英語には「一日にリンゴ1個で医者要らず」ということわざがあるが、「一日に3杯のコーヒーを飲む人は長生きする」かもしれないという研究結果が報告された。 以前からコーヒーによる健康効果は報告されていたが、ヨーロッパとアメリカでお互いに独立して行われていた新たなる研究で、一日に3杯のコーヒーを消費することが早死のリスクを下げるという結果が出たのだ。 2本の論文が同時に『Annals of Internal Medicine』誌に掲載された。肝疾患、循環器の問題、消化器関連の疾患におけるリスクの低下とコーヒーの関係についての発見について記されている。 この画像を大きなサイズで見る 科学者たちの考えでは、この効果はカフェインではなく、コーヒーに含まれる抗酸化化合物によるものだ。カフェインレスコーヒーを飲む人々も同じ恩恵に与っていた。 肝臓の機能を高め、炎症を抑え、免疫システムを増強する効能が、コーヒ