カプコンがスマートフォン向けに展開するゲーム5作品について、10月中旬にサービスを停止させることが18日、分かった。いずれも利用者が思うように集まらず収益が悪化していた。カプコンはゲーム専用機向けでは「モンスターハンター」シリーズなどをヒットさせているが、スマホ向けでは苦戦が続いている。 サービスを停止するのは、店舗運営ゲーム「モンハン商店アイルーでバザール」、音楽ゲーム「オトレンジャー」など5作品で、サービス展開中の約20作品の4分の1に上る。特にモンハン商店はモンハンのキャラクターを使用し期待されたが、専用機での人気を十分に取り込めなかった。 カプコンは平成26年3月期にスマホ向けゲームの一部開発中止などで50億円の特別損失を計上。今年4月にスマホ向けゲームの開発を東京支店のパソコン向けオンラインゲームの開発チームと一本化するなどてこ入れしているが、ヒット作品は生まれていない。新作