趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:悪魔の爪と呼ばれる植物、ツノゴマを育ててみた > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 簡単に 葱油拌麺(ツォンヨウバンミィェン) 作れます 材料は マルタイラーメン 細いネギ。調味料は 後程説明。 マルタイの いつもと違う味わいを 引き出しましょう ネギと油で。 元々は 「葱油拌麺」 中華です。
そこらへんの金網でラジオが聞けた、という記憶 一部のAMラジオ局が今月から暫定的に止まる、というニュースを聞いて思い出したのだ。 以前こどもとゲルマニウムラジオを手作りしたときに、うまく聞こえなくて送信所の近くまで行ったら聞こえたことがあった。で、試しにイヤホンをそこらへんの金網に直接つけてみたらそれでも聞こえたのだ。なんだこれでいいじゃん、となった記憶がある。 この機に、それが本当だったのか試してみたい。 思い出の場所に行く さっそく現地にやってきた。 埼玉県川口市にある、文化放送のラジオ送信所だ。駅から30分歩いてやってきた。 記憶では、ここに見えているあらゆる金属にイヤホンをくっつけたらラジオが聞こえたのだ。金網とか、ガードレールとか。 ちなみにくっつけるイヤホンはこんなやつだ。 クリスタルイヤホンといいます 弱い電流でもうまく音に変換してくれるイヤホンだ。両端がクリップになっている
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:アサリが砂を吐きたくなるシチュエーション比べ (デジタルリマスター) > 個人サイト むかない安藤 Twitter 興味はあったけど眺めてただけでした 横浜桜木町駅を使うたび、駅のホームからなんだか面白そうな乗り物が見えるなと思っていたのだ。 野球を観に行くときに通る駅です。 駅のホームからなにやら楽し気な乗り物が見えるのだ。 ロープウェイである。 横浜にロープウェイができた、という話は聞いて知っていたのだが、その時は(山でもないのになぜ?)と思っていた。ロープウェイは山とか高いところに行くために乗る乗り物だろう。 しかし、だ 駅に降りてみて確信した これは きっと楽しい。 桜木町の駅を降りて、運行するロープウェイを下から眺めてみてはじめ
1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:写真屋さんでマイ楽器の写真を撮ってもらうとアガる > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ 「おてごろモーニング」と「まんぞくモーニング」 ジョイフルは九州を中心に展開するファミリーレストランで、個人的な話をすれば僕の家から半径20km圏内にある唯一の飲食チェーン店である。365日規則通りに点灯消灯を繰り返す店舗看板、生活圏にあっていつでも気軽に入れる飲食店。まさにメシア、いや、飯屋。 当サイトの年始企画で山盛りの肉を食べた店、ジョイフル ジョイフルの料理の良さは日常的なおいしさにあると思っている。ギリギリ実家の料理を超えないくらいの、親近感のある味付けがいい。あんまりおいしすぎると普段の食事と差が生まれて日々の食に対する有り難みが目減りするから
「フグは食いたし命は惜しし」と言われてるかと思えば、「フグ食う馬鹿、食わぬ馬鹿」とも言われ、フグはそのずば抜けた味覚と恐ろしい猛毒で我々日本人の魂を揺さぶってきた。 取り扱いが厳重に規制されているが、フグの中でも特に強い毒がある卵巣をぬか漬けにして食している地域が石川県である。 しかも毒が消える仕組みがはっきりわかっていないために昔ながらの方法を頑なに守って製造しているのだ。そんな「禁断のグルメ」と呼ばれる発酵食を一大産地である美川の老舗「あら与」に取材し、体感してきた。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:パンケーキリクガメパンケーキを作る > 個人サイト バレンチノ・エ
1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー) 前の記事:「私はロボットではありません」をチェックするロボットを作る > 個人サイト むだな ものを つくる ヘアアレンジ初心者から脱却したい 妻の始業時間が早すぎるのと、僕の始業時間が遅すぎるので、子どもの朝の支度は僕の担当になっている。 朝ご飯を作って食べさせて、ハミガキをして、着替えさせて、幼稚園まで送る。 朝の時間は戦争だ。 その一連の流れの中で「髪の毛を結ぶ」という工程がある。 自分の髪も他人の髪も結んだことはない。これまでの人生で経験がない作業だ。 ということで一番簡単であろう二つ結びをやることにした。1歳のときのむすめ、かわいいな!(心の声) 髪を二つに分けてゴムで結べばいい。これならさすがに業界未経験でも安心だ。 前
目が覚めるような鮮やかな赤色のトマトの看板に書かれた「サラダ館」の文字。 窓から覗いてみると、どうも飲食店でも八百屋でもなさそうだ。 サラダ館って、一体なんのお店なんだ? あのとき通り過ぎたサラダ館はなんだったんだ わたしとサラダ館の出会いは中学生の頃に遡る。 バスケットボール部に所属していたわたしは、練習試合があるたびに1時間に1本しかない電車に乗って、隣の、そのまた隣の町にある中学校へ通った。 紫色に蛍光オレンジのラインが入った、学校指定のジャージに身をつつみ、わらわらと駅から学校まで歩く道中にサラダ館があった。 どう考えても変な店だ。 賑やかな隊列の最後尾をだらだら歩いていたわたしだけが、大きなトマトの看板に気づいていたと思う。 サラダだけを売ってる店だとしても変だし、そもそも食べ物を売っているような店には見えない。だってショーウィンドウには「どれだけ歩いても疲れないスニーカー!」な
大容量。515gなんて普段料理しない自分にとっては多い。必死に使った記憶がある。 昔の写真を探していたらガーリックバターソースでもちを焼いていた。さぞおいしかっただろう。 ステーキのときに使ったり、パンを食べたり、ほかにもパンを食べたり、パンを食べてなんとか消費をしていた。基本パン。 そして月日は流れて、ある日「あのガーリックバターソースでトーストが食べたい」とふと思ってネットで調べたところ、205gサイズが出ていた。これなら使い切れるサイズだ。 ちょうどいいサイズの205g。 バターとガーリックがパッケージに描かれているのは、開けたらニンニクのにおいがするから気をつけろの意味(違う) 開けた瞬間にニンニクのにおいがする。「そんなおおげさな」という人、買ってもらうか、一度家に来てほしい。かがせるから。そんなにしなかったらごめん。 ガーリックバタートーストを作る まずはトーストで食べてみる。
弊サイトの2007(平成19)年の記事「東京の本当に何もない駅」に登場した、ゆりかもめ市場前駅。 当時、本当に何もなかった駅は、2024(令和6)年の今現在、どんな感じになっているのか、見に行ってきました。 17年前は、本当に何もなかった 今からおよそ17年前の2007年。デイリーポータルZが「東京の本当に何もない駅」として、ゆりかもめの市場前駅を、当時ライター(後にデイリーポータルZ編集部)だった工藤さんが取材しています。 2007年5月31日デイリーポータルZ『東京の本当に何もない駅』より 2007年といえば、今(2024年)から17年前ということになります。 この年、アップルは最初のiPhoneを発売し、Googleはストリートビューを公開しました。インターネット界隈ではエポックメーキングな年といえるかもしれません。 当時の首相は安倍晋三(一期目)で、宮崎県知事だったそのまんま東の「
デイリーポータルZは2024年1月1日から運営会社が変わります。 新しい運営会社は「デイリーポータルZ株式会社」です。 独立します 流浪のサイトとして運営会社が2回変わってきましたが、ついにデイリーポータルZ株式会社になります。代表は私、林がつとめます。 これまでお世話になったみなさま、ありがとうございました! そして支えてくれた読者のみなさま、これからもよろしくお願いします! サイトは変わりません、もっとおもしろくなります サイトは変わりません。暖かい靴下専門サイトになることも考えましたが、冬しかアクセスがなさそうなので踏みとどまりました。 これからも楽しく、読んだ人の気分を良くするサイトであり続けます。 来年からはデイリーポータルZのための組織で間接業務が少なくなりますし、出張申請せずにどこにでも行けます(ただし全部高速バス)。思いつきを実現できる環境になるのでサイトはもっとおもしろく
景色からたちどころに国が分かる人がいる Googleのストリートビューを使った場所当てゲーム「GeoGuessr(ジオゲッサー)」というものがあるのだが、そのトッププレイヤーたちのレベルが凄まじいことになっている。 先日「RTA in Japan Summer 2023」という、いろいろなゲームを全速力でクリアする大会の一種目に GeoGuessr の枠があり、プレイヤーである Daig_O さんのプレイがすごいと話題になった。 ↑実際のプレイの動画 プレイ中の画面。この景色からどこの国かを当てるのだ。(「GeoGuessr - RTA in Japan Summer 2023」より。以下、イベント風景のキャプチャは全て同動画から) GeoGuessr にはいろいろな遊び方(モード)があるが、この大会では国を当てるモードでプレイが行われた。そのようすを少し紹介したい。 第1ラウンドめ(30
もともとAlibaba.comというB2Bのサイトがあり、その個人向けサイトだからAliExpressという名前である。ウォルマートもカルフールもマックスバリュも小型店舗にエクスプレスをつけてるのでそれと同じ流儀だと思う。 買いかたはAmazonと同じでカートに追加してチェックアウト。 Amazonのように自ら売ることはなく、AliExpressが仲介して販売者が発送する。商品はすべて国外から届く。 ちゃんと届くの? 届く。でも遅い。 商品ごとに到着時期が書いてあって2週間からひと月ぐらいかかる。 基本「忘れた頃に届く」である。すぐ使いたいものはAmazonかヨドバシドットコムで注文してください。 配送日はまちまち でも最近はそこに書いてある時期よりも早く届くことがある。 そして、choiceと書いてある商品はAmazonPrimeのようなもので、1週間ぐらいで届く。 4年ぐらい前は届かな
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:関西一の酷道!暗峠にある「峠の茶屋 すえひろ」が最高だった なかなか入ることのできなかった「かき広」 数か月前のある夜、用があって久々に淀屋橋へ行った。用事を済ませて地下鉄の駅から帰ろうとしたところ、「かき広」のネオンが光っていた。 光り輝く「かき広」のネオン それを見て、「え、この店って営業しているのか」と驚いた。近くを歩くたびに気になっていたが、その年季の入り具合からして、失礼ながら「もう廃業してしまっているのかも」と勝手に決めつけていたのである。ネオンが光っているということは、営業しているんだろう。 しかし、その日は急いで帰宅せねばならず、後ろ髪を引かれつつ駅へと急いだ。今度こそ
家のぬいぐるみにパンツをはかせてみた。数日後、脱がせると急に全裸感を感じた。この世界にある全てのものは、パンツをはかせ、しばらくしてから脱がすと全裸感が生まれるのではないか。いろいろ試してみた。 急に全裸感を感じる 家にたくさんぬいぐるみがあるのだが、特に気に入っている子がいる。 表情、フォルム、サイズ感、さわりごこち、すべていい……! このぬいぐるみに、なんとなく余ったハギレでパンツをつくってはかせてみた。 巣鴨のパンツみたい かわいくて気に入ったのでしばらく着せたままにしていた。 数日後、ふと見るとパンツが脱げていた。 急に全裸感!!なんで!? もともと何も着てないぬいぐるみだったのに、パンツ姿に慣れすぎて、ものすごい全裸感を感じた。裸でうろうろしないで欲しい。 もしかして、この世界にある全てのものは、パンツ(もしくはパンツに類似する衣服)をはかせ、しばらく見慣れてから脱が
朝、朝食を食べる。 当たり前のことである。 しかし平日出勤前に、ファミレスのモーニングを食べたことはなかった。 ひとの少ない平日朝のファミレス…想像以上に優雅な時間を過ごせるんじゃないかと思い、1週間で5つのファミレスモーニングを巡ってみた。 それは平日朝だけにあらわれる、街角の別天地であった。 意外と早起きなファミレスたち 私の住んでいる東京都調布市周辺では、平日モーニングを実施しているチェーンは5つあった。 デニーズやロイホはなんとなく朝食イメージがあったけど、ガストやジョナサンもこんなに早かったのか そこで実際に1週間、月〜金まで出勤前にファミレスモーニングを巡った。 どれも素晴らしいひとときだったのだが、まずは何を食べたかを紹介したい。 〈目玉焼き&ベーコン ソーセージセット615円+パンケーキ変更110円〉 オーソドックスでボリュームたっぷりの朝食だ 〈シャキシャキキャベツのハム
海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:シベリア鉄道に揺られて寝正月 > 個人サイト つるんとしている あの大鍋が日本で もったいぶらずに一番いい画からいきましょう。これがお店でいただいたプロフ。日本人になじみのある料理で例えれば、これは一種の炊き込みご飯だ。たっぷりの油と、かたまり肉と、にんじんのやさしいうまみが混然一体となった炊き込みご飯。 みてみて、このお肉。繊維がほろほろにほどけて、これだけでなんかもう、いろいろ約束されてしまっているでしょう 肉のうまみもさることながら、ふわっと香るスパイスとにんじんの甘さも加わって、要素かけ合わせまくり。過剰で背徳的なうまさなのだ。最後に現地でプロフを食べたのは3年も前になる。嬉しくて懐かしくてあやうく涙が出かけた。 おれは料理人でもないのにめっそ
1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツのキャラ入りハムのクセが強すぎる > 個人サイト words and pictures ナポリタンはおいしい 最近、ナポリタンにハマっている。 私の住むドイツでも簡単に手に入る食材でできる上、手早くチャチャっと作れるので昼ごはんに食べたりしている。 私の母がナポリタン好きではなかったこともあって、子供の頃食べた記憶はほとんどない。だがなぜかここ数年、ナポリタンを食べたいと思うようになった。 そんな母と最近電話で話していたところ、「ナポリタンっておいしいよね」という話になった。 横浜生まれのナポリタン 調べたところ、ナポリタン発祥の場所は横浜ホテルニューグランドだという定説を見つけた。戦後、アメリカの進駐軍がスパゲッティにケチャップをかけて食べている
1988年静岡生まれ・静岡在住。平日は制作会社勤務、休日は大体浜名湖にいる。 ダイエット目的でマラソンに挑戦するが、練習後温泉に入り、美味しいものをたらふく食べるというサイクルを繰り返しているため、半年で10kg近く太る。 前の記事:8の字巻きをマスターしたい 『そのまま食べられる』と書いてある 先日、母とスーパーで買い物をしていた時、春巻きの皮コーナーの前で母が突然立ち止まりこう言った。 「春巻きの皮って、そのまま食べられるだに」 ほ、本気ですかお母さん。春巻きの皮なんて、どこからどう見ても「火を通さんと食べられんよ」と言わんばかりの風貌をしているじゃない。 なぜそのまま食べられると気づいたのか聞いてみると、パッケージに書いてあるという。 書いてあった。表にめちゃめちゃ書いてあった 『そのままでも食べられます』 こんな目立つ場所に、こんなはっきり『そのまま食べられる』と書いてあったなんて
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