マイクロソフトは日本時間5月24日未明から開催する開発者向けイベント「Microsoft Build 2023」で、Windows上の開発環境向けにビルドの高速化などを実現する「Dev Drive」を発表しました。 Windows上の開発環境では、何千ものディレクトリやファイルが扱われ、ビルド処理によって大量のファイルアクセスが発生します。 「Dev Drive」は、こうした大量のストレージI/O処理の課題を解決する仕組みをWindows上で実現する、新しいタイプのストレージボリュームです。 具体的には、マイクロソフトの最新のファイルシステムとして、大規模なデータに対して効率的に拡張可能で破損に対する高い回復性を備えた「Resilient File System」と、Microsoft Defender for Antivirusの新しいパフォーマンスモードを組み合わせたものです。 これに
Dev Drive は、主要な開発者ワークロードのパフォーマンスを向上させるために使用できる新しい形式のストレージ ボリュームです。 Dev Drive は ReFS テクノロジに基づいて構築されており、対象となるファイル システムの最適化を採用し、信頼の指定、ウイルス対策の構成、アタッチされるフィルターの管理制御など、ストレージ ボリュームの設定とセキュリティをより詳細に制御できます。 ブログ記事「 Visual Studio のパフォーマンス向上のための開発ドライブ」と、 一般的な開発操作全体の平均改善測定値については、Dev Boxes を参照してください。 Dev Drive の設定方法 新しい開発ドライブを設定するには、Windows 設定を 開き、 System>Storage>Advanced Storage Settings>Disks & volumes に移動します。
We are excited to introduce Dev Drive! A new storage volume optimized for developer workloads that delivers performance, security, and control. Dev Drive is built on the Resilient File System (ReFS) and combined with the new performance mode capability of Microsoft Defender Antivirus, provides up to 30% better performance for overall build times compared to current, in-market Windows 11 (22H2). Pe
Windows 11バージョン22H2では、米Microsoft(マイクロソフト)が2023年9月26日以降に提供した更新プログラムによって、「Dev Drive(デブドライブ)」という新しいストレージボリュームを利用できるようになった。Dev Driveはアプリ開発向けのボリュームで、ReFS(Resilient File System)というファイルシステムを採⽤している。 特徴は、Microsoft Defender Antivirusパフォーマンスモードと組み合わせて使用すると、ビルドにかかる時間をこれまでの最大3割短縮できるとしている。Microsoft Defender Antivirusパフォーマンスモードとは、ウイルススキャンを非同期で実行することでパフォーマンスを向上させるモード。例えば、ソースコードをビルドする際には、大量のディスクI/O(Input/Output)が発
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