サントリーホールディングスが100%子会社・ファーストキッチンの全株式をウェンディーズ・ジャパンに売却する方針だと、各紙が5月23日、報じた。 同社は「ファーストキッチンの事業譲渡に関する報道があったが、当社から発表したものではない」というコメントを発表した。 日本経済新聞などの報道によると、売却額は数十億円で、売却後もファーストキッチンのブランドは残る見通しという。サントリーはサンドイッチチェーンの日本サブウェイ株式も手放しており、酒類・飲料事業への集中を進める。 ファーストキッチンは1977年設立で、現在は135店舗(4月末時点)を展開している。ウェンディーズは米ハンバーガーチェーンとして1980年に日本に上陸したが、2009年に撤退し、11年に再参入。だが現在は曙橋店(東京都新宿区)のみになっており、店舗網の強化が急務になっていた。 関連記事 高級バーガー「カールスジュニア」が1号店
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