2008年11月14日 旬な人 佐藤哲也(後編) 静岡大学 情報学部情報社会学科 准教授 社会に応用できる学問のためには、 教育にもゲーム性を取り入れるべきだと考えています。 インターネットを通じて、面白い試みを行っている人物がいる。静岡大学の情報学部、佐藤哲也准教授だ。話題となっているウェブサイトは、“shuugi.in”。株式市場の仕組みを応用することで将来の出来事を予測する手法で、現在、名前の通り来るべき衆議院選挙の議席獲得数の結果をテーマに行われている。「教育や研究にはエンターテインメント性、ゲーム感覚の面白さが大きなファクターになる」と語る佐藤准教授に、お話をうかがった。 衆議院選挙を株式市場に見立てて、 議席数を予測する。楽しそうでしょう。 インターネットが政治のあり方を 変えるんじゃないかと考えました。 「情報社会学の対象テーマは非常に広範囲ですが、僕の研究課題はインターネッ