海老名駅改良工事は、混雑緩和や利便性向上などを目的に、既存駅舎をリニューアルするものだ。新駅舎の設計者はトーニチコンサルタント(東京・渋谷)で、施工者は東急建設・NB建設・関東緑地土木JV(以下、東急建設JV)。22年度の開業を目指し、15年4月に着工した。 鉄骨の架設工事を進めていた20年7月、一部の鉄骨の高さが設計値より最大約54mmも低いことが発覚した。発注者の相模鉄道(横浜市)によると、架設工事に着手したのは20年4月。架設直後は設計値通りの高さだったが、約3カ月後の定期計測時には低くなっていたという。