クルド人のAさん。仮放免の状態で、いつ強制送還されるか不安だという(photo 野村昌二) この記事の写真をすべて見る 日本で暮らしてきたクルド人の男性(トルコ国籍)が、突然トルコに強制送還された。3カ月に1度、東京出入国在留管理局(東京入管、港区)に出向いた日に、家族に連絡することもできないままだった。政府が強める「不法滞在者ゼロプラン」によるものだが、関係者からは「人権侵害だ」との声があがっている。 【写真】「支援団体に届いた脅迫メール」はこちら * * * 突然の強制送還だった。 埼玉県川口市に住むクルド人の男性Aさん(40代)の弟は今年、トルコに強制送還された。 入管施設への収容を一時的に解かれた「仮放免」の状態で、二十数年間ずっと、約3カ月おきに東京入管に出頭していた。この日もいつものように入管に出向いたが、そのままトルコに送還されたという。 Aさんによれば、弟は結婚して

