★鈴木哲夫の核心リポート 7・21参院選はいよいよ終盤戦に突入する。安倍晋三首相率いる自民党が優勢な戦いを続けているが、ここに来て、不安要素が持ち上がってきた。関西電力など4電力会社が、原発再稼働に向けた安全審査を申請したことだ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が選挙戦の最前線に迫った。 自民党中堅議員が、選挙応援で居合わせた、ある閣僚に尋ねた。 「原発再稼働の申請を電力各社が一斉に行いましたが、選挙期間中にやる必要はなかったんじゃないか」 「…」 「先日、新潟に入ったのですが、原発が争点に再浮上して逆風になっているようです。陣営スタッフが『街頭で批判される』と話していました」 東京電力の広瀬直己社長は5日、新潟の柏崎刈羽原発の再稼働に向け、原子力規制委員会に安全審査を申請する方針を伝えるため、新潟県庁で泉田裕彦知事と会談した。泉田知事は「福島第1原発事故の検証が先」などと強い難色を示した。
![自民優勢に暗雲 原発再稼働が参院選を直撃 新潟、東京で反対派が猛追](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/823124b2f24d508aec3cee07efa6f2616388ce79/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.zakzak.co.jp%2Fsociety%2Fpolitics%2Fimages%2F20130714%2Fplt1307140732001-p2.jpg)