原材料価格の上昇などで車の生産コストが上昇する中、自動車メーカーの間では販売価格を抑えるため、インドで生産した車を日本に逆輸入する動きが相次いでいます。 このうち、スズキはインドで生産した小型のSUV=多目的スポーツ車を逆輸入し、先月から国内で販売しています。 この小型SUVは日本を含む世界70か国に輸出されていて、会社では量産効果によるコスト低減やインドの比較的低い労働コストを生かして販売価格を抑えているということです。 8年前にインドから逆輸入した小型車は販売が伸びず、4年間で終了しましたが、今回は日本で求められる安全機能を搭載し、再び逆輸入することを決めたということです。