sekizui__hhbのブックマーク (23)

  • ボーカロイドのこれまでとこれから 前編 - 美忘録

    はじめに。初音ミク10周年おめでとうございます。私は君の歌う歌をただただ聴くことしかできませんけど、これからもよろしく願い致します。 さて題。こうして初音ミクが多くの人間に祝福されながらめでたく10周年を迎えたということで、文では「ボーカロイドのこれまでとこれから」と題して、今までボカロが歩んできた歴史とそれを取り巻く環境、そしてそれらから導き出されるボカロの未来像について、超音楽素人の立場から少し考察してみようと思います。少しとは言いましたが、かなり長くなってしまいました。天井のシミを数えること以外何もすることがないくらい暇な時にでもお読みください。 1.これまで 第1章~初音ミク黎明期~ 合成音声ライブラリ「初音ミク」は2007年8月31日に発売されるや否や、ニコニコ動画という伝播性と共有性を兼ね備えた最強の土壌の上でそのポテンシャルの高さを遺憾なく発揮し始めた。しかし最初期は単に

    ボーカロイドのこれまでとこれから 前編 - 美忘録
    sekizui__hhb
    sekizui__hhb 2019/11/30
    初音ミクとそれを愛した人々、そして時代
  • 【アイナナ1stライブ感想】私たちはアイドルの輝きが永遠でないことを知っている - nanaraikansouiitaiのブログ

    2018年7月7日、8日の2daysに及ぶ「アイドリッシュセブン」1stライブが終わって、あまりの多幸感にいろいろなことを考えて、ライブ翌日の池袋駅再ジャックを見たら感謝の気持ちがあふれて吐き出さずにはいられなくなったので、永遠にTwitterのTLを埋め続ける発作を抑えるためにその日のうちにブログへ書き綴りました。ライブの感想と題してるけど、ほぼ交通広告への感謝の気持ちです。 超個人的な思い出帳なので、あまり細部のことは気にしないでください。興奮してるオタク特有の癖で言い回しが無駄に尊大ですが、ファンの代弁ではないので共感してもしなくても大丈夫です。後半になるほど何が言いたいのか分からない感じです。 でももし興味があったら「アイドリッシュセブン」というアプリをプレイしてほしい。全ストーリー無料です。えっ、このボリュームで無料とかすごいね?? ■3年間を詰め込んだ悲願の1stライブ ■西武

    【アイナナ1stライブ感想】私たちはアイドルの輝きが永遠でないことを知っている - nanaraikansouiitaiのブログ
    sekizui__hhb
    sekizui__hhb 2018/07/10
    不思議とアイドルオタクにはこういう熱量いっぱいの文才が多いなあ、感動が生のまま伝わってくる。泣きながら読んだ。ありがとう
  • 追悼しない - 能町みね子のふつうにっき

    迷ったけど、中途半端に140字を連発して真意が伝わらないのが嫌なので、別の箇所に書いたものをここに転載する。 思い出などは特に書かない。自分のためだけにわがままな文を書く。 腹が立つ気持ちと、悲しい気持ちと、恐怖がかわるがわる訪れる。忙しい。気持ちだけで大変なので仕事などできない、と思いながらちゃんとギリギリのことはやっているので、自分の鈍感さを頼もしく感じながらも憂う。毎日15回くらい泣いている。昨日も起きていきなり泣いてびっくりした。今も泣いている。 昨日は人との仕事が終わったあともう何をしたらいいかわからず、国会図書館からなんとなく歩いた。歩いたら文藝春秋に着き、ホテルニューオータニの華やかな光の前を通り、土手に上って真っ暗な道を歩き、四ツ谷にたどりつき、四ツ谷のロンに初めて入った。喫煙可の表示を見て、思いつきで、吸わないタバコを買って来て吸った。強いものをやっても定着しないだろうと

    追悼しない - 能町みね子のふつうにっき
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    sekizui__hhb 2018/05/20
    恐ろしささえ感じる
  • 話すことが苦手すぎる

    大学生。ちょっとおかしいのかもしれない。 子どもの頃から人前で話すのが苦手で、10人くらいのくだけた雰囲気での発表でも心臓がばくばくして、汗が出てきて、頭が真っ白になる。そしてわけの分からないことをボソボソっと口に出して、おしまい。 人前に出ることをひたすら避けて生きてきたけど、大学ではそうもいかなくて、どうしたらいいのか分からない。 勉強は得意でもないけど、苦手でもない。暗記は得意な方だと思う。文章を書くのも好きで、趣味小説を書いたり、新聞に投書したりしている。新聞には何度か載ったこともある。を読むのも好き。 レポートや投書した意見を友人に見せると「これほんとに自分で書いたの?」とよく聞かれる。 わたしは人前に限らず、人と話すのも苦手だ。苦手というか、馬鹿みたいな話し方をしてしまう。対紙ならすらすらと出てくる言葉が上手く出てこなくて、「だってほらあれじゃん、ええと、あれ」なんて話すこ

    話すことが苦手すぎる
    sekizui__hhb
    sekizui__hhb 2018/04/09
    出力の問題。発話の仕組みを脳内につくる練習をする。一番いいのは思ったことなんでもガンガン言語化していくこと。「みんなの前」だから緊張するだけ。その内できるよ
  • 片付けができない

    増田は神経質できっちりしてる人が多そうだから共感できないかもしれないけどとにかく片付けができない 数学の展開図の問題なんかも物凄く苦手(空間認識が苦手)なのが関係してるんだと思うけど 積み上がった紙類だとかどこに何を収納するとか 見たり考えたりすると頭の中が絡まった糸みたいにぐちゃぐちゃになってワーッと叫びたくなる 自分の家ならともかく職場がめちゃくちゃになってて困る 非正規で自分のパソコンがないからデータとか何でも紙で来る リーフレットとかパンフレットとかサイズも厚みも違うものがたくさん自分のところに回ってきて どこまで捨てていいかも判断できない シュレッダーにかけるものと紐で縛って捨てるものの判断も難しい 職種がちょっと特殊で職場内に同じ仕事してる人がいないから相談がしにくい 障害があるんだろうって思うけど田舎だし診てくれるところがあるのかって不安で あと頭が悪いから車の運転ができない

    片付けができない
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    sekizui__hhb 2018/04/09
    空間認識能力があるとできることは、絵が描ける、展開図がわかる、地図でどこにいるかわかる、ボールがどの辺にあるかわかる、など ソースは私
  • 元・サブカルオタクへ

    結局、サブカルが好きって言うのは「これが好きな自分は特別」っていう感覚が第一なんだと思うんすよ。 ただもうSNSさんが発達しすぎて、そこらじゅうに「サブカル好き」がたくさんいることに気づいて、サブカルオタクは死んだんですよね。 いい時代ではあると思うんですよ。 ただ、自分のアイデンティティだったり、個性だったりに自信の持てない十代の若者にはキツイと思う。多分。 今でもインターネットにはアンダーグラウンドは存在しているし、密かに活動しているクリエイターやコアな人気をもつパフォーマーもいるにはいるんだけど。 それにたどり着くまでには運と根気がかなり必要になってきている気がする。 一昔前、自分が「サブカル」だと感じていたものはマイナーメジャーといったあたりだろう。 今ではそんなマイナーメジャーのカルチャーなんて氾濫していて、ファンもくっきりとその実像を確認することができる。 「自分だけがこのカル

    元・サブカルオタクへ
    sekizui__hhb
    sekizui__hhb 2018/04/09
    趣味はサブカルど真ん中なんだけどこのご時世ほんとサブカル死んでる(認知されてない)のでうまくやっていけている
  • 人を愛せない人間はどうすれば救われるのか?

    表面的な行動ならいくらでもできる。 老人に席を譲ったり、同僚の仕事を助けたり、 病の友人に見舞いをしたり、落とし物を届けたり、 後進のためにできることをやっておく、 家族のためにサービスする、彼女にサプライズして喜んでもらう、 できるだけ楽しい思い出になるように「ニコニコ仮面」を被りお調子者を演じる。 どんな冗談をどのタイミングで言えば笑いが取れるか計算する。 思っていた通りの反応。 その繰り返し。 だけど、俺は人を愛せない。 俺を慕ってくれている家族や恋人、友人には当に申し訳ないのだが、 どうしても人を心の底から愛したことがない。 愛する人のために命を捨ててもいいというような境地に至ったこともない。 ただ自分のできる範囲内で「サービス」しているだけだ。 あまりにも演技が上手くいってるおかげで優しいとか気が利くとか評価され慕われている。 けれども、それは全てただの行動だ。 単にそうしたほ

    人を愛せない人間はどうすれば救われるのか?
    sekizui__hhb
    sekizui__hhb 2018/04/09
    「他人」への愛に固執する必要なんてないんじゃない。モノでも自分でも動物でも少しでも心を捧げたいと思えたらそれが愛だよ
  • 少女のままでいたかった

    かわいい服が好き。 年々似合わなくなる。 顔が、顔つきが、肌が、似合わない。 体型だって昔みたいにガリガリに細いままじゃいられなかった。 働くには体力がいる。 成長期になって、胸が出てきたのが気持ち悪かった。 お前は大人の女性なんだって強要された気がした。 幸いAカップ程度だけど、全くなしのぺったんこのままが良かった。 今でも、自分の胸は嫌い。 見るたびに吐き気がしてる。 好きな格好ができなくなることが辛い。 アイデンティティは今後も歳を重ねる度に壊される。 すごく辛い。 別に何歳になったって好きな格好すればいいじゃん、って思ってたけど 顔と服が似合わないまま好きな格好をすることの方が辛い。 周りは関係ない。自分が許せない。 年相応の服装にまったく興味が持てない。 それを着てるのは誰なんだろう。 それこそただの大人だ。 何着てたって自分は自分って分かってるけど、 私にとって服装は自己表現の

    少女のままでいたかった
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    sekizui__hhb 2018/04/04
    わたしたち器は支配できないけど、中身だけは何も関係なくあるがままでいられると思うよ
  • 「混ざりたい」

    ある界隈では口にした瞬間にその場の全員から石もて追われ二度とその界隈の住人とは見做されなくなる恐ろしいワードである。うっかり口にしようものなら村八分確定であり、女性同性愛者を意味するスラングを気軽に口にするポリコレ意識のあまり高くない人たちからもぶっ叩かれる究極のポリティカルインコレクトネスである。だが、以前うっかりこの言葉を使ってしまいフォロワーさんから非難の大合唱を浴びた人間として、少々自己弁護を口にしてみたくもなる。 私たちが見たいのは関係性である。しかし関係性が好きならBLだろうが百合だろうが区別なく摂取すればいいのに何故百合ばかりを求めるのか、と言われればそれはイケメンの男の子よりも可愛い女の子が好きだからである。いやイケメンの男の子も嫌いではないし同性としてこいつ性的魅力にあふれてんなとは思うが性的対象ではないのである。これは逆側もそうではないのか。BLを嗜まれるお姉さま方のけ

    「混ざりたい」
    sekizui__hhb
    sekizui__hhb 2018/03/17
    既にブコメに上がってるけど、「百合前提の夢を百合と呼ぶかどうか」という話なのでは
  • 牡蠣ってさ、

    普段なに考えながら生きてるんだろう

    牡蠣ってさ、
  • 普通の人間ってめっちゃタフだな

    朝起きて移動して仕事して他人と過ごして帰ってきて自分の時間でなんかして寝て起きてまた移動する 子供いるやつは世話までしてる 俺なんて寝て起きてトイレ行くだけでしんどいよ そしてまた寝るのだ みんなすごいな

    普通の人間ってめっちゃタフだな
    sekizui__hhb
    sekizui__hhb 2018/03/15
    わたくしなんて、食事も睡眠も義務感ですよ
  • 男たちは呪われているのか-「アナ雪」のクリストフに見る脱ヒーロー

    若干話題が古いけど、こういう対談がある。 「アナと雪の女王」のクリストフはなぜ業者扱いなのか? 夏野剛×黒瀬陽平×東浩紀の3氏が男性視点で新解釈 https://www.huffingtonpost.jp/2014/08/07/anayuki-genron_n_5660493.html ざっくり要約すると「アナ雪は女性だけで解決してしまい、クリストフはただの業者扱い。男としては疎外感を覚える」というような内容。 この対談、女の自分から見ると「???」なところが多くて、 >「わざわざ男いらないって強いメッセージを出している。なんでそこまで王子モデルを攻撃しないといけないのかと」 というくだりには被害妄想めいたものを感じてしまった。 クリストフは王子様じゃないけれど、誠実で素朴ないいやつだ。孤独な変人だけど、仕事と家族を大切にしている。 そこらの王子様モデルよりよほど親しみが持てるし、ありのま

    男たちは呪われているのか-「アナ雪」のクリストフに見る脱ヒーロー
    sekizui__hhb
    sekizui__hhb 2018/03/11
    ありのままの俺、を肯定するために必要なのは女性からの肯定も必要でしょ。女性の方が男性の選り好み強い印象だから、問題は山積みだ
  • 名作の書き出しを疑問文にすると間抜けになる

    国境の長いトンネルを抜けると雪国でしたか? (川端康成『雪国』) 吾輩はですか? (夏目漱石『吾輩はである』) 恥の多い生涯を送って来ましたか? (太宰治『人間失格』) 長い歳月が流れて銃殺隊の前に立つはめになったとき、恐らくアウレリャノ・ブエンディア大佐は、父のお供をして初めて氷というものを見た、あの遠い日の午後を思い出しましたか? (ガルシア・マルケス『百年の孤独』) ロリータ? (ウラジーミル・ナボコフ『ロリータ』) きょう、ママンが死にましたか? (アルベール・カミュ『異邦人』) 新幹線から在来線への乗換口はすぐにわかりましたか? (東野圭吾『真夏の方程式』) 泰平ムードという言葉がありますか? (澁澤龍彦『快楽主義の哲学』) を書く人なら誰でも、読者が自分のから得た知識をどんな場面で活用するのか、頭の中に思い描いていますか? (ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』)

    名作の書き出しを疑問文にすると間抜けになる
    sekizui__hhb
    sekizui__hhb 2018/03/10
    人生を楽しく生きるコツって、こういう発想ができることなのかも
  • お前もオタクなら好きなものをべた褒めする長文を書きやがれ|まきちゃん|note

    タイトル通りだ。お前は自分の好きなものを長々と褒めちぎるテキストを書くべきだ。人に勧めることを意識すると更に良い。レビューなんかでも良い。人生ベストのリストみたいな形態でもOKだ。とにかく、「俺はコレが好きで、こういうところが最高で、これをお前らに知ってほしい!」というのを書いていくべきだ。 僕たちは地獄のような時代を生きている。何かを茶化すだけの低俗なミームが蔓延り、焼き直しのような非生産的なネタがいつまでも受け、煽り記事はいつまでも消えず、パラノイア野郎はどこにだって湧いてくる。 僕はもう飽き飽きしてしまった。インターネットの使われ方自体が変わっていってるのはわかっているが、それにしても今の状況は酷すぎる。ずっと前から酷いが、年々ヤバくなっている。ウンザリだ。 だからせめて自分だけでも、と思い、このnoteで萌え語りを始めたのが最近のことなのだが、これが思った以上に楽しい。オマケに記事

    お前もオタクなら好きなものをべた褒めする長文を書きやがれ|まきちゃん|note
    sekizui__hhb
    sekizui__hhb 2018/03/02
    うひゃ〜目が覚めた気分
  • 十年間、探していた同人誌の作者を見つけた。

    私が初めてコミケに行ったのは、高校二年生の夏休みだった。 その時ハマッていたジャンルの有名なサークルさんの新刊がどうしてもどうしても読みたくて、真っ先に読みたくて、コミケの参加方法を調べて、交通機関を調べて、一生懸命メイクをしてを履いて水筒と小銭を持ってコミケに行った。 人が多いと聞いていたけど、こんなに多いとは思っていなくて、足踏み散らかされ吐きそうになりながら目当ての新刊をゲットした。最高だった。 早く読みたい早く読みたい!! と思っていたのはそうなんだけど、せっかくなら、もうちょっと見て回りたいな、と思ったので少し会場を見て回ることにした。 当時の私は高校二年生だったので、参加費を勿体なく思ってしまったのだ。 他のサークルさんを下調べもしなかったし、一般初参加で勝手が分からない私は、取り敢えず会場をぐるぐるしてみようと思った。 取り敢えず見て、良き出会いがなければ素直に帰るか~とい

    十年間、探していた同人誌の作者を見つけた。
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    sekizui__hhb 2018/03/02
    最高だな
  • 理由のない多幸感

    数年に一度あるかないかのタイミングで じっとしているのが難しいほどの幸福感としかいえない気分に包まれる事がある とくになにも理由のない瞬間 バスにのってどこかへ移動している時であったり 夕飯の買い物のためスーパーをブラついている時であったりする それはごく短い時間で終わってしまう これは一体何なのだろう ほかの誰にでもある事なのだろうか あまりこのような体験を聞く機会は無いが… ちなみに 毒親と同居していた期間や、離婚した配偶者と生活している間にこの気分が訪れた事は一度もなかった かといって、特に今の中年貧乏一人暮らしの毎日に満たされているというわけでもない。 わけのわからない寂寥感や悲しみ、絶望を感じる事もあるが こっちは望まなくてもしばしばやってくる。

    理由のない多幸感
  • 読書に限らず、何か行動を起こしたいときには抵抗の順番に環境をコントロ..

    読書に限らず、何か行動を起こしたいときには抵抗の順番に環境をコントロールするとよい。 電車の中で読書が捗るという人は、恐らくを開くことよりスマートフォンを眺めることのほうが抵抗が強いのだろう。 人によってはを持ち歩いて鞄から出して両手を塞ぎながら読むということのほうが抵抗が強い場合があるので、一概に電車なら捗るというものでもない。 テレビゲームなどの抵抗なくできるものが沢山ある自室内で読書を選択することは、他にできるものを我慢するストレスと戦う必要があるので、よほど読みたいでない限り無理だと言って良い。 人間は誘惑の奴隷だ。そして誘惑は満たしても満たしても次から次へと生み出されるものでもある。 その中で必要な行動を選び続けるには、誘惑との距離という制約を自らが能動的にコントロールする以外にない。 ただ、この原則を理解できればかなりのものに応用することができる。 勉強、筋肉トレーニン

    読書に限らず、何か行動を起こしたいときには抵抗の順番に環境をコントロ..
    sekizui__hhb
    sekizui__hhb 2018/02/12
    見習いたい
  • おかあさんだけど

    今日の晩御飯何べたい?

    おかあさんだけど
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    sekizui__hhb 2018/02/06
    素敵だ
  • みんなが地獄に落ちる時代

    ネットが普及する前は、自分の周囲の人達との付き合いだけで世の中が回っていた。自分と接点のある人の数が今より大幅に少なかったから、憎しみや悲しみに触れる機会にも上限があって、それで心のバランスが保てていたし、自制も出来ていたように思う。その分広い世の中について知るのは難しかったけれど、ネット以前の人間はみんなこうやってバランスをとって生きていたんだと思う。 でもネットが普及して以降、世の中の悲しみや憎しみ、矛盾、他人を傷つける発言、クズのような人間や会社、そういうものに触れる機会が大幅に増えてしまった。他人から攻撃されることが増えたことや、他人を攻撃している人をたくさん見ることによって、「自分も他人を攻撃していいんだ」と思う人が多数派になって、憎しみが溢れる世の中になってしまった。ネットが普及する前の時代に比べ、僕らが外部に発信する憎悪や汚い感情は何十倍にも何百倍にもなっていると思う。昔の人

    みんなが地獄に落ちる時代
    sekizui__hhb
    sekizui__hhb 2018/01/28
    「知る悲しみ」を大切にして生きたいと思えますよ(開高健さんのお言葉)
  • セクシャルおじさんの憂鬱

    セクシャルおじさんは憂だった。セクシャルなランジェリーは華やかで、おじさんの心も晴れやかであるように見えたが、実際は憂でメランコリーだった。 セクシャルおじさんには娘がいた。名をテリー美といった。おじさんは男の子が生まれたらテリーと名づけようと思っていたが、生まれた子供は女の子だった。しかしおじさんは諦めきれなかった。そこで苦肉の策として、テリー美と名づけたのである。は大反対だったが、おじさんは満足していた。やがて成長したテリー美は案の定、名前のせいでいじめられることになった。テリー美は父を恨んだ。どうしてこんな名前をつけたの。馬鹿じゃないの。死ねばいいのに。それに息もすごく臭い。おじさんは悩んだ。もちろん娘に罵倒されたからではない。思春期を迎えた娘が買ってきた下着をこっそり身につけてしまう自分の性癖について悩んでいたのだ。娘の下着でこんな破廉恥な真似をしていいものだろうか。だが悲し

    セクシャルおじさんの憂鬱