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沼野充義の検索結果1 - 6 件 / 6件

  • 「身を切られるほど痛く、恥ずかしい」ロシア文学の大家、沼野充義氏の嘆き 「ウクライナ戦争はロシアの大失敗に終わる」=前編 | 週刊エコノミスト Online

    「身を切られるほど痛く、恥ずかしい」ロシア文学の大家、沼野充義氏の嘆き 「ウクライナ戦争はロシアの大失敗に終わる」=前編 ウクライナの国旗を掲げて士気を高める兵士たち Bloomberg 「ウクライナ人は今後何十年間も、ロシアを絶対に許さないだろう」。ウクライナ侵攻という蛮行に踏み切ったプーチン氏をロシア人はなぜ大統領に選ぶのか。ロシア文学の第一人者、沼野充義氏にロシア社会と文化の背景を聞いた。(聞き手=桑子かつ代・編集部)>>>後編はこちら ―― ウクライナ侵攻が長期化し、ロシア国内での反戦デモやプーチン大統領批判も続いている。ロシア文学の専門家として、どのように受け止めているか。 沼野 あまりにも冷酷でひどい、プロパガンダ(政治的な意図に基づく宣伝工作)が度を超している。プーチン政権に都合が悪いことを全部ねじ曲げて虚偽と決めつけ、事実と正反対のことを終始言い続けている。今回の情報統制を

      「身を切られるほど痛く、恥ずかしい」ロシア文学の大家、沼野充義氏の嘆き 「ウクライナ戦争はロシアの大失敗に終わる」=前編 | 週刊エコノミスト Online
    • プーチン、スターリンを支持するロシア国民 独裁者でなければ統治できない歴史的大国の構図 沼野充義・ロシア文学者=後編 | 週刊エコノミスト Online

      プーチン、スターリンを支持するロシア国民 独裁者でなければ統治できない歴史的大国の構図 沼野充義・ロシア文学者=後編 ウクライナの都市リヴィウに貼られた「プーチンを止めろ」の張り紙 Bloomberg 欧米や日本のスターリン像はロシアでは全く正反対だ。高いスターリン評価と大国ロシア復活を目指す持つプーチン大統領への支持の背景をロシア文学の第一人者、沼野充義氏に聞いた。(聞き手=桑子かつ代・編集部)>>>前編はこちら スターリン礼賛復活 ―― プーチン政権下の20年間、過去の独裁者スターリンを評価する動きが広がっている。 沼野 ロシアの非国営独立系会社がロシア人に対して「人類の歴史上で一番偉いと思う人は誰か」という世論調査をしている。直近の21年5月実施で、1位がスターリンの39%、2位レーニン30%、3位プーシキン23%、4位ピョートル大帝19%、5位プーチン15%だ。 ロシアらしく面白い

        プーチン、スターリンを支持するロシア国民 独裁者でなければ統治できない歴史的大国の構図 沼野充義・ロシア文学者=後編 | 週刊エコノミスト Online
      • 村上―チェーホフ―濱口の三つ巴 ――『ドライブ・マイ・カー』の勝利 /沼野充義|「新潮」編集部

        濱口竜介監督の新作映画『ドライブ・マイ・カー』は、村上春樹の同名の短篇小説を原作としている。というか、村上作品の映画化であることが話題を盛り上げる一要素になっていることは否定できないだろう。しかし、映画を観ると、村上春樹に負けないくらい、もう一人の作家の存在感がこの映画の中では強烈であることが分かる。それはロシアのアントン・チェーホフだ。ただし、村上とチェーホフという強力な二人の作家の「おかげ」で、ではなく、「にもかかわらず」というべきか、この映画はまぎれもない濱口竜介というもう一人の作家の作品になっている。というわけで、三時間近くもある長い映画を観終わって、観た側としても観ただけでもある種の達成感にひたっていると、「村上―チェーホフ―濱口の三つ巴」という言葉がひとりでに頭に浮かんだ。この三者の関係はいったいどうなっているのか。それを解きほぐしてみたい。 映画のタイトルにもなっているという

          村上―チェーホフ―濱口の三つ巴 ――『ドライブ・マイ・カー』の勝利 /沼野充義|「新潮」編集部
        • 井上恒 on Twitter: "4月からNHKテレビのロシア語講座がなくなります。何十年かの歴史が幕を閉じる。米原万里、沼野充義の登場なども印象に残っている。 こんな時だからこそ、相互理解のために、必要だと思う。"

          4月からNHKテレビのロシア語講座がなくなります。何十年かの歴史が幕を閉じる。米原万里、沼野充義の登場なども印象に残っている。 こんな時だからこそ、相互理解のために、必要だと思う。

            井上恒 on Twitter: "4月からNHKテレビのロシア語講座がなくなります。何十年かの歴史が幕を閉じる。米原万里、沼野充義の登場なども印象に残っている。 こんな時だからこそ、相互理解のために、必要だと思う。"
          • 今週の本棚:沼野充義・評 『現代の英雄』=レールモントフ・著、高橋知之・訳 | 毎日新聞

            (光文社古典新訳文庫・1166円) よみがえったロシアの原石 最近めざましいロシア文学の「古典新訳」の機運の中で、一人言わば取り残されたようになっていた文学者がいる。レールモントフだ。彼は十九世紀初頭に、プーシキンを継いで現れた反逆精神たくましいロマン派的な気質の詩人だが、小説家としても『現代の英雄』一作でロシア近代小説の決定的な出発点を築いた。評者自身今回の清新な訳で久しぶりに再読して痛感したのだが、小振りな小説ながら、精緻な文体によって語られる物語は魅力的で、図体(ずうたい)が大きいだけに冗長になるきらいもあるドストエフスキーやトルストイの怪物的長編に比べても、文学的な価値において引けをとらない。 『現代の英雄』には、本書の主人公ペチョーリン自身が書いた手記から「タマーニ」「公爵令嬢メリー」「運命論者」の三編の他に、語り手の「私」と、ペチョーリンのかつての同僚による語りが交錯し、全五編

              今週の本棚:沼野充義・評 『現代の英雄』=レールモントフ・著、高橋知之・訳 | 毎日新聞
            • 書評 『ヨーロッパ文学の読み方――近代篇』(沼野充義・野崎歓): 極東ブログ

              前回放送大学学部の『世界文学の古典を読む 』を聴講し、そのテキストを紹介したが、その続きで、『ヨーロッパ文学の読み方――近代篇』を聴講した。テキストはアマゾンなどでも販売されている。今見たら、残り一点とあるので、ここでその1点がはけて枯渇すると中古本プレミアム価格になりかねない。放送大学テキストは他書店でも販売しているが、放送大学に問い合わせても販売しているし、なにより最寄りの学習センターも販売しているので、そっちをあたったほうがいいかもしれない。 講義およびテキストでは、扱う作品は国ごとに分けられている。 第1回 スペイン セルバンテス『ドン・キホーテ』 第2回 イギリス(1) シェイクスピア『ロミオとジュリエット』 第3回 イギリス(2) スウィフト『ガリヴァー旅行記』 第4回 イギリス(3) ブロンテ『嵐が丘』 第5回 ドイツ(1) ゲーテ『若きヴェルターの悩み』 第6回 ドイツ(2

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