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  • 相互依存は戦争の可能性を減らしても無くす事は出来ない : 週刊オブイェクト

    先月の毎日新聞の記事で、抑止力と相互依存に関する議論について公平に良く纏まったものが有りました。抑止力について当ブログでは以前に 「中国人民解放軍軍事科学院の江新鳳上級大佐が警戒する沖縄米海兵隊の抑止力」で解説した事があるので、今回は「相互依存」について紹介したいと思います。 反射鏡:民主党と抑止力「考えれば考えるにつけて」=論説委員・岸正人:毎日新聞 相互依存関係にある国に侵攻すれば、自国の経済・社会もダメージを受ける。得失を考えれば、その国は簡単に侵略・侵攻の政治決定を下せない--相互依存を重視する理論は、こうした想定を前提にしている。 米国のジョセフ・ナイ氏らの「複合的相互依存」論の展開も、軍事的安全保障の役割を相対的にとらえる議論である。 反論も当然ある。第一次世界大戦前、英国のノーマン・エンジェルは著書「大いなる幻想」で欧州諸国の相互依存の深まりを根拠に戦争無益論を主張したが、

    相互依存は戦争の可能性を減らしても無くす事は出来ない : 週刊オブイェクト
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    seiryuu8492 2010/08/11
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  • 中国人民解放軍軍事科学院の江新鳳上級大佐が分析する沖縄米海兵隊の抑止力 : 週刊オブイェクト

    「抑止力」についてですが、これは「相手が躊躇する力」というものであるので、相手がどう思っているかが全てです。我々が友軍戦力をどう認識していようと、その抑止力の発揮には何ら関係がありません。つまり相手(仮想敵国)が脅威に思っているなら、それで沖縄の米海兵隊が抑止力であると証明する事が出来ます。 現在、我々の仮想敵国は北朝鮮中国です。嘗てはソ連が第一仮想敵国とされていましたが、ソ連崩壊後のロシアはまだ力を回復しておらず、今の所は仮想敵国から外れています。残るは北朝鮮中国ですが、北朝鮮は情報そのものが少な過ぎて、海兵隊に付いて彼らがどう思っているかは簡単な類推は出来ても具体的な分析までは出来ません。そこで中国の見解を参考にする事にします。中国が沖縄の米海兵隊に付いてどう思っているのか、それを調べて分析していきます。 先ず最初に、この「相手国の意図を分析する」という作業は、中国自身がとても得意

    中国人民解放軍軍事科学院の江新鳳上級大佐が分析する沖縄米海兵隊の抑止力 : 週刊オブイェクト
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    seiryuu8492 2010/05/29
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  • 『軽い戦車は装甲が薄い』という認識の落とし穴

    陸上自衛隊の90式戦車や新型戦車TK-Xについてよく言われる批判ですが、「諸外国の主力戦車よりも20トン近く軽いので装甲が薄い」というものがあります。重い方が装甲が強いという主張は、一見それっぽく見えますが絶対ではありません。同じ重量なら大きさが小さければ装甲は厚くできる為、上手くコンパクト化できれば軽くても装甲は強いままという事も有り得ます。過去には「ライバルよりも20トン以上軽いのに装甲は同レベル」という戦車が存在しました。 それは、我らがソビエトのWWⅡ最強戦車、スターリン戦車3型(ИС-3;JS-3/IS-3)の事です。ライバルのナチスドイツの重戦車ティーガーⅡより23トンも軽いにも関わらず、その装甲は決して見劣りするどころか、同等以上の防御力を有していました。 ナチスドイツの重戦車「ティーガーⅡ」を打倒すべく造られたJS-3は、コンパクト化と避弾経始を徹底した事により未来的なフォ

  • 無防備 : 週刊オブイェクト

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    seiryuu8492 2010/01/17
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  • ヘリコプターの進化と沖縄海兵隊ヘリ部隊の合理性 : 週刊オブイェクト

    冒頭から噛み合わない議論ですね・・・ 昨年の12月21日に書いた記事「なぜ普天間基地移設先は沖縄県内でなければならないのか」への反論がありましたので対応したいと思います。 ただ、私の書いた記事に言及して反論を行うなら、トラックバックで通知するなりメールで連絡するなりして欲しいのですが・・・こちらが気付くのが遅れますので。 それでは相手方の主張を3つに分けて再反論を行っていきます。先ずは「米海兵隊の戦略と沖縄」編です。 普天間基地県内移設に合理性は皆無 - モジモジ君の日記。みたいな。米海兵隊の戦略と沖縄 マジレスすると、海兵隊にとって重要なことはヘリや支援戦闘機、揚陸艦、上陸部隊が一体となって行動できること。その意味で言えば、佐世保の揚陸艦艇、岩国の支援戦闘機などと一体運用するためには、民間の飛行機がほとんど使ってない佐賀空港あたりにでもヘリ部隊を移し、付近に上陸する地上部隊の駐屯地を作る

    ヘリコプターの進化と沖縄海兵隊ヘリ部隊の合理性 : 週刊オブイェクト
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    seiryuu8492 2010/01/08
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  • 独立戦争、敵味方双方の目的とは

    それでは番外編二つを挟みましたがようやく編に戻ります。「米海兵隊の戦略と沖縄」編に続き、今回お送りするのは「台湾危機と米軍基地」編です。 普天間基地県内移設に合理性は皆無 - モジモジ君の日記。みたいな。台湾危機と米軍基地 台湾というのは、2000万人余りの人々が暮らす生活圏である。だから、台湾の人々にとって重要なことは、自分の生活圏が戦場にならないことであって、戦争になったら、その時点で「負け」と言っていい。なにより、戦争にならないことが大事なのである。 いいえ、それは間違っています。「勝ち負け」は目的を達成するかどうかによります。例えば「独立戦争」は目的が独立であって、独立を達成すれば勝利となります。「革命戦争」の場合は目的が革命であって、革命を達成すれば勝利となります。 例えばベトナムは、太平洋戦争が終わった1945年当時、2000万人余りの人々が暮らす生活圏でした。だからといって

    独立戦争、敵味方双方の目的とは
  • リデル=ハートの格言「平和主義者の好戦性」について : 週刊オブイェクト

    反戦平和運動は半ば宗教と化し、布教活動を行う者は異なる意見に耳を貸そうとせず、反対意見を持つ者に対して勝利を得ることを企てている・・・それは、とても攻撃的で、平和的な性質のものではなかった・・・「平和主義者の好戦性」について嘆く声は、今も昔も変わりが無いのでしょうね。 1げと Posted by 名無しОбъект at 2009年07月18日 23:31:36 1 Posted by 名無しОбъект at 2009年07月18日 23:41:16 真の平和とは秩序を伴わなければならない。秩序がない状態を従わせるのは結局武力の補助が 必要という事になる。 武力の完全否定というのは結局は中程度の犯罪すらも取り締まれないという所で既に破綻してる。 ソマリアにいくら援助物資を送ろうが、学校を建てようが、文官を送ろうが、 諸民族や部族、宗教派閥、権力者、国家間で殺し合いを繰り返してたんじゃお話

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  • 週刊オブイェクト

    ロシアの地対空・艦対空ミサイル「9M96」系列の考察。コールドランチで発射されるミサイルでメインロケットモーター点火前に姿勢を転換するには通常サイドスラスターが用いられる。しかし9M96はサイドスラスターが中央の重心付近にあり、終末誘導時のスライドする動きによる位置修正用であるために姿勢転換には使えない。 実際の発射を見ると、中央のサイドスラスターではなく前方の部分から黒いガス噴射を継続していることが分かる。 ↓9M96の発射を真下から見た映像。90度倒した映像で、画面左側が甲板。 ガスの噴き出しがこの2方向に見える。このガス噴射と前方操舵翼で発射直後の姿勢転換を実施している可能性。 2017年4月23日、沖縄県うるま市・米軍施設ホワイトビーチで開催された「2017ホワイトビーチフェスティバル(2017 White Beach Festival)」に登場したアメリカ陸軍のミサイル発射機。P

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