北朝鮮から来たと見られる木造船が立ち寄った、北海道松前町の沖にある無人島の建物から家電製品などが無くなっていたことについて、警察は木造船の乗組員が持ち出した可能性があると見て、窃盗の疑いで捜査することにしています。 警察や第1管区海上保安本部、地元の漁協の関係者らが4日、島で調査を行った結果、このうち漁協が所有する小屋は玄関のドアが壊され内部が荒らされた状態で、中にあったテレビや冷蔵庫などの家電製品のほか、食器や布団など家財道具一式がほとんど無くなっていたことが確認されました。 また、海上保安部が管理する松前小島灯台のソーラーパネルの一部も何者かに取り外された状態で、パネルはその後、港で見つかったということです。漁協や海上保安部は4日、島での調査は終えましたが、ほかにも無くなっているものがないかさらに調べることにしています。 島の漁港の管理をしている松前町水産課の佐藤祐二課長は「予想以上に
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