火星や太陽系の成り立ちに迫ろうと、火星の周りを回る2つの衛星「フォボス」と「ダイモス」に探査機を送り込み、表面にある物質を採取して地球に持ち帰ろうという世界でも初めてのプロジェクトに、日本とフランスが協力して挑戦することになりました。 このため、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、「フォボス」と「ダイモス」に探査機を送り込み、表面にある物質を採取して地球に持ち帰ろうという世界でも初めてのプロジェクトに、フランスと協力して挑戦することになりました。 10日は、東京で署名式が行われ、JAXAの奥村理事長とフランス国立宇宙研究センターのル・ガル総裁が文書を交わしました。 日本は、これまでに探査機「はやぶさ」で小惑星の表面から物質を持ち帰ることに成功しているほか、フランスはアメリカと共同で火星の探査に成功しています。 日本とフランスでは、今後、それぞれの技術を組み合わせて新たな探査機の開発を進め、7