 座標値:33.273624,131.151168 2021年11月、火野正平さんのNHK「こころ旅」で、塚脇小学校のイチョウ(参照)が紹介されていました。 塚脇小学校のイチョウに会いにいきたかったわけでもなく、庚申塔を探していたわけでもなく、どちらもたまたま出会うことができた運の良い日でした。 庚申塔の正面には猿田彦大神と刻まれています。 玖珠町特有の、おじぎをしているように腰のまがった庚申塔です。庚申塔に向かって

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                          • 真玉寺の境内にまつられる庚申塔① 大分県豊後高田市西真玉 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                            国東半島の北西部に位置する真玉(またま)寺。真玉寺には、二基の庚申塔がまつられています。今回の記事では、そのうち一基をご紹介します。 真玉寺内 2基あるうちの1基の庚申塔 場所:大分県豊後高田市西真玉 座標値:33.6017036,131.4757233 真玉寺は下の写真のように、周囲を池でかこわれています。真玉寺の北側に、Google mapでは「真玉城」とかかれている広場があります。むかし、真玉城が築かれていたのでしょうか。ここに車をとめられるスペースがあったので、停めさせていただきました。 真玉寺は池で囲われている 池の上にかかる道をとおって、真玉寺境内をめざします。真玉寺自体が、まるで堀にかこわれたお城の跡のような印象を受けます。 水の通り道が開いている石道で境内へ進む 真玉寺の山門前に仁王像や経塚などの石造物がならべられています。そのなかに、庚申塔もみられます。 山門周囲にある石

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                            • 秋葉宮にまつられている庚申塔 大分県国東市国見町中 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                              2021年4月11日(日)に大分県国東(くにさき)半島の、国見町にある庚申塔(こうしんとう)をたずねました。その庚申塔は、丸尾峰太郎氏が運営されている『大分県の名所・旧跡・史跡のブログ』で紹介されていたもので、いちど私も実際にたずねてみたいと思っていた庚申塔です(参照:『伊美の文化財・史跡(国見町) その2』) 場所:大分県国東市国見町中 座標値:33.67286944,131.5957833 この庚申塔は「秋葉宮」の境内にまつられているものです。秋葉宮は国見町の東中という地区にある低い山に鎮座しています。山の標高は111mと山というよりも、丘ととらえてもよさそうなほど低い標高です。 その山を遠方からながめると下の写真のようになります。 秋葉宮はこの山の中腹あたり、標高41mほどの場所にあります。秋葉宮への参道入口は地点(座標値:33.67327222,131.5947416)にあります。

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                              • 産土神社にまつられる庚申塔 大分県豊後高田市呉崎 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                場所:大分県豊後高田市呉崎 座標値:33.577227,131.447906 産土(うぶすな)神社境内に祀られる猿田彦大神の文字庚申塔。拝殿にむかって右奥に庚申塔は祀られていました。神社拝殿周囲は雑草がボウボウとなって膝高ほどになっていました。草をかきわけながら庚申塔の近くにまで行く必要がありました。 猿田彦大神という文字の両側に「弘化四年 未四月吉日」の銘が刻まれます。弘化四年は1847年で干支(かんし)は丁未(ひのとひつじ)です。庚申塔の上部には日輪と三日月が線刻されています参照:国東半島の庚申塔(小林幸弘)。 豊後高田市に住んでいたとき、産土神社を参拝した際、”どんど焼き”が行われている最中でした。ちょっとした思い出のある神社です。

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                                • 弘大寺神社の参道入口にまつられる庚申塔 福岡県宗像市池田梛野 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                  福岡県宗像市の池田 梛野(なぎの)という場所に弘大寺山があり、その中腹に弘大寺神社があります。弘大寺神社へは山を登っていく必要がありますが、山の麓から神社を参ることができる遙拝所(ようはいじょ)があります。ここに庚申塔が二基まつられています。 参道入口↓ 遙拝所↓ 遙拝所の裏側、参道の脇に祠と石塔が三基まつられています。 三基の石塔のうち二基には「庚申」という文字が確認できます。 ─────── 2基の庚申塔に向かって右側の庚申塔です。 場所:福岡県宗像市池田梛野 座標値:33.8443031,130.5608673 庚申尊天 元文二丁巳天 三月吉日 元文二年は西暦1737年、干支は丁巳(ひのとみ)です。 ──────── 2基の庚申塔に向かって左側の庚申塔です。 場所:福岡県宗像市池田梛野 座標値:33.844312,130.5608652 庚申碑 享保四天 七月吉日 享保四年は西暦17

                                    弘大寺神社の参道入口にまつられる庚申塔 福岡県宗像市池田梛野 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                  • 天満神社階段横に祀られる庚申塔 福岡県遠賀郡岡垣町海老津 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                    天満神社の階段横に庚申塔が祀られています。 場所:福岡県遠賀郡岡垣町海老津 座標値:33.827474,130.614168 庚申塔の正面には「猿田彦神」と刻まれています。左右側面の文字はほとんど判読できません。そこで『岡垣町史』P.948を参照させていただきますと、庚申塔に向かって右側面に「寛政十年」(1798年:干支は戊午(つちのえうま))、左側面に「天睢日」と刻まれていることが示されています。 「天睢日」という見慣れない文字があります。Twitter内で「天睢」という文字を検索してみると、9月の異名ということがヒットしました。この庚申塔は、1798年9月に建立されたことが想像されます。 《9月の異名》『寝覚月』『九秋』 『長月』『玄月』『菊月』『無射』 『季秋』『暮秋』『晩秋』『末秋』 『季商』『暮商』『抄秋』『天睢』 『剥月』『深秋』『盛秋』『素秋』 『残秋』『授衣』『貫月』『菊秋

                                      天満神社階段横に祀られる庚申塔 福岡県遠賀郡岡垣町海老津 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                    • 大宮神社の参道脇に祀られる庚申塔? 福岡県田川郡糸田町宮谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                      大宮神社の参道脇に、庚申塔らしき石塔が祀られていました。 場所:福岡県田川郡糸田町宮谷 座標値:33.6615181,130.7716675 かなりいびつな形をしています。おそらく、もともとこのような形ではなかったと考えられます。この石塔は、みたところ石灰岩でつくられています。長い間、風雨にさらされ石灰分が溶けたと考えられます。そのためにこのような奇妙な形をしていると考えます。 おそらく、正面に刻まれていたであろう文字は判読できません。 裏側から石塔を確認すると、数文字、判読することができます。 かろうじて「丁酉二月」という文字が確認できます。しかし、元号までは確認できません。 江戸期と明治期において干支が「丁酉(ひのととり)」である年を調べてみます。すると5つの年で丁酉であることがわかりました。 ①明暦三年(1657年) ②享保二年(1717年) ③安永六年(1777年) ④天保八年(1

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                                      • 山祇神社の境内にまつられる二基の庚申塔(1/2) 福岡県宮若市三ヶ畑 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                        宮若市 三ヶ畑(さんがはた)という地区に、山祇(やまつみ)神社が鎮座します。福岡県道92号線…宗像篠栗線(むなかたささぐりせん)…沿いです。とても小さな神社なので、車で通るとみすごしてしまいました。周辺には駐車場はないので、道路脇のひろくなっている場所に車をとめさせていただきました。 境内のいっかくに、下の写真のように三基の石塔がまつられています。むかって一番左側は奉寄進 石塔です。真ん中と、一番右側が庚申塔とおもわれます。 今回の記事では、真ん中の庚申塔をご紹介します。 場所:福岡県宮若市三ヶ畑 座標値:33.661198,130.595484 正面の文字は、もう読めなくなっています。庚申塔にむかって右側面に、おそらく「明和元年」という文字が確認できます。 左側面にも文字が刻まれていたのでしょうが、読み取れません。かろうじて「吉日」の吉という文字だけが判読できました。 明和元年は西暦17

                                          山祇神社の境内にまつられる二基の庚申塔(1/2) 福岡県宮若市三ヶ畑 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                        • 集落の入口にまつられる庚申塔 福岡県糸島市志摩桜井末松 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                          場所:福岡県糸島市志摩桜井末松 座標値:33.617462,130.191204 「猿田彦大神、享和三癸亥八月日」と、文字が確認できます。享和三年は西暦1803年、干支は癸亥(みずのとい)です。

                                            集落の入口にまつられる庚申塔 福岡県糸島市志摩桜井末松 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                          • 宮の町小熊野1号線沿いに祀られる庚申塔 福岡県北九州市八幡東区山路 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                            北九州市八幡東区の山路(さんじ)という地区を通る「宮の町小熊野1号線」沿いに庚申塔が祀られています。 場所:福岡県北九州市八幡東区山路 座標値:33.853078,130.835901 「〇猿田彦大神」とだけ刻まれています。 庚申塔の裏側・側面も確認してみますが、建立年などの文字は確認できませんでした。 庚申塔前の「宮の町小熊野1号線」は、やや車通りが多いです。↓下の写真奥に見えるのは「つつじヶ丘霊園」のゲートです。 この庚申塔のところまでは、山路(さんじ)という地区を歩いていきました。町のなかは細い路地が巡っています。今昔マップで、山路地区の昔の様子をみてみます。1990年代に庚申塔の北側に新しい住宅街ができるまで、山間部の斜面に建てられた家々が主に町をつくりあげていたことがわかります。 そして、建てられた家々の間を縫うように細い路地がつくられています。傾斜地に細い路地、階段、小川に架か

                                              宮の町小熊野1号線沿いに祀られる庚申塔 福岡県北九州市八幡東区山路 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                            • 永谷天満宮の鳥居わきに祀られる庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町永谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                              2022年4月25日の記事『永谷天満宮に祀られる珍しい七鬼神庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町永谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ』でご紹介した庚申塔とは別に、永谷天満宮に、もう一基庚申塔が祀られていました。 鳥居のわきに、巻貝のような様相をした石塔がたっています。 場所:福岡県鞍手郡鞍手町永谷 座標値:33.799009,130.642450 正面をみてみると「庚申尊天」という文字が刻まれているのがわかります。 左右背面を確認しましたが、建立年月などの銘は確認できませんでした。しかし、今、写真をみかえしてみると、台座部分に文字が刻まれているのかどうか、じゅうぶんに現地で確認していなかったように思えます。もしかしたら、台座部分に建立年月の銘があるかもしれません。

                                                永谷天満宮の鳥居わきに祀られる庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町永谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                              • 須佐神社の境内にまつられる庚申塔群(1/5) 福岡県飯塚市弁分 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                飯塚市 弁分(べんぶん)という地区に須佐神社が鎮座します。境内に五基の庚申塔がまつられていました。 手前側から順番にご紹介します。 場所:福岡県飯塚市弁分 座標値:33.621561,130.662317 猿田彦大神、元治元年と刻まれているようです。元治元年は西暦1864年、干支は甲子(きのえね)です。

                                                  須佐神社の境内にまつられる庚申塔群(1/5) 福岡県飯塚市弁分 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                • 宇原神社の参道脇にまつられる庚申塔群 福岡県京都郡苅田町馬場 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                  福岡県の苅田(かんだ)町、馬場という地区に鎮座する宇原神社。この神社の一の鳥居ちかくに四基の庚申塔がまつられていました。祠を中心として、祠にむかって右側に一基、左側に三基の庚申塔があります。庚申塔表面に刻まれる文字は読み取りにくくなっていますが、いずれも「猿田彦大神」と刻まれているようです。しかしどの庚申塔も建立年の銘は判読できませんでした。 場所:福岡県京都郡苅田町馬場 座標値:33.779348,130.974910

                                                    宇原神社の参道脇にまつられる庚申塔群 福岡県京都郡苅田町馬場 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                  • 負立八幡神社の境内にまつられる6基の庚申塔群 その2 福岡県飯塚市柏の森 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                    負立八幡神社の境内に、合計6基の庚申塔が祀られています。前回の記事では、そのうち2基をご紹介しました。今回の記事では、残り4基の庚申塔をご紹介します。4基の庚申塔は負立八幡神社参道の左側にまつられています。 参道の左側に高木神社の小さな鳥居があり、その向こう側に庚申塔が祀られているのをみることができます。 庚申塔を手前がわから順番にご紹介します。 場所:福岡県飯塚市柏の森*1 座標値:33.6410828,130.70047 猿田彦大神、安永十年 辛丑二月十七日の銘が刻まれています。干支が辛丑(かのとうし)である1781年の建立だということがわかります。 ↓こちらの庚申塔は猿田彦大神とのみ刻まれ、建立年月は不明。 ↓こちらは、かろうじて八月十八日の銘のみが確認できますが、それ以外の文字は確認できず。 ↓比較的、立派な笠付きの庚申塔は、猿田彦大神の文字が刻まれます。 寛延二己巳 八月穀且と刻

                                                      負立八幡神社の境内にまつられる6基の庚申塔群 その2 福岡県飯塚市柏の森 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                    • お寺の境内にまつられる庚申塔 大分県豊後高田市上野部 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                      大分県豊後高田市の上野部という地区にある善幸寺。このお寺の山門をくぐって境内にはいると、左側にたくさんの石塔や石仏とともに庚申塔がまつられていることがわかります。 場所:大分県豊後高田市上野部 座標値:33.555951,131.462722 庚申塔にきざまれる青面金剛像の像容ははっきりしません。おそらく一面六臂の青面金剛像が邪鬼をふみつけています。その下に三猿、二鶏が刻まれます。建立年月は確認することができませんでした。 小林幸弘氏のホームページ『国東半島の庚申塔』では以下のように、庚申塔が紹介されています。 国東半島の庚申塔では珍しい切り妻型の笠を載せている。四頭身の青面金剛の足下には邪鬼がうずくまり、下段の枠内に三猿と二鶏がこぢんまりと収まっている参照 「切り妻型」というのはどんな形なのか調べてみると、”屋根の最頂部である棟から地上に向かって二つの傾斜面が山形の形状をした屋根”とあり

                                                        お寺の境内にまつられる庚申塔 大分県豊後高田市上野部 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                      • 稲荷神社にまつられる庚申塔② 福岡県田川郡福智町金田 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                        福岡県田川郡の福智町金田という地区に稲荷神社があります。この稲荷神社境内に庚申塔群がまつられていました。祀られている庚申塔の数がおおいために、1投稿につき、ひとつずつご紹介します。 稲荷神社の拝殿にむかって左手側に記念碑や末社があります。これら記念碑や末社の裏手に石塔群が祀られていました。 今回ご紹介するのは、これら石塔群の左側から8番目にまつられる庚申塔のご紹介です↓ 「猿田彦大神」と刻まれた、笠付きの庚申塔です。 場所:福岡県田川郡福智町金田 座標値:33.675145,130.781606 庚申塔にむかって右側面には「寶暦八戊寅年」と刻まれているようです。寶暦は宝暦で、宝暦八年は1758年。宝暦八年の干支は戊寅(つちのえとら)で、刻まれている文字と整合します。 庚申塔にむかって左側面には「十月吉日」と刻まれます。建立年月をまとめると、1758年10月となります。

                                                          稲荷神社にまつられる庚申塔② 福岡県田川郡福智町金田 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                        • 鳥野神社にまつられる庚申塔? 福岡県北九州市八幡西区東川頭町 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                          場所:福岡県北九州市八幡西区東川頭町 座標値:33.8586417,130.7852564 北九州市の東川頭町にある鳥野神社。この神社にたちよった際、庚申塔らしき石塔がまつられていました。 神社拝殿にむかって右側。鎖に囲われたスペースに石塔が1基まつられていました。このかたちから庚申塔のような印象をもちます。表面の文字は完全に消失していたので、庚申塔だと判断することはできません。 鳥野神社境内にある石塔

                                                            鳥野神社にまつられる庚申塔? 福岡県北九州市八幡西区東川頭町 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                          • 永谷天満宮に祀られる珍しい七鬼神庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町永谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                            福岡県の鞍手郡に、とても珍しい「七鬼神庚申塔」がまつられていました。Google mapで永谷天満宮に投稿されている写真をながめていたら、「七鬼神」と刻まれた石塔がうつっていました。「これは見に行かねば」と思い、行ってみることにしました。 七鬼神庚申塔とは 七鬼神庚申塔は、『遠賀川-流域の文化誌-(香月靖晴著)』P.42-43に紹介されています。ここでは福岡県 直方(のおがた)市の植木という地区にまつられる七鬼神庚申塔が紹介されています。七鬼神が庚申塔であるという根拠については… ・植木では元日に七庚申詣りをする ・鞍手地方では正月七日を庚申の誕生日とし初庚申をする ・庚申さんは七人のお伴をつれている ・ 庚申さんに供養すると七倍にして返してくれる ・一年のうち庚申の日が七回ある七庚申の年はよいことがある …という云われが伝わっており、庚申が数字の七と関係が深いことが述べられています。 ま

                                                              永谷天満宮に祀られる珍しい七鬼神庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町永谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                            • 八旗八幡宮いりぐち付近に祀られる庚申塔 福岡県北九州市小倉南区長尾 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                              北九州市小倉南区長尾に鎮座する八旗八幡宮に庚申塔がまつられていました。この神社には東側、西側からの入口が2つあります。今回ご紹介する庚申塔は西側からの参道脇にまつられているもので、木製の大鳥居のそばにありました。 場所:福岡県北九州市小倉南区長尾4丁目 座標値:33.821730,130.853506 この木製大鳥居から神社境内へ、車ではいることができ、境内におおきな駐車場があります。八旗八幡宮は住宅にかこまれるようにつくられており、お宮へと続く道は狭いです。しかし、境内には車が数台じゅうぶんにとめられる広場があるために、安心です。 庚申塔には「猿田彦大神」と刻まれています。 庚申塔の裏側に「昭和三十六年五月建立 古賀町花見 石田藤雄 石田菊枝」と刻まれています。昭和三十六年は西暦1961年。「古賀町花見」というのは地名でしょうか。ためしに調べてみると、福岡県古賀市に花見という地名がありま

                                                                八旗八幡宮いりぐち付近に祀られる庚申塔 福岡県北九州市小倉南区長尾 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                              • もともと貴船神社があった場所にまつられる庚申塔 福岡県遠賀郡遠賀町尾崎 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                                遠賀郡遠賀町の尾崎という地区に、むかし貴船神社があった場所があります。現在は公園となっています。公園のかたすみに神社の本殿が建立されていたと思われる台座がのこっています。この台座に一基の庚申塔がまつられています。 場所:福岡県遠賀郡遠賀町尾崎 座標値:33.862516,130.647769 庚申塔には「青面大金剛尊」ときざまれています。 その他の銘として「正徳四天 二月吉日 尾崎村」が刻まれています。正徳四年は1714年。干支は甲午(きのえうま)です。 猿田彦ではなく、青面金剛の名がきざまれる庚申塔は、福岡県ではとてもめずらしいです。

                                                                  もともと貴船神社があった場所にまつられる庚申塔 福岡県遠賀郡遠賀町尾崎 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                                • 新しくつくりなおされた庚申塔 福岡県遠賀郡遠賀町尾崎 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                                  福岡県遠賀郡(おんがぐん)の尾崎という地区に、再建立されている庚申塔がありました。 場所:福岡県遠賀郡遠賀町尾崎 座標値:33.860451,130.648080 正面には「庚申尊天」と書かれ、庚申塔にむかって左側面に「宝暦八年」、 右側面に「寅三月」とあります。 宝暦八年は西暦1758年。その年の干支は「戊寅(つちのえとら)」です。 平成23年10月に、この庚申塔は再建されたと書かれています。また、庚申講のメンバーの名前もわかりやすくきざまれていました。現在も庚申講がひらかれているのでしょうか? 講中 門司好弘 宮田利男 増田貴英 吉田利生 小野英機 高崎正和 吉田光宏 旗生良徳 高山正義 佐々木信行 門司幸一 高崎昭臣 舛添孝二 秋武一基 高山昌文 旗生高幸 三林和久 このように再建立されている庚申塔をみるのは、犬鳴ダムのそばに建てられている庚申塔をみたとき以来です。

                                                                    新しくつくりなおされた庚申塔 福岡県遠賀郡遠賀町尾崎 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                                  • 真玉川のそばにまつられる庚申塔 大分県豊後高田市大岩屋 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                                    はじめて見たとき、これが庚申塔だとは気づきませんでした。大分県豊後高田市をながれる、真玉川のすぐそばに巨大な岩が鎮座しています。 階段をおりてすぐそば 場所:大分県豊後高田市大岩屋 座標値:33.590222,131.523373 ガードレールのすきまから庚申塔がみえる 小林幸弘氏著の『国東半島の庚申塔総覧』P.51に、この庚申塔が紹介されています。 庚申文字塔 171㎝ 「奉勧請庚申石塔現世安穏後生善処敬白」 承応三年:1654年 大きな岩の表面を掘りくぼめて、現世安穏のために祀ることを刻んでいる。真玉町で二番目に古い年号を刻んだ文字塔。 巨石に二か所 長方形のくぼみが彫られる 岩に刻まれている文字は「奉勧請庚…」という文字がかろうじてみえるだけで、それ以下の文字は、確認することはできませんでした。 「奉勧請庚申石塔現世安穏後生善処敬白」 1600年代建立のとても古い庚申塔で、珍しい形態

                                                                      真玉川のそばにまつられる庚申塔 大分県豊後高田市大岩屋 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                                    • 九州における猿田彦庚申塔についてのまとめ - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                                      今回の記事は、書籍『庚申信仰(小花波平六著)』P.214-217の内容をまとめたものです。九州における猿田彦大神を主尊とする庚申塔についての説明です。自分自身の頭の整理のために、書籍の内容を、九州各地ごとに編成して記しています。 猿田彦大神塔が比較的はやくつくられはじめた九州 九州地方の庚申塔の特徴としてあげられるのは、猿田彦大神を祭神とする神道的な庚申待が比較的早くから行われていたことです。 もともと、猿田彦大神を祭神としてまつる庚申待は、江戸時代に山崎闇斎や橘三宮などによって説きはじめられたもので、これはおおむね、1661年1673年の寛文年間だということです。しかし、神道的な庚申待の思想が、ただちに全国的に普及したわけではないようです。 九州の庚申塔に刻まれる建立年から確認できることは、1688年から1704年の元禄年間に、神道庚申説が普及しはじめるということです。 いっぽう、庚申信

                                                                        九州における猿田彦庚申塔についてのまとめ - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                                      • 稲荷神社境内に祀られる庚申塔 大分県杵築市大字馬場尾 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                                        大分県杵築市の馬場尾という地区。住宅街のなかに稲荷神社が祀られており、その一角に庚申塔がまつられています。 場所:大分県杵築市大字馬場尾 座標値:33.421680,131.605912 一面四臂の青面金剛のあしもとに二童子・二猿・二鶏が刻まれます。小林幸弘氏のホームページ『国東半島の庚申塔』では元禄八年乙亥年十一月二日が刻まれていると紹介されています。元禄八年は1695年です。

                                                                          稲荷神社境内に祀られる庚申塔 大分県杵築市大字馬場尾 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                                        • 貴船神社にまつられる三基の庚申塔 福岡県行橋市行事 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                                          福岡県行橋市の行事という地区。三基の庚申塔が、長峡川沿いにある貴船神社のいっかくにまつられています。 庚申塔群にむかって右側から順にご紹介します。 ◇◇◇◇◇ 座標値:33.7333086,130.9740573 碑面:猿田彦大神 建立年月:明治三拾二(1899)年 三月建立 台座には建立年月とともに、講中の名前がきざまれています。 ◇◇◇◇◇ 座標値:33.73332843,130.9740812 碑面:猿田彦大神 建立年月:(確認できず) 台座に講中の名前がずらりと刻まれています。 ◇◇◇◇◇ 座標値:33.7332733,130.9740857 碑面:猿田彦大神 建立年月:(確認できず) かろうじて猿田彦大神の「田」という文字が読めそうですが、はっきりとは読めません。結果として碑面を猿田彦大神としましたが自信はありません。台座には講中の名前も確認できませんでした。

                                                                            貴船神社にまつられる三基の庚申塔 福岡県行橋市行事 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                                          • 西法寺ふきんに祀られる庚申塔 福岡県福津市本木 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                                            福津市本木にある西法寺ふきんに庚申塔が祀られていました。 碑面 碑面(建立年) 庚申之塔 (風化により確認できず) 場所 座標値 福岡県福津市本木 33.7547836,130.5375519

                                                                              西法寺ふきんに祀られる庚申塔 福岡県福津市本木 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                                            • 若宮神社の参道脇にまつられる庚申塔 福岡県京都郡みやこ町彦徳 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                                              たまたま、たちよった神社に庚申塔がまつられていました。彦徳(けんどく)という地区にある若宮神社です。 若宮神社 一の鳥居 若宮神社 参道 参道左側にまつられている庚申塔 場所:福岡県京都郡みやこ町彦徳 座標値:33.684878,130.965378 碑面:猿田彦大神 建立年月:確認できず 若宮神社 拝殿と本殿

                                                                                若宮神社の参道脇にまつられる庚申塔 福岡県京都郡みやこ町彦徳 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                                              • お堂のそばにまつられる庚申塔 福岡県福津市上西郷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                                                弥勒菩薩、薬師如来、大日如来とかかれた看板の奥。ちいさな丘の上にお堂がたてられていて、そのそばに、数基の石塔とともに庚申塔がまつられていました。 碑面 碑面(建立年) 庚申幸神 (判読できず不明) 場所 座標値 福岡県福津市上西郷 33.7509332,130.502588 庚申塔の側面に建立年らしき文字がきざまれていたようですが、風化がはげしく、判読できませんでした。

                                                                                  お堂のそばにまつられる庚申塔 福岡県福津市上西郷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                                                                                • 今川のちかくにまつられる庚申塔 福岡県京都郡みやこ町犀川大村 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                                                                  県道204号線と県道34号線が、ちょうど交わる交差点の一角に庚申塔がまつられていました。田川郡添田町南東部の英彦山付近を源流として、行橋市へと流れる今川のすぐそばで、個人宅の駐車場先に庚申塔をみつけることができました。 場所:福岡県京都郡みやこ町犀川大村 座標値:33.651134,130.928480 碑面:猿田彦大神 建立年月:確認できず 庚申塔に向かって右側に、建立年らしき記銘が確認できますが、風化し文字を読み取ることはできませんでした。

                                                                                    今川のちかくにまつられる庚申塔 福岡県京都郡みやこ町犀川大村 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ