ローカル線が岐路に立たされています。岡山県内で「最も厳しい」と言われているのが、新見市を通るJR芸備線…すでに存廃の議論に発展しつつあります。沿線の住民からは、その必要性について様々な意見が聞かれました。 【写真を見る】100円の利益に4000円超の費用が…JR芸備線「存廃議論」に揺れる新見市【岡山】 ■利用者は「芸備線は必要」車窓から覗く人影はわずか…岡山県の備中神代から東城の区間の利用者は1日80人。岡山県で最も利用客が少ないローカル線=芸備線です。 (芸備線で通学する高校生) 「学校に通えなくなるので、芸備線は必要です」 それでも遠くの高校へ通う高校生にとっては、欠かせない移動手段。その芸備線が今、かつてない危機を迎えています。 (JR西日本 平島道孝 岡山支社長) 「芸備線を含める地域公共交通の置かれた現状や課題につきまして、共通認識を持ちながら進めていければ」 ■「100円の収益