最初の出会い遅めの夕食を近所のコンビニに買いに行ったら コンビニ向かいの歩道で倒れてる人がいた。 腹減ってるし人通りもそれなりにある道だから、最初は何もせずに帰宅した。 タイムリーなニュース心の中にモヤモヤは残るもののテレビでも見て気晴らしするかとつけたら、 まるで狙っていたかのように路上で熱中症でなくなったというニュース。 美人のキャスターが俺に助けに行けと言っているような気がした。 二度目の出会い時間的には10分くらい経つはずだがいまだにその人は倒れていた。 肩をたたいて呼びかけてみると意識はある。 「大丈夫ですか?」と問いかけると、「大丈夫」と言いながら首を縦に振るがモゴモゴしていて聞きづらい。 膝を見ると新しい切り傷。真っ赤になっているじゃないか。 転んでそのまま立ち上がれず横になっていたのだろう。 救急車を呼ぶ意識はあるが、意思疎通ができている気がしないので念の為救急車を呼んだ。