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ブックマーク / www.tokyoartbeat.com (7)

  • 「なぜ、これが傑作なの?」展 (アーティゾン美術館)

    ポール・セザンヌ、藤島武二、パウル・クレー、小出楢重、エドゥアール・マネ、アンリ・マティス、クロード・モネ、岡鹿之助、パブロ・ピカソ、ジャクソン・ポロック、オーギュスト・ルノワール ブリヂストン美術館には、長い間、人々に愛されてきた作品があります。 1980年、サザビーズのオークションで、パブロ・ピカソの《腕を組んですわるサルタンバンク》を当館が落札したとき、多くの人々が驚きと喜びの声をあげました。キュビスムの実験をひとまず終えたピカソが、イタリア旅行で得たインスピレーションをもとに始めた「新古典主義の時代」を代表する傑作です。圧倒的な力強さをもった線と色彩が、見るものの心をつかみます。この作品は、ピアニスト、ウラジミール・ホロヴィッツの居間を飾っていました。 今回のコレクション展示では、このピカソ作品を含め、特に当館を代表する12点に焦点をあて、なぜ優れた作品だと考えられているのか、なぜ

    「なぜ、これが傑作なの?」展 (アーティゾン美術館)
  • 「陰影礼讃―国立美術館コレクションによる」展

    高松次郎《影》 この展覧会タイトルを見た時にまっさきに思い浮かぶのが谷崎潤一郎の『陰翳礼賛』、陰影を褒め称えた随筆。谷崎は薄暗い空間にある陰をまとった物質の、そのはっきりと輪郭を出さないあわいが醸し出す美しさを、私たちに教えてくれます。目に見えている空間と物質の間の認識を越えた体験こそが美、まるでジェームズ・タレル《オープン・フィールド》を昔の私たちは日常の中のそこここで作り上げていたようです。 今回の展覧会ではタレルの作品は展示されていませんが、クシシュトフ・ヴォディチコ《もし不審なものを見かけたら……》は、擦りガラスごしに歓談している人々の姿を捉えた作品で、何を言っているのか、誰(どんな属性の人々)なのかが、わかるようで、わからない不思議な作品です。 作品体験は、映像がプロジェクションされていることはわかっているのだけど、当に擦りガラスがあって、その向こうに人々がいるような気分。人々

    「陰影礼讃―国立美術館コレクションによる」展
  • モーリス・ユトリロ 展 (SOMPO美術館)

    モーリス・ユトリロ(1883〜1955年)は、ルノワールら著名な画家のモデルをつとめ、自身も画家として活躍したスュザンヌ・ヴァラドン(1865〜 1938年)の私生児としてフランスのパリで生まれました。展はアルコール依存症の治療のために絵画制作をはじめた「モンマニーの時代」から「白の時代」、「色彩の時代」まで、90余点でユトリロ絵画の画業の変遷を具体的にご紹介します。なお、展の出品作品はすべて日初公開の作品としてお楽しみいただきます。

    モーリス・ユトリロ 展 (SOMPO美術館)
    segawa-y
    segawa-y 2010/05/19
    @新宿
  • 東京・丸の内に三菱一号館美術館がオープン

    三菱一号館美術館の入り口外観。丸の内の一等地に立つ。 4月6日、東京・丸の内に三菱一号館美術館がオープンした。 現在、開館記念展の第一弾として「マネとモダン・パリ」展が7月25日まで開催されている。 「三菱一号館」は、1894年に英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計され、三菱が建設した建造物。1968年に解体されたのだが、今回当時の設計に基づいて復元したものが「三菱一号館美術館」だ。 40年あまりを経て復元された建造物は、当時の一部の部材を再利用したり、製造方法や技術も再現されているという。 開館にあたって美術館館長の高橋明也氏があいさつ。自身もマネのファンで、個人所蔵する史料も展示されているという。 3階建てのこの美術館は、復元した暖炉など内装も特徴的だ。さほどそれぞれのフロアの天井高が高いわけでもないが、いくつもの小部屋が別れている特徴的な構造になっている。今回の回顧展のように

    東京・丸の内に三菱一号館美術館がオープン
  • 「DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展II 田中一光ポスター 1953-1979」 (ギンザ・グラフィック・ギャラリー)

    2010年のギンザ・グラフィック・ギャラリーは<DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展II—田中一光ポスター1953−1979>で幕開けです。 日のグラフィックデザイン界のみならず、世界中に影響を与え続けた田中氏の作品の数々は、いまなおその輝きを失うことはありません。そんな秀逸な作品群と関連資料120,000点の寄贈により、2008年末、DNP文化振興財団により田中一光アーカイブが設立されました。 展では同アーカイブ収蔵作品より、1950年代から70年代に制作されたポスター作品150点を精選して展示。田中氏の生涯にわたる豊かな創造活動の初期から中期までの軌跡をたどります。神戸勤労者音楽協議会や産経観世能といった傑作のほか、知られざる優品も多数ご紹介いたします。 田中氏の創作活動の原点を振り返るとともに、世界屈指のポスター作家へと着実にステップを踏んでいた時代の奥深い魅力を探る展

    「DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展II 田中一光ポスター 1953-1979」 (ギンザ・グラフィック・ギャラリー)
  • 吉村和敏 「PASTOPAL ~聖なる時間(とき)の中で~」 (行幸地下ギャラリー)

    カナダ、イギリス、ドイツ、ポルトガル、チェコ、ノルウェーなど世界の人々の暮らしぶりと風景の撮影を続けている吉村和敏の世界を厳選し、クリスマスからウィンターシーズン、そして早春の輝きまでを展開する写真展を開催。見る人に癒しと感動を与えてくれます!

    吉村和敏 「PASTOPAL ~聖なる時間(とき)の中で~」 (行幸地下ギャラリー)
  • 「PAUL'S ART COLLECTION」展 (Paul Smith SPACE Gallery)

    Paul Smith SPACE GALLERYでは10月15日から11月29日まで、ポール・スミスが長年に渡って蒐集してきたアートコレクションが一堂に会した『ポールズ・アート・コレクション展』を世界で初めて開催いたします。ポール・スミスはファッションデザイナーとしてだけでなく、近年ではフォトグラファーとして広告ビジュアルを撮りおろすなどの活躍に加えて、建築などにも造詣が深いことで知られていますが、なかでもポール自身がティーンのころから集めているアートコレクションは圧巻です。 「ティーンエイジャーの頃に初めて購入したポスターを皮切りに(当時はポスターを購入するだけで精一杯だった)、長年に渡ってアート作品や写真をコレクションしてきました。ほとんどはアートフェアやアートギャラリーが開催する展覧会のポスターで、それらは世界各地にあるポール・スミスのショップにディスプレイされています。そこから見て

    「PAUL'S ART COLLECTION」展 (Paul Smith SPACE Gallery)
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